2022/07/10
契約のときに必要な印鑑は?
不動産の契約の際には、署名・捺印が必要になります。
その際に必要な印鑑について説明します。
印鑑の種類について
実印が必要な場合
印鑑登録がしてある印鑑を実印と呼びます。不動産の賃貸借契約書に捺印いただく場合でも「実印(印鑑登録済みの印鑑)」での捺印が必要になる場合があります。印鑑登録をしていない場合、印鑑登録をしていただいた上で、ご捺印をしていただく必要があります。
特に、連帯保証人を立てる場合は、連帯保証人様は実印(印鑑登録済みの印鑑)でご捺印いただく事が一般的です。
認め印
スタンプタイプ以外の印鑑(朱肉を付けて押すタイプの印鑑)を認め印と言います。この場合は、印鑑登録は必要ありませんし、印鑑の種類も特には問われません。ですので、100円ショップで売っている印鑑でも大丈夫です。ですがスタンプタイプの印鑑(シャチハタ)はご使用いただく事はできませんので、注意が必要です。
銀行の届け出印
お家賃を口座引き落としにする場合は、銀行口座を作った際にご登録いただいた印鑑が必要になります。銀行の届け出印がどれだか分からない、無くしてしまった場合は、銀行で届出印を確認していただく必要があります。
電子署名はダメなの?
最近では署名・捺印をいただく習慣が減りつつあります・・・。お客様から「電子署名はできないの?」というご質問をよくいただくのですが、一部のご契約で電子署名できる場合もありますが、だいたい9割ぐらいは署名捺印が必要になります。ご面倒だとは思いますが、徐々に電子契約も増えておりますので、もう少しお待ちください。
まとめ
いかかでしたでしょうか?契約の時の印鑑といっても種類があります。ご契約の時に必要になりますので、事前にご準備していただくようになります。
不動産業界は古い業界でして、、いまだに印鑑と署名が必要になるんです。お客様によっては驚かれて、署名捺印に疲れてしまうケースもよくあります・・・(;^ω^)
「なぜ署名・捺印が必要なの?」と疑問を持たれる方も多いと思います。理由はありますが、徐々に不動産の契約も電子に移行しつつあります。完全電子になるまでは、まだ少し時間がかかりそうです。
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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