2025/06/14
敷金・礼金ゼロのカラクリ、ホントのところ!
こんにちは!アブレイズ・コーポレーション渋谷駅前支店です!
「敷金・礼金ゼロ!」――部屋探しの広告でよく見かけるこの言葉。おトクそうに見えて、つい飛びつきたくなりますよね。でもちょっと待って!本当におトクなのか、裏はないのか?この記事では「敷金・礼金ゼロ物件」のカラクリと、契約前に知っておくべきポイントを、わかりやすく解説します!
敷金・礼金ってそもそも何?
まず基本を確認しましょう!
敷金:入居時に大家さんに預けるお金。退去時に部屋の修繕費などに使われ、使わなかった分は返ってきます。
礼金:大家さんに「貸してくれてありがとう」として渡すお金。基本的に返ってきません。
つまり、敷金は“保証金”、礼金は“お礼”。この2つを合わせると、家賃の1〜2ヶ月分が必要になるのが一般的です!
敷金・礼金ゼロ物件って本当にゼロ?
広告に「敷金・礼金ゼロ」と書かれていても、実際には別の名目でお金がかかることがあります!
よくある“隠れコスト”の例
クリーニング代(退去時)
敷金がない代わりに「ハウスクリーニング代」として退去時に3万~5万円かかることが多いです。これは契約時に明記されているので、よく確認しましょう!
保証会社利用料
敷金がないぶん、保証会社を利用するケースが増えています。初回保証料は家賃の30%〜100%、更新料が毎年1万円前後かかることも。
鍵交換代
相場は1.5万〜3万円ほど。初期費用として請求されることがほとんどです。
室内消毒費、安心サポート費
実質的にはオプション扱いですが、「契約必須」とされる場合も。相場はそれぞれ1万円前後。
つまり、「敷金・礼金ゼロ」とはいえ、完全に“初期費用ゼロ”になるわけではありません。むしろ、見えにくい形でしっかりお金はかかってくるのが現実です。
敷金・礼金ゼロ物件のメリット
それでも、こうした物件には確かにメリットもあります♪
初期費用を抑えられる
家賃7万円の物件で、敷金・礼金がそれぞれ1ヶ月分かかるとすると、初期費用だけで14万円がプラス。ゼロならこの分が浮くわけです。学生さんや新社会人、急な引っ越しでお金に余裕がない人には大きな魅力!
短期間だけ住むならコスパが良い
1年未満の短期居住の場合、敷金はあまり返ってこないし、礼金は丸ごと損。ゼロ物件のほうが合理的です!
敷金・礼金ゼロ物件の注意点
ただし、長く住む予定なら注意すべき点もあります!
原状回復費が高くつくことも
敷金がないぶん、退去時の修繕費はすべて自己負担になります。壁紙の傷、床の凹み、水回りのカビなど、細かく請求されることも。
家賃が相場より高めに設定されていることも
「初期費用ゼロ」の代わりに、毎月の家賃が高めに設定されていることがあります。長く住むと結局割高になるケースもあるので、周辺の家賃相場を必ずチェック!
入居審査がやや緩め=住人の質がバラつく
敷金・礼金ゼロの物件は、入居のハードルが下がるぶん、トラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。隣人トラブルや騒音問題が起きやすい傾向もあります。
見るべきポイントはここ!
実際に物件を選ぶとき、こんなポイントをチェックしましょう!
契約書をよく読む
退去時の費用や、清掃代の記載をチェック!
保証会社の条件を確認
保証料や更新料など、トータルでいくらになるのか把握する。
周辺の相場と比較する
家賃だけでなく管理費や共益費も含めて比較!
入居期間を見積もる
1年未満ならゼロ物件は有利。3年以上住む予定なら、多少初期費用がかかっても敷金アリのほうが結果的にお得なことも!
じゃあ、どんな人に向いてるの?
敷金・礼金ゼロ物件は、以下のような人に向いています!
・引っ越しにかけるお金をできるだけ抑えたい人
・家具付きやマンスリー感覚の物件を探している人
・フットワーク軽く、すぐに次に移れる人
逆に、
・長く落ち着いて住みたい人
・トラブルを避けたい人
・契約内容を細かく読むのが苦手な人
には、あまり向いていないかもしれません。
最後に:安さには理由がある。だからこそ見極めが大事!
「敷金・礼金ゼロ」は確かに魅力的♪でも、その裏にどんな条件があるのか、しっかりチェックすることが大切です。初期費用の安さだけに飛びつくのではなく、「トータルでいくらかかるのか」「自分のライフスタイルに合っているのか」を考えることで、後悔しない部屋探しができます!
大事なのは、“安さのワナ”にひっかからず、納得できる選択をすること!そのためには、不動産屋さんにガンガン質問して、自分の目で確かめていきましょう!
部屋探しは、新しい生活のスタート地点。気持ちよく踏み出せるよう、ちょっとした知識と注意力を持って、理想の部屋を見つけてください!
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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