2022/04/07
【賃貸】強制退去になる理由とは?~強制退去までの流れについて~
強制退去になる理由とは?
家賃滞納
強制退去になる理由で最も多いと言われているのが家賃の滞納です。
振り込みをうっかり忘れてしまったり、残高不足で引落ができなかったなど1~2日の滞納では強制退去までにはなりません。
しかし、2~3ヵ月の滞納など期間が長引いたり、管理会社やオーナーからの督促も無視してしまうと契約違反で強制退去も求められてしまう可能性が高くなります。
また、1か月の滞納の場合でも頻度が多い場合は、オーナーからの信頼も損なわれ強制退去へと繋がってしまう可能性があります。
ペットの無断飼育
言葉通り、ペット不可の物件やペット可能にも関わらず申請せず、無断で飼育していることが判明した場合は強制退去になる可能性があります。
バレなければという軽い気持ちで無断飼育をしてしまうと、大変な事態になり兼ねませんので事前にペット可能物件で部屋探しをし、必ず申請してペットと一緒に入居しましょう!
又貸し
契約者以外の人が入居している場合は、契約違反となります。
同棲を目的でのお部屋探しの際や、途中から同棲になった場合など契約者以外の同居者の申請を事前時行っていない場合は契約違反となり強制退去になってしまう可能性があります。
また、契約者が他の人へ部屋を貸し出ししてしまっている場合も同じです。
騒音トラブル
音楽を大音量で聞いていたり、連日友人を招いて遅くまで飲み騒いでいたりと騒音トラブルを繰り返している場合、強制トラブルへと繋がる可能性があります。
マンションやアパートでも音の伝わり方は異なりますし、騒音といっても人によってうるさいと感じたり感じなかったりという場合もありますが、極端な騒音トラブルはしっかりと気を付けるようにしましょう!
また、楽器可能物件でも時間の指定があったり、夜間での禁止事項などがある場合がありますので、しっかりと入居時のルールを理解しておきましょう!
悪臭・害虫問題
ごみを捨てずに、ごみ屋敷状態で悪臭を放っていたり、害虫が発生したりと近隣住民へ害になってしまっている場合、立ち退きの要求が可能となっております。
強制退去までの流れとは?
強制退去といってもすぐに強制退去になるわけではありません。
強制退去までいくつか流れがあります!
①問題改善による督促
まず初めに、管理会社から問題になっている点の改善を求める督促が送られてきます。
ここで問題が解決されれば次に進むことはありませんが、問題が解決されないままだと次に進みます。
②賃貸契約解除予告
①で問題点が解決されなかったり、管理会社からの連絡を無視し続けてしまうと契約解除の書類が届きます。
家賃滞納の場合だと、早くて2~3か月後には契約解除となります。
ここで、契約解除に応じない場合は次に進みます。
③オーナーによる訴訟
契約解除も住み続けている場合、オーナーによって訴訟を起こし、明け渡しの請求を行います。
これでも退去をしない場合、退去の強制執行へと移行します。
④強制退去
法的手段によって強制退去へとなった場合、家財一式を撤去される可能性もあります。
強制退去執行に掛かる費用は借主負担!?
オーナーによって訴訟を起こしたことによる掛かった費用や退去時の費用に関しては、原則としてオーナー負担になりますが強制退去後、オーナーは借主へその費用を請求することができ、家賃滞納の場合はその分も請求されてしまうことになります。
そのこともしっかりと把握しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
強制退去へと繋がってしまう理由や、流れについて意外と大丈夫だと思って無視し続けてしまったことによって大きな事態になってしまう可能性があります。
借主側に問題点がある場合は、管理会社やオーナーからの連絡を無視せず問題解決へと臨んでください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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