2022/04/18

犬と一緒に賃貸物件で暮らす際の注意点

◆犬と一緒に賃貸物件で暮らす際の注意点

先日、「猫と一緒に賃貸物件で暮らす際の注意点」という記事を書かせていただきましたが、「犬の記事はなぜ無いんだ？！」と言ったご意見を多くいただきましたので（？）、本日は犬と一緒に賃貸物件で暮らす際の注意点についてお話していきたいと思います。

猫とともに人気のワンちゃんもペット可飼育物件の増加により、賃貸物件でも飼える機会が多くなってきておりますが、猫ちゃん同様にワンちゃんも気をつけなければならない点がありますので抑えておきましょう。

◆犬飼育可能な物件で飼うようにしましょう！

これは猫ちゃんの飼育の時と同じですが、必ず犬が飼育できる物件かどうか確認するようにしましょう。

また、犬の場合は、猫と比べ大きいタイプの犬種もあるため、「小型犬のみ可」といったように成長時のサイズに制限があることが多いです。ですので、飼育するワンちゃんのサイズもしっかり伝えておけるようにしておくとベストです。

ペット飼育不可の物件で勝手に飼ったりすると、賃貸借契約を解除されることがあるなどのトラブルに繋がるので注意です。

◆鳴き声など音のトラブルに注意

犬の場合、猫と比べると鳴き声が大きいのがトラブルの原因となることが多くあります。

自分の家ではあまり気にならなくても近隣の住戸では必要以上に気になることあるなど、音の感じ方というのは人それぞれです。また、ライフサイクルも人それぞれ異なってくるので、就寝しているときなどに音を感じてしまうと迷惑になってしまうこともあります。

ワンちゃんが頻繁に吠えないように、普段からしつけをしておく必要があります。

また、これは猫と同様なのですが、犬の場合も走り回ったり、飛び跳ねたりしたときなど、足音などが下階に伝わってしまうことも懸念されます。

ですので、マットやラグを敷くなどの対策をしておくと良いでしょう。

◆臭いや毛のトラブルにも注意

臭いに関しては猫と同様なのですが、犬の場合もトイレのしつけをし、トイレはこまめに掃除するなど、室外に臭いが出ないように注意をしましょう。トイレマットやトイレシーツを捨てる際にも臭いが外に漏れないようにゴミ袋をしっかりと封印するなどの対策も重要ですね。

また、犬の場合はブラッシングなどを行うこともあるかと思います。ブラッシングの際に抜けた毛が外に漏れないようにこまめに掃除をしたりすると良いでしょう。

また、定期的に定期的にトリミングサロンに通うなど、犬の毛を定期的に切りそろえておくと効果的です。

以前、私が分譲マンションの管理会社に勤めていた時に、犬の毛が他のお部屋の洗濯物に付着したことがきっかけで大きなトラブルになったこともありますので、特に注意です。

◆壁や床の傷を防止する

猫同様に犬も走り回ることで床に傷がついたり、柱をかじったり、壁を引っかいたりして傷つけてしまうこともあります。犬の場合はしつけをすることでだいぶ抑えられますが、音の対策同様にマットやラグを敷く、また壁には養生をしておいた方が安全です。最近は音を吸収するタイプのマットも売っていますので、そのようなものを使うのが効果的ですね。

なお、マットやラグなどの敷物にしても、シートなどの養生にしても言えるのですが、撤去したときに跡がついたり、傷がついたりするようなものは避けるようにしましょう。