2022/04/17
賃貸物件を申込む前に確認すべきこと
◆賃貸物件を申込む前に確認すべきこと
賃貸物件を契約をする前に必ず行う賃貸物件への入居申込み。
申込みをするということはその物件に入居するという意思表示をすることになり、申込みをすることで入居審査が開始され、契約への手続きが始まっていきますので、非常に重要な手続きとなります。
そのような重要な手続きとなる入居申込みですが、申込みの際に確認ができていなかったことにより、後々トラブルに繋がっていってしまうような事項がありますので、事前に確認するようにしましょう。
本日は、賃貸物件を申込む前に確認するべきことについて具体的にお話していこうと思います。
なお、賃貸物件の申込みから鍵のお引き渡しまでの流れについては以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
賃貸を借りるときの基本~申し込みから契約、鍵のお引き渡しまでの流れ
◆いつから賃料が発生するか
賃貸物件は即入居可能な物件であれば、申込み後おおよそ2週間程度、お部屋のクリーニング中であればクリーニングの完工後に賃料が発生する場合が多いです。
入居希望日よりも早く賃料が発生してしまう場合もありますし、逆に入居希望日に間に合わないケースもあります。
申込みをする際には賃料がいつ頃から発生するのか、予め確認しておくようにしましょう。
また、現在、賃貸物件に住んでいる場合、その物件を解約する際に1ヶ月前や2ヶ月前と言ったように解約予告期間が設けられていることがほとんどですので、解約手続きをしていない場合は、必ず確認しましょう。
◆初期費用がどの程度かかるのか
賃貸物件を契約する際は、敷金や礼金などの初期費用を支払う必要があります。
この初期費用はおおよそ賃料の5ヶ月分が相場と言われていますが、物件によって異なってきます。
そもそも、「初期費用を支払えない!」なんてことがないように、予め御見積りを出してもらい、支払えるかどうか確認をしておきましょう。
また、まれにですが、申込みの際に申込金を事前に支払わなければならない物件もありますので、注意が必要です。
なお、賃貸物件の初期費用や申込金については以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆賃料以外に毎月の支払額があるかどうか
賃貸物件は毎月の賃料だけを支払えば良いというわけではなく、その他の月額費用がかかる場合もあります。
賃料のほかに月々支払わなければならないものとして、管理費や共益費についてはご存じの方も多いかと思いますが、駐車場やバイク置場、駐輪場を使用する場合はそのような付帯施設の使用料金もかかってくる場合があります。
また、わかりにくい月額費用として、保証会社の月額保証料があったり、24時間サポート料や火災保険料も月額払いとなっている場合があります。
物件の図面を見ていてもわかりにくい場合があり、想定している金額を超えてしまうなんてこともありますので、後々のトラブルを防ぐためにも必ず確認するようにしましょう。
◆駐車場やバイク置場・駐輪場に関すること
駐車場、バイク置場、駐輪場について何台使用する予定なのかは申込みの前に必ず確認し伝えるようにしましょう。
物件を内見した際に駐車場やバイク置場、駐輪場があったとしても、空いているとは限りませんし、特に駐輪場は空いていたとしても、各世帯1台までなどというように駐輪台数に制限がある場合があります。さらに、分譲マンションでは、賃貸の場合に駐車場やバイク置場、駐輪場が契約できないというルールが定められている場合もまれにあります。
また、駐車場やバイク置場については駐車できる車やバイクのサイズに制限があったりします。特に機械式駐車場は制限がシビアな場合もありますので特に注意した方が良いでしょう。
なお、賃貸物件の駐輪場については以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
駐輪場について~都内の賃貸物件で駐輪場を希望する場合の注意事項
◆ペットに関すること
ペットを飼育する場合ですが、物件資料などにペット飼育可と記載があっても、「犬だけ可能」や「猫だけ可能」と言ったように飼育を希望するペットが必ずしも可能とは限らない場合があります。また、飼育可能であっても、ペットのサイズにより制限がある場合もあります。
そして、ペット飼育の際に一番注意してほしいのが、敷金が追加になったり、敷金が償却(預けた敷金が返ってこない)という場合が非常に多く、初期費用が変わってきます。
ペットを飼育する際は、そのペットの種別や品種、サイズなど詳細を不動産会社のスタッフに伝え、可能かどうか、また、可能な場合は初期費用が変わってくるのかどうか、事前に確認してもらうようにしましょう。
なお、ペット飼育物件については以前に記事にしていますので、以下のリンクより詳細をご参照ください。
◆お子様がいらっしゃる場合
お子様がいらっしゃる場合はその物件がお子様の入居が可能かどうか確認しましょう。
特に1LDKタイプの場合などは入居者数に制限があったり、お子様が不可と言った場合もあります。
また、お子様の年齢によって制限が設定されている場合もありますので、事前に確認するようにしましょう。
◆短期解約違約金があるか
賃貸物件には「1年未満の解約の際は賃料と管理費の1ヶ月分の短期解約違約金が必要」と言ったように、短期間での解約の際にペナルティーを設けている場合があります。
特に礼金が無かったり、フリーレントがついているなど初期費用を安く抑えられる物件に多くみられます。
期間や金額については物件によって異なりますが、短期間での解約になってしまった場合に持ち出しが発生してしまう場合があるので、事前に確認しておいた方が良いでしょう。
なお、短期解約違約金については以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆まとめ
本日は賃貸物件を申し込みをする前に確認した方が良い事項についてお話ししました。
もちろん、ご契約前に重要事項説明を行いますので、詳細は事前に説明を受ける事ができますが、契約直前や入居後にトラブルを発生させないためには、上述の事項については申込みの前に確認しておいた方が良いでしょう。
アブレイズ・コーポレーションではお申込みの際に初期費用のお見積りのほか詳細をお伝えするようにしております。ご不明点などがありましたらお気軽にご相談下さいませ。
東京で賃貸不動産をお探しなら、仲介手数料半額・仲介手数料無料のアブレイズ・コーポレーションまでお問い合わせください!
お問合せ・ご相談はLINEでも受け付けております!
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
アブレイズ・コーポレーション編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・アブレイズ・コーポレーションからのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!