2022/07/17
お部屋の広さについて~平米や帖って何?
◆お部屋の広さを表す単位
不動産の広さを表す単位として、平米(㎡)や坪、帖と色々な表記があります。
賃貸物件を探す際には上記のような広さを表す単位からお部屋を選別していくことが多いかと思います。
もっぱら、居住用の賃貸物件では、専有部分全体を表す単位として平米数が、それぞれのお部屋の広さを表す単位として帖数が用いられ、店舗や事務所と言った事業用の賃貸物件では坪数が用いられることが多いです。
本日はそれぞれの単位がどのようなものなのか考えていこうかと思います。
◆平米(へいべい)とは?
平米(へいべい)とは、㎡や平方メートルとも表記されます。
1㎡は「縦1m×横1m」のことを表し、平面的な広さを表します。ですので、20㎡であれば、縦20m×横20mということになりますね。
上述のとおり、居住用の賃貸物件では専有部分の広さを表すのに用いられることが多く、インターネット上の賃貸物件情報はもちろん、管理会社作成の物件図面なども㎡表記があります。
よく、お部屋探しをする際には〇㎡以上で探していますというように、お部屋探しをする上では重要な単位となります。
なお、ロフトやバルコニー、玄関前のポーチ、アルコーブなどはここでいう㎡数には含みません。
また、メゾネットや1階に玄関があり、2階にお部屋がある場合など、お部屋内に階段がある場合はこの階段も㎡数に含まれますので注意が必要です。
◆帖(じょう)とは?
帖(じょう)とは、畳とも表記し、畳1枚の広さのことを表します。1帖であれば畳1枚分、6帖であれば畳6枚分、10帖であれば畳10枚分の広さということになります。
居住用の賃貸物件では主にそれぞれのお部屋の広さを表記することに使われることが多いです。
畳の広さと言われればとてもわかりやすいですが、実はこの畳の広さには関西で主に使用される「京間(きょうま)」(サイズ:縦191cm・横95.5cm・面積1.82㎡)、東海地方や東北地方の一部で主に使用される「中京間(ちゅうきょうま)」(縦182cm・横91cm・面積1.66㎡)、関東地方を中心に全国的に使用される「江戸間(えどま)」(縦176cm・横88cm・面積1.55㎡)、昔ながらの団地によく採用されており、アパートやマンションにも採用されることの多い「団地間(だんちま)」(縦170cm・横85cm・面積1.45㎡)と4種類もあるのです。
そのため、不動産物件表記上は1帖=1.62㎡で統一されています。6帖であれば9.72㎡、10帖であれば10.62㎡ということになりますね。
◆坪(つぼ)とは
坪(つぼ)とは、「尺貫法(しゃっかんほう)」と呼ばれる日本古来の計量方法で使用する単位のことを言います。
1坪=3,306㎡で表記し、50㎡であれば15.12坪ということになります。
居住用の賃貸物件を探すときにはあまり使われませんが、家を建築する際に単価を計算するのに使われるほか、上述のとおり、事務所や店舗と言った事業用物件の専有部分の広さを表すときにも使われます。
◆まとめ
本日は賃貸物件の広さを表す単位についてお話してきました。
まずは居住用の賃貸物件では専有部分の広さを表す㎡、それぞれのお部屋の広さを表す帖と覚えておいていただけると宜しいかと思います。
また、1帖は1.62㎡であることを理解しておくと、専有部分の広さに対するお部屋の広さとの割合なども計算することができるようになりますので、広さの感覚というものがつかめるかと思います。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店でも、図面や間取り図を用いて詳細をご説明するように努めておりますので、何かご不明な点等がございましたらお気軽にご相談下さいませ。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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