2021/12/03
賃貸物件への入居時にやってほしいこと
◆賃貸物件に入居する際にやってほしいこと
無事にお部屋探しの契約も済ませ、鍵も受け取り「よし新生活だ!」という状況になったら、まずは本格的に荷物を入れる前にやっておいた方が良いことがあります。それが入居時の室内チェックです。
ご契約時や鍵の受け取りの際に「現況確認書」や「入居時チェックシート」といった名称の書類を渡されることが多いと思います(物件によっては室内に置いてあることもあります)。
新築、中古を問わず賃貸物件は基本的に現況渡しとなります。特に中古物件であれば生活に使用をきたさない程度の多少の汚れや傷などがある状態でのお引き渡しになることもあります。
ですので、まずは入居時に家具家電を本格的に納入する前にお部屋をチェックして、現況確認書や入居時チェックシートを記入して管理会社に返送しましょう。
この提出により、自身が退去する際に入居時から付いている汚れや傷について修繕費用を請求されないようにする意味もあるのです。
◆どのような部分をチェックすればよい?
それでは、お部屋をチェックする際はどのような部分をチェックすればよいのでしょうか?
壁は汚れや傷がつきやすく、床は傷がついた場合の補修に多額の費用がかかってしまうため、多少の傷であればそのまま引き渡されることが多いようです。ですので、まずは壁や床を重点的に確認するようにしましょう。
また、システムキッチンやお風呂といった水回りや給湯、エアコンや浴室乾燥機などの設備についてはひととおり試験的に動作させて壊れていないか確認しましょう。当然、お引き渡し時には作動する状況でのお引き渡しとはなるのですが、寒い時期に空室期間が長い場合などは配管が凍結してお湯が出ないなんてこともまれにあります。
当然、このような設備が動かないなどのトラブルがあれば直してもらえるのですが、場合によっては業者の手配などに時間がかかってしまう場合もあるようなので、早めに動作確認した方が良いでしょう。
◆不具合があった場合は?
入居時の室内チェックで汚れや傷、設備の不具合があった場合、設備の不具合であれば前述のとおり直してもらえる可能背が高いのですぐに管理会社へ連絡するようにしてください。
また、壁や床の傷や汚れなどはあまりにひどくなく、生活するのに支障をきたすわけでなければ現況での引渡しとなりますが、上記の現況確認書や入居時チェックシートに状況の詳細を記載して管理会社へ返送するようにしてください。なお、慎重を期すために写真を撮っておくのも有効です。
◆まとめ
物件の鍵の引き渡しを受けるとやはりワクワクしますよね。
でも、上記のとおり入居時に室内や設備をチェックすることは、トラブル回避のためにとっても重要です。まずは冷静になってしっかりと確認するようにしてください。
また、現況確認書や入居時チェックシートは特に傷や汚れ、不具合がない場合もサインして返送するようにしてあげてください。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では入居時のチェック項目についても詳しくご説明差し上げておりますのでご不明点などあればお気軽にご相談下さいませ。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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