引越しの挨拶回り、した方がいい？しなくてもいい？

引越しの挨拶は必要？

一昔前までは『向こう三軒両隣』と、向かいの三軒と両隣の家に挨拶をするのが常識と考えられていましたが、現在では引越しをしても挨拶へ行かない人が増えているようです。

現在では、3人に1人は挨拶をしていないと言われており、その理由として隣人へあいさつをするという習慣を知らなかったり、挨拶の仕方がわからない、時間やタイミングが合わずそのままになってしまっている。

または、新しい関係を築くことが面倒と感じ敬遠しがちというのも1つの理由として考えられています。

必ずしもしなければいけないというわけではありませんが、しておいた方がメリットという点も多くあります。

挨拶をした方がいい理由とは？

緊急時や災害時に頼りやすい

地震や台風などの災害が起こった際に、一人暮らしの方は特に自分だけではどうにもならないような事態になり得ることも充分考えられます。

ご近所挨拶を行っておくことで、お互いが頼りやすくなりますが、知らない相手だった場合に助けを求めるのすら躊躇してしまったり、助けに入っていいのかの判断すら躊躇してしまったりと、お互いにとって良くない結果になってしまう可能性が考えられます。

近所トラブルの回避

マンションやアパートでよくあるトラブルと言えば『騒音トラブル』です。

騒音トラブルの主な理由としては、足音やペットの鳴き声、子供の騒ぎ声などがトラブルの原因に多くあります。

顔も全く知らない人だと気になってイライラとしてしまうことでも、引越しの挨拶で顔を合わせることによってお互いの人柄もわかります。

挨拶の際に、子供やペットがいることなどを伝えておくことで、どうしても我慢できない場合でも大きなトラブルへと発展しにくくなり、早期解決へと進めます！

挨拶回りのタイミングについて

引越し当日は、引越し業者の出入りや騒音、道を塞いでしまったりと周りに迷惑を掛けてしまうので、引越しの前日までにお詫びも込めた挨拶を行っておくことがベストです！

前日までの挨拶が難しいようであれば、引越しの当日や引越し作業の落ち着いた翌日に行っても問題ありません！

当日や翌日も難しいようであれば、引越しから遅くても一週間以内には挨拶を済ませておきましょう！

何度も訪ねているが不在だったという場合は、挨拶状を添えてポストやドアノブに粗品を掛けておくといいと思います！

また、挨拶をする時間帯は、早朝や夜遅い時間だと相手の迷惑になってしまうため、昼間の明るい時間帯に行くことをおすすめします！

挨拶周りの範囲について

マンションやアパートの場合は、基本的に上下と左右の2軒づつへ挨拶を行います。

上下左右のお部屋は騒音トラブルがもっとも多く発生する可能性があるため、上下左右の部屋への挨拶は必ず行っておきましょう！

また、戸建ての場合は、最初にお話した通り『向こう三軒両隣』と言われているように、向かいの三軒と左右二軒へ挨拶しておきましょう！

例外として、女性の一人暮らしの場合、防犯上女性一人で住んでいると知られたくないと思う方も少なくないと思います。

自分自身を守るという意味では、女性専用物件でない限りあえて挨拶回りを控えるというのもいいと思います。

もしくは、家族と一緒に挨拶へ行くという手もありますので、少し様子を見て判断してみてください！

引越し挨拶で渡す粗品について

まず、引越し挨拶の際に渡す粗品の相場は500円～1000円とされています。

初対面であまり高額な品物を渡してしまうと、かえって相手に気を使わせてしまうため、1000円前後で用意しておきましょう！

粗品と言っても何を渡せばよいのかわからないという方は、好みが分かれそうなものは避けて、タオルや入浴剤、洗剤などの日用品、お菓子であれば日持ちするものがおすすめですので、参考にしてみてください！

まとめ

いかがでしたでしょうか？

引越しの挨拶は必要最低限のマナーの1つでもあり、自身の為になることにも繋がることだと思いますので、今まで挨拶したことがなかったという方や、挨拶の仕方がわからなかった、挨拶するのが面倒という方など、挨拶しようと思えるきっかけになってくれたら嬉しいです(>_<)

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