2024/08/23
賃貸物件で民泊はダメって知ってた?
こんにちは!アブレイズコーポレーション渋谷駅前支店です!
みなさん、「民泊」って知っていますか?最近では、旅行者がホテルではなく、一般の家やマンションに泊まることが増えています。これを「民泊」と言います。旅行者にとっては、地元の人の生活を体験できるので人気がありますが、実は賃貸物件を民泊として使うことはできません。その理由を分かりやすく説明します。
民泊とは?その魅力とは?
民泊とは、個人が所有している家やマンションの一部を旅行者に貸し出すことを言います。これによって、旅行者はホテルとは違った体験ができるんです。たとえば、地元の人が住んでいるエリアに泊まれるので、その土地ならではの雰囲気を楽しめるのが魅力です。特に、観光地でホテルが満室の時や、少しでも安く宿泊費を抑えたい人に人気があります。
しかし、民泊にはいくつかのルールや法律があり、誰でも簡単に始められるわけではありません。次に、その法律について見てみましょう。
民泊には特別な法律がある
日本では、民泊を行うためには「住宅宿泊事業法」という法律に従わなければなりません。この法律では、民泊を行う人やその運営に関わる人たちに対して、それぞれ役割と責任が決められています。たとえば、民泊として部屋を貸す場合は、年間で180日以上貸し出してはいけないなどのルールがあります。また、部屋にはキッチンやお風呂など、生活に必要な設備が整っている必要があります。
さらに、民泊を運営するためには、事前に自治体へ届け出をしなければならないというルールもあります。届け出なしに始めると違法となり、罰金や営業停止のリスクもあります。
賃貸物件で民泊ができない理由
1. 勝手に他の人に貸すのはNG
賃貸物件、つまり借りているお部屋を他の人に貸すことは「転貸(てんたい)」と呼ばれます。法律では、転貸をする場合はオーナーさんの許可が必要です。これは短期間でも同じことです。つまり、自分が借りているお部屋を無断で民泊として旅行者に貸すことは、契約違反になります。
たとえば、友達に短期間だけ部屋を貸す場合も転貸にあたります。そのため、民泊を行いたい場合は、まずオーナーさんに相談して許可を得る必要があります。許可を得ずに民泊を始めた場合、契約を解除されてしまうこともあります。
2. オーナーさんが許可を出しにくい理由
多くの場合、オーナーさんは民泊として物件を貸すことに対して慎重です。その理由としては、
▪ 誰が泊まるかわからない:見知らぬ人が頻繁に出入りするのは、オーナーさんにとって心配の種です。
▪ トラブルが心配:部屋がどのように使われるか、何か壊されるのではないかと心配になります。
▪ 言葉の壁:特に外国人が宿泊した場合、トラブルが起きても日本語が通じない可能性があります。
▪ 近隣トラブルのリスク:知らない人が頻繁に出入りすると、隣人からの苦情が発生するかもしれません。
3. マンションのルールも重要
もし分譲マンションに住んでいるなら、民泊を行うにはマンションの管理組合の許可も必要です。多くのマンションでは、管理規約に「民泊禁止」と明記されていることがあります。この場合、オーナーさんの許可を得ても、管理組合が民泊を認めない限り、その部屋を民泊として貸すことはできません。マンション全体の住民が共有するエレベーターや廊下を、頻繁に見知らぬ人が利用することに対して、多くの住民が不安を感じるためです。
4. お部屋の使い方が違うとルール違反
賃貸契約では、物件を借りる目的が「住居用」として決められています。しかし、民泊として使うと「宿泊用」となり、これは契約違反となります。これを「用途違反」と言い、決められた用途以外で部屋を使うことは契約上認められていません。
住居用として借りた部屋をオフィスや店舗として使うことも同様に、契約違反となります。契約違反が発覚した場合、契約解除だけでなく、違約金が発生することもあります。
民泊として貸した場合、どうなる?
もし黙って賃貸物件を民泊として使った場合、どうなるのでしょうか?まず、最初に言えるのは、リスクが非常に高いということです。見つかった時点で、契約解除が命じられる可能性が高く、さらにお部屋を早急に明け渡す必要があります。
また、違約金や損害賠償が発生することもあります。契約書には、民泊に関する違約金として家賃の3~6か月分を請求する内容が含まれていることが多いです。違約金の額は契約内容によりますが、数十万円になることもあります。
民泊として貸してもバレない?
「バレなければ大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、実際にはそう簡単ではありません。ほとんどの場合、隣人や上下階に住んでいる人からクレームが寄せられます。特に、頻繁に旅行者が出入りしていると、すぐに不審に思われます。
また、旅行者は日本の生活習慣やマナーを知らないことが多く、特に夜間に騒ぐ、ゴミの出し方が違うなどの理由でトラブルが起きる可能性が高いです。これらの点から、民泊として貸し出した場合にバレないというのは、非常に難しいと考えてください。
まとめ
賃貸物件を民泊として使うのはリスクが大きく、基本的にはNGです。もし、自分の住んでいるお部屋の隣が民泊として使われていたらどう思いますか?夜遅くまで騒がれたり、知らない人が頻繁に出入りするのは、不安になりますよね。だからこそ、オーナーさんや管理組合も慎重に対応しているのです。
賃貸物件を利用する際は、契約内容をよく確認し、法律やルールを守って利用することが大切です。自分の住まいを大切にし、トラブルなく快適な生活を送りましょう。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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