2023/06/10

賃貸物件で雨漏りした場合の対処法とは？

皆さんこんにちは、アブレイズコーポレーション渋谷駅前支店です！

今回は「賃貸物件で雨漏りした場合の対処法」についてご紹介したいと思います！

賃貸物件の雨漏りの原因は？

①屋上からの水漏れ

マンションの屋上には防水工事が施されているのが基本ですが、築年数が経っている物件の場合、その防水機能が劣化して屋上の亀裂などから雨水が入り込む恐れがあります。

また、屋上の排水機能の低下や排水溝周りの劣化なども雨漏りの原因の一つとして考えられます。

②外壁の劣化・破損

外壁は常に紫外線や雨風など外的環境にさらされているため、建物の中でも劣化が大きい部分です。外壁のひび割れや壁内部の劣化は、雨漏りの原因でもあります。

③窓の隙間からの漏水

窓の隙間からの漏水はサッシのゆがみ、シーリングの劣化が原因で起こります。

しかし、新築や築年数の浅い物件で漏水が起こる場合は施工不良のケースも考えられます。

もし雨漏りしてしまったらどうすればいい？

もし賃貸物件で雨漏りが発生した時は以下の3つのポイントを覚えておきましょう！

①雨漏りしている箇所を撮影する

まずは雨漏りしている箇所の写真を複数枚撮影しておきましょう。

写真を撮影しておくことで、現場の証拠となり、だれに賠償責任があるか考える時に使うことができます。

また、雨漏りのせいで家具や家電などの家財にも被害があった場合は、賠償請求時に必要となるため被害があった家財の写真も撮ることを忘れないようにしましょう。

②被害の拡大を防ぐために応急処置をする

写真を撮り終えたら応急処置を行いましょう。

ごく小さな雨漏りだったり、今後しばらく雨が降らない状況でも応急処置は必要です。天井からの雨漏りの場合はバケツやブルーシートで雨水を止めましょう。窓からの雨漏りの場合は漏水する箇所を雑巾やテープで防ぎます。

また、漏電の可能性があるため雨漏りしている箇所の近くに電子機器がある場合はプラグやコンセントを抜いておきましょう。雨漏りを放置して、下の階にも被害が及んでしまったり、建物に重大なダメージが残ったりしてしまうと、借主に修理費用の請求がいく可能性もあるため放置だけは絶対にしないでください！

③大家さんや管理会社に連絡する

室内の応急処置が一通り終わったら、大家さんや管理会社に連絡をします。

このとき雨漏りの修理業者へ連絡するのは✕！なぜなら、賃貸物件の持ち主はあくまで大家さんとなっているからです。そのため、雨漏りがひどすぎて部屋が水没しかけているなどの緊急でない限りは大家さんに連絡するようにしましょう。

大家さんや管理会社に連絡が取れたら、撮影した写真と共に雨漏りの状況を説明し、修理の日程を決めていきます。この際、修理の日程はしっかり決めるようにしましょう。日程をあいまいにすると修理を後回しにされてしまう可能性もあります。また、修繕を依頼する場合は、修繕だけでなくその後の定期メンテナンスもお願いするようにしましょう。