2月にお部屋探しをすることのメリットと注意点

◆2月のお部屋探しはどうなの？

年が明けて早いものでもう少しで1ヶ月。1月も終わり、そろそろ2月に入ろうとしています。

時が過ぎるのはあっと言う間ですね。

賃貸物件のお部屋探しは年が明けてから本格的に繁忙期に入って継続しています。

これは、新年度を迎える4月に向けて、進学や就活、転職、転勤と言った理由からお部屋探しを始める、またはお部屋探しをしている方が多いからで、それ以外の時期と比べると賃貸物件の流動も激しくなります。

繁忙期は繁忙期で通常の時とまた異なるお部屋探しの仕方をしないと、気に入った物件にすぐ申し込みが入ってしまうなど、悔しい思いをすることも多いので注意が必要です。

◆物件数は多い

2月は繁忙期。

新生活に向けてお部屋探しを始める方も多くなる一方で、同じく新生活に向けて今住んでいる賃貸物件を解約する人も多くなります。

そのため、新規に募集される賃貸物件も多くなり、2月〜3月がまさにピークとなります。

そのため、募集される賃貸物件数は多く、色々な物件を比較、検討して物件を決めていきたいと言う場合には恵まれた時期とも言えます。

また、この繁忙期に合わせて新築物件もこの時期に多く募集されますので、まさにチャンスの時期でもあります。

ただし、以下でもお話ししますが、お部屋探しをしている方が多い分、賃貸物件の動きも早くなるので注意が必要です。

◆動きは流動的

上でも少し触れましたが、2月は募集物件が多くなる反面、その動きは早くなります。

4月の新生活に向けてお部屋探しを始める方の数もこの時期はピークになります。

そのため、募集されている賃貸物件に申し込みが入るスピードも早くなります。

具体的には内見をしている間に他者から申し込みが入ってしまったり、持ち帰って検討している間に他者から申し込みが入ってしまったりと、忙しく賃貸物件が動くのが繁忙期です。

そのスピードは通常の時期に比べてもかなり早いのが普段から賃貸物件を扱っている私たちからしても手にとってわかるレベルでわかるものです。

ですので、お部屋探しをするライバルが多いからこそ、早め早めに動くことが必要です。

◆募集条件は貸し手市場に

次に賃貸物件の賃料や敷金、礼金など募集条件についてですが、これら募集条件も高めに設定されることが多いです。

繁忙期は新生活に向けてお部屋探しをする方が多くなるわけですから、入居者も通常の時期よりも決まりやすくなります。

そのため、オーナーさんや貸主さんも賃料や初期費用を強気に値上げしてくる・・・なんてことも多くなるのがこの時期です。

これは賃料や管理費、共益費などのランニングコストはもちろん、敷金や礼金などの契約時に支払う一時金にも見られることなので、お申し込みをする前はこまめに募集条件が変わっていないか確認するようにしましょう。

ただ、逆に繁忙期だからこそキャンペーンで礼金を値下げしたりフリーレントをつける物件もありますので、どうしても初期費用を下げたい場合は不動産会社のスタッフに相談すると良いでしょう。

◆引っ越し費用は高くなる

お部屋探しをする方が増えると言うことは、引越しをする人も増えると言うことになります。

そうなると、引っ越し費用も高騰し始めます。

引っ越しに関してかかる費用は3月をピークに徐々に上がり初めていきます。2月であっても遅い時期になればなるほど引っ越し費用も高くなっていると思っておいた方が良いでしょう。

また、引越しが集中する土日や祝日は平日よりも高い費用となることが多いのであわせて注意が必要です。

なお、2月〜3月は引っ越し業者が非常に混み合います。そのため望んだ日時に引越しができないなんてこともあり得ますので、引っ越し業者の手配も早め早めに進めるようにしておいた方が良いでしょう。

◆降雪や内見の時間に注意

次に季節的な問題ですが、2月はまさに冬の時期に当たるため、降雪に注意しなければなりません。

先日、関西でもほとんどのJRが運転見直しするなど、雪による交通被害が起きていましたが、関東でも雪が降って内見ができない・・・引越しができない・・・なんて言うリスクもありますよね。

また、2月は日照時間が短いことも考慮に入れなければなりません。

2月は日が暮れるのも早く、17時前には既に薄暗くなっている日もありますよね。

お部屋を内見する際にお部屋の明るさや日当たりを重視する場合は午前中から部屋探しを開始するなど早めの時間に動いた方が良いかもしれません。

◆繁忙期のお部屋探しのコツ

2月はまさに賃貸業界の繁忙期。

繁忙期の特徴は「物件数は多くなるが、物件に申し込みが入るスピード早くなり、募集条件も高くなる」というのが特徴です。

よく、募集物件が多いから色々と比較検討できるというのも確かなのですが、実際には申し込みが入るスピードが速すぎて、ゆっくりと検討している間に申し込みが入ってしまう・・・なんていうことは日常茶飯事です。

そんな繁忙期ですが、繁忙期にお部屋探しをする際は繁忙期のお部屋探しのコツというものがあります。

早めにお部屋探しを始める

繁忙期は早め早めにお部屋探しをスタートさせることが最大のコツです。

上述のとおり、繁忙期は気に入ったお部屋が他の人に申し込みされてしまうなんて言うことも日常茶飯事です。そのような時に心が折れないように時間的には余裕を持ってお部屋が差しをしましょう。

時間的に余裕があると、精神的にも余裕がでますよ。

ちょっとした勇気と決断力

また、ちょっとした勇気と決断力を持つことです。

長考していると、その間に申し込みが入ってしまうのが繁忙期です。それを防ぐためには自分たちが申し込みを先にしてしまうこと。

そのためにはちょっとした勇気と決断力が必要です。

なお、その背景としてしっかりとお部屋探しの条件を決めておくことも大切です。

先行申し込みや先行契約も視野に入れる

「3月に引越しだから、2月にお部屋探しを始めるのは早いんだよなぁ」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、そのような場合は、退去前の物件を中心にお部屋探しをしてみましょう。

退去前の物件には「先行申し込み」や「先行契約」ができる物件があります。

インターネット上で気に入った物件があったが退去前だったが先行申し込みや先行契約を受け付けている・・・というような場合があれば、そのような物件も視野に入れることで、余裕のあるお部屋探しが可能です。

なお、先行申し込みや先行契約に関しては以前に記事にしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。

◆まとめ

本日は2月にお部屋探しをすることのメリットと注意点についてお話ししました。

何度も言いますが、2月は繁忙期です。

募集される物件数が多いからと油断していると、気になった物件が次から次へとなくなっていきます。

私たちも急かしたくはないのですが、他者に取られて悔しがるような物件であれば申し込みをすると言う決断力も重要です。

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なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では繁忙期のお部屋探しに関する記事もアップしておりますので、以下のリンクよりあわせてご参照ください！

2023年の繁忙期はどうなる？

繁忙期のお部屋探しを成功に導くには

繁忙期は募集条件に注意

お部屋探しをするなら平日と休日どっちが良い？

法人契約で賃貸物件を借りるときの注意点

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