2021/10/21
分譲マンションって何?~賃貸マンションとの違い
◆分譲マンションとは?
よくインターネットで物件探しをしていると、「分譲賃貸マンション」「分譲タイプなので設備充実!」などという言葉を見かけけたことがあるかと思います。
この分譲マンションとは何なのでしょうか?
分譲マンションとは一棟の建物ではなく、101号室や201号室など部屋を分割して販売する共同住宅のことを言います。またの名を部屋毎の区分で所有するため「区分所有建物」なんて言ったりします。
部屋毎に所有者が異なり、自己の居住の為に所有している方もいらっしゃれば、賃貸で貸すために所有している方、また、中には室内をリフォームして転売する・・・なんて方もいるでしょう。
また、分譲マンションの特徴として、お部屋以外の共用部分(皆が使う部分)は所有者同士での共有となっており、室内のルールのほかに、建物全体のルールがあったりします。
◆賃貸マンションとの違い
分譲マンションと一棟がまるまる賃貸の賃貸マンションとはどのような違いがあるのでしょう?
分譲マンションは部屋毎にオーナーが異なるため、貸主や管理会社も部屋毎に異なりますが、賃貸マンションは一棟まるまるが一人のオーナーが所有しており、ひとつの管理会社が各部屋を管理していることがほとんどです。
そのため、賃貸マンションはどの部屋もおおよそ同じ条件(もちろん、広さや階数で賃料等は異なりますが・・・)で募集されていること多く、また、ペット飼育の可否など各部屋でのルールもだいたいは統一されています。
分譲マンションは部屋毎にオーナーや管理会社の方針が異なりますので、部屋毎に募集条件が異なったり、各部屋のルールが異なることも多いです。例えば、201号室は202号室で賃料に大きな差があったり、301号室ではペットが飼育可能となっているのに、302号室ではペット飼育が不可となっているということがあったりします。
◆分譲マンションのメリットとデメリット
分譲マンションのメリットとしては、自己所有で持ち家と住むような人もいるようなマンションもあるため、室内の設備はもちろん、共用部の設備なども揃っていたりとクオリティーの高い物件が多いことです。分譲タイプでも、投資用物件として1Kや1DKなど小さめのお部屋の物件もありますが、総じてクオリティが高めの物件が多いです。
デメリットとしては、投資用物件を除くと、賃貸マンションと比べて物件数が少ないこと、また、先にご説明した通り、部屋毎に条件やルールが異なるばかりでなく、共用部でのルールが別途あったりと、決まりごとが多くわかりにくいことがデメリットとなります。また、お部屋の中と共用部で管理している会社が異なるのでわかりにくいというのもあります。
◆まとめ
投資用の分譲マンションを含め、分譲マンションはクオリティの高いものが多く、また、廊下や階段などの共用部分もきれいに維持・管理されていることが多いのでオススメです。
ただ、賃貸マンションでもクオリティの高い物件を供給するデベロッパーさんなどもありますので、よっぽどこだわりがなければ賃貸マンションも含めて費用対効果を考えながらお部屋を探すのが良いでしょう。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では、分譲マンション管理会社の元社員が2名在籍(管理業務主任者取得)しており、分譲マンション、賃貸マンション含めてメリット・デメリットをかなり細かいところまでご説明できる体制が整っております。
借りたい方はもちろん、貸したい方も、小さなことでも構いませんので、ご不明点があれば何なりとご相談下さいませ。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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