2022/08/29
ブラックリストに掲載されていても賃貸物件は借りられる?
◆ブラックリストに掲載されていても賃貸物件は借りられるのか
クレジットカードの支払いやローンの返済などを長期間怠るとブラックリストに掲載されてしまうことがあります。
ブラックリストとは信用情報機関に掲載されてしまうことで、ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードの作成やローンを組むことが難しくなってしまうなど、かなり制限されることとなります。
このブラックリストに掲載されてしまった状況で、賃貸物件を借りることはできるのでしょうか?
◆ブラックリストとは?
ブラックリストとは信用情報機関にお金に関してネガティブな情報が掲載されてしまうことを言います。
どのようなことを起こすとブラックリストに掲載されてしまうのでしょうか?
・2、3ヶ月以上の延滞
・保証債務の履行、代位弁済
・任意整理(過払い金返還請求を除く)
・破産
これらの情報は掲載され続けるわけではなく、一定期間を経過すると情報は削除されます。掲載期間は5年~10年と言われ、滞納等の情報は5年、破産等の情報は10年で削除されると言われています。
なお、自身がブラックリストに掲載されているかは信用情報機関に開示請求することで確認することが可能です。信用情報機関によって手続き方法や手数料が異なりますので注意が必要です。
◆賃貸物件はかなり制限される
ブラックリストに掲載されている場合、契約できる賃貸物件はかなり制限されると考えた方が良いでしょう。
当然ですが、家賃の滞納リスクのある人はオーナーとしてもできるだけ避けたいと考えているため、賃貸物件の入居審査では「賃料の支払い能力」がかなり重要視されます。
そのため、入居審査で審査落ちとなったりする可能性が高まるため、どの物件でも借りることができるというわけにはいかず、その数は制限されます。
◆入居審査を通過する
ブラックリストに掲載されている状況で入居審査に通過する方法はあるのでしょうか。
入居審査をする際には家賃保証会社の審査がまず行われるのですが、この保証会社にも様々な種類があります。
・独立系
・協会系 ※全国賃貸保証業協会(LICC)に加盟している保証会社
・信販系
上記の保証会社の中で、信販系の保証会社は特にお金に関するトラブルに関しての審査は厳しく、また、協会系の保証会社はデータベースを共有しており、過去に家賃滞納などがある場合に審査承認は厳しいと言われています。
もし、ブラックリストに掲載されてしまっている場合は審査基準が保証会社ごとで異なる、独立系の保証会社を選択した方が審査が通過する可能性があります。
ただし、保証会社は物件ごとに決められていることが多いので、どの物件でも独立系の保証会社が利用できるわけではないので、不動産会社のスタッフに独立系の保証会社を用いている物件を紹介してもらった方が良いでしょう。
◆まとめ
本日はブラックリストに載っていても賃貸物件を借りることができるかどうかについてお話ししました。
物件はかなり制限されるので、ブラックリストから情報が消去された後の方が色々なお部屋を探すことができますが、もしどうしても引っ越さなければならない場合は、まず不動産会社のスタッフに相談をして審査承認となる可能性のある物件を紹介してもらった方が良いでしょう。
アブレイズコーポレーション東京駅本店でも、入居審査に詳しいスタッフが揃っておりますので、ご不明点などございましたらお気軽にご相談下さいませ。
なお、入居審査や保証会社については以前にも記事にしておりますので、以下のリンクよりあわせてご参照ください!
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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