2023/02/18

探す前に知っておきたい！賃貸住宅の常識☆②

先日、賃貸住宅の常識について説明させていただきました。今回はその続編として「探す前に知っておきたい！賃貸住宅の常識☆②」をお伝えしたいと思います！
前回の記事はこちら→探す前に知っておきたい！賃貸住宅の常識☆①

平米（㎡）数と坪数の違いについて

賃貸物件に限らず、不動産の面積として表記されるときに、平米（㎡）数で表記されているときと、坪数で表記されるときに分かれると思います。どちらがどうなのか、お伝えしたいと思います。

１平米（㎡）あたり：０．３０２５坪

１坪あたり：約３．３０５７㎡

となります。平米数から坪数を出したい場合は、平米（㎡）数×０．３０２５、逆に坪数から平米数を出したい場合は、坪数÷０．３０２５という計算になります。

ユニットバスとは？

ユニットバスと聞くとバスとトイレが一緒になっているお風呂のことを想像される方が多いですが、バスとトイレが一緒というわけではないです。ユニットバスは、あらかじめ浴室の壁・床・天井・浴槽といったパーツがセットで製造されており、それらを施工現場で組み立てる浴室を指します。つまり、壁・天井・床・浴槽が一体化している浴室です。別の言い方で、システムバスという言葉がありますが、ユニットバスとシステムバスは同じ意味になります。

賃貸住宅の場合は一般的にはユニットバスであるケースが多く、図面、重要事項説明、契約書にお風呂の種類としてユニットバスと記載されております。ですので、ユニットバス=バスとトイレが一緒という意味ではありません。ので、ユニットバスと書かれててもバスとトイレが一緒なのでは？という心配はありません。

図面にあるPS、MBとは？

募集されているお部屋の図面をご覧になると「ＰＳ」「ＭＢ」という空間が記載されているのを見た方もいらっしゃると思います。この「ＰＳ」「ＭＢ」とは何を示しているのでしょうか？

ＰＳ：パイプスペース。文字とおりパイプが通っているスペースになります。この部分はお部屋の面積には含まれてません。

ＭＢ：メーターボックス。こちらも文字とおり電気、ガス、水道などのメーターがあるスペースになります。エントランス付近にある「ＭＢ」はメールボックスという場合もあります。どちらにしてもお部屋の面積には含まれてません。

ベッドのサイズは？

お部屋のサイズを測ったけど、家具は入るのかという心配になるケースはよくあります。特にベッドが置けるかどうかはレイアウトの基準になるので、一般的なベッドのサイズについてお伝えしたいと思います。

◇シングル：１００㎝×２００㎝

◇セミダブル：１２０㎝×２００㎝

◇ダブル：１４０㎝×２００㎝

ベッドの配置を考えるときのご参考になさってください。

お部屋を借りるときはどれくらいの初期費用が必要？年収はどれくらい必要？

お部屋を借りる際は、敷金、礼金などの初期費用が必要になります。その初期費用はどれくらいい必要になるかというと初期費用は一般的には家賃の５～６倍と言われています。ですが、あくまで目安の金額になるので、礼金が０円になったり、仲介手数料は無料、フリーレントがあるなど、初期費用は安くなる場合はあります。

◇詳しくはこちら→賃貸住宅　初期費用を安くするには？

賃貸住宅の場合は、入居にあたり審査があります。その際に契約者の年収で判断される事が一般的です。では、どれくらいの年収が必要かというと、一般的には家賃の３６倍の年収が必要と言われています。ですので、家賃１０万円の場合は３６０万円の年収が必要という計算になります。こちらも一般的な目安になるので、例えば、家賃補助がある場合などの場合は年収が足りない場合でも審査は通る可能性はあります。