2022/06/19
【不動産勉強日記#15】間取りの「S」って何?
皆さんこんにちは、アブレイズコーポレーション渋谷駅前支店です!
不動産勉強日記第15回、今回は『サービスルーム』についてご紹介していきます!
サービスルームって何?
間取り図を見ていると、「○SLDK」「○LDK+S」などの表記を目にしますが、これはいったい何の略称なんでしょうか?
答えはサービスルームです!
ちなみにサービスルームは、前回のロフトと同様に建築基準法上の「採光」・「換気」の基準を満たしていないため居室ではありません。
また、Sの他にも「N(納戸)」「DEN(書斎)」「F(フリールーム)」など表記が違うことがありますが基本的な構造に大きな違いはないようです。これらは一般的に収納用の部屋として利用されますが、クローゼットや押し入れとはまた別で、人が中に入って歩ける程度の広さがあります。
サービスルームのメリット・デメリット
サービスルームがあることのメリットとしては、同じ面積でも居室としての表記が少なくなる分、家賃が安いことが多い点です。同じ面積の「2SLDK」と「3LDK」の物件でも、「2SLDK」のお部屋の方が賃料が安く設定されています。
一方、デメリットとしては居室として認められていないため、窓がないことが多く、換気がしずらい点です。これからの梅雨の時期は湿度が上がり、カビが発生してしまう原因にもなりますので、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させるようにしましょう。ロフトを紹介した時と似ていますね。
他の収納スペースとの違いは?
収納スペースにはクローゼット・ウォークインクローゼットといった種類がありますが、どんな違いがあるのでしょうか?
クローゼット:衣類や小物を収納するスペース
ウォークインクローゼット:歩き回れる天井高やスペースがある収納部屋
サービスルーム:収納だけでなく、使い方次第では部屋としても利用が出来る
サービスルームの活用法!
サービスルームは採光が少なく、リビングなどの部屋と比較すると薄暗いです。しかし、日光による家具などの日焼けがあまりないというメリットがあります。
本棚や机、椅子などの家具をそろえれば簡易的な書斎としても利用することが出来ます。しかし、サービスルームにはコンセントがある場合とない場合がありますのであらかじめ確認しておきましょう!
まとめ
今回はサービスルームについてご紹介しました!
サービスルームは納戸やフリールームとも呼ばれ、建築基準法において居室とは認められていません。ですが、使い方次第では収納スペース以外にも活用法がたくさんあります!
ライフスタイルに合わせてアレンジしてみるのもいいかもしれませんよ!
それではまた次回の不動産勉強日記をお楽しみに~♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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