2022/02/19
意外と見逃している?「S(サービスルーム)」の存在・・・
お部屋探しをしている際、「SLDK」という間取りの表記を見かけることがあると思います。
SLDKという表記だけで、間取りやお部屋を見ないのはもったいない!
もしかしたら、1つの生活スペースとして活用できるかも??
今回は、Sと表記されているサービスルームについてお話したいと思います。
「S(サービスルーム)」の定義とは??
間取り表記とされる「S」はサービスルームまたは納戸と呼ばれます。
「S」と表記されるサービスルームや納戸とは、建築基準法上「居室」として認められない部屋のことを言います。
居室として認められるには、採光や換気など様々な基準をクリアする必要があります。
採光条件として、窓の最低面積は床面積の7分の1以上とされるため、何らかしらの理由で最高の為の窓が設けられない部屋をサービスルーム・納戸と表記されるのです。
居室として活用できる?
サービスルームでも物件によって広さは異なり、中には1つの部屋として活用できる場合もあります。
同じ間取りでも上階は「2LDK」とされ、建築基準法により下階では「1SLDK」と表記されているケースもあります。
サービスルームをどのように活用するかは自由!子供部屋や書斎、ワークスペース、収納など自身の生活スタイルに合わせて様々な使い方ができます!
ですが、先程もお話した通り「居室」ではない為、通常の居室とは異なりテレビやエアコンが付けれない、コンセントがないなどといったことがあります。
居住スペースとして活用したい場合は、事前にコンセントやエアコンなどがつけれるかどうかなども必ず確認しておきましょう!
2LDK・3LDKで探している方!SLDKを見逃しがち?
居室として活用できるかもしれない物件を、「LDK」で絞っているばかりにもう1つの選択肢を見逃してしまっているかも!?
サービスルームは1部屋に含まれない為、2つ個室があるにも関わらず「1SLDK」と表記され、3つ個室があるにも関わらず「2SLDK」と表記されてしまいます。
2LDKよりも1SLDKの方が家賃が低く設定されていることもありますので、選択肢に入れてみるのも悪くないかもしれません!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サービスルームでも居室として活用できる物件は多数あります。
通常の部屋よりも暗い、コンセントやエアコンが付けれない場合があるという部分ではデメリットに感じますが、物件によっては居室としても活用でき、家賃設定も少し安いことが多いので、その面ではメリットとして捉えることができます。
エアコンやコンセント、お部屋の明るさなどは内見時などで確認できる部分ではありますので、「LDK」のみで探している方は、是非「SLDK」も選択肢として入れてみてください!
意外と条件に合うお部屋が見つかるかもしれません(*^^*)
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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