2021/10/15
賃貸物件でトラブルが起きたらどうすればいい?
◆賃貸物件でのトラブル!どのように対応すればよい?
賃貸物件はアパートやマンションなどの集合住宅が多く、設備の不具合に関するトラブルや、音や臭いなど近隣住居とのトラブルなど多岐に渡ります。
賃貸物件でトラブルが発生した際はどのように対応すればよいのでしょうか。ケースごとに見ていきましょう。
◆室内設備の不具合に関するトラブル
「エアコンが壊れた」、「天井から水が漏れてきた」、「お湯が出ない」など室内設備に不具合が起きた場合は、まず貸主または管理会社へ連絡をしましょう。連絡先については重要事項説明書に記載されています。
また、物件によっては夜間や休日など専用のコールセンターを設けている場合があります。夜間や休日時の急なトラブルの場合の連絡先が異なる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
なお、設備に不具合が起きた場合、自分で修理をしてしまうと修繕費用を支払ってもらえないリスクもあります。水漏れなど急を要する場合を除き、自分自身では修理せず、早め早めに貸主や管理会社に連絡して対応を依頼しましょう。
◆共用部分のトラブル
「エレベーターが動かない」、「宅配ボックスが使えない」、「ゴミ置き場が分別されず未整頓」など共用部の設備に不具合が起きた場合は、建物の管理会社に連絡しましょう。室内の管理会社と同じ場合もありますが、分譲マンションなどですと異なる場合もあります。この連絡先も重要事項説明書に記載があります。
また、夜間や休日などの緊急時も室内の場合と同様ですが、分譲マンションの場合は掲示板や管理室付近に緊急時の連絡先について記載があることが多いので、確認するようにして下さい。
◆近隣住戸とのトラブル
「音」や「臭い」など近隣住戸とのトラブルがあった場合はどうすればいいのでしょう?
契約書や重要事項説明書などに「近隣住民や居住者間で発生した生活上のトラブルは当事者間での解決となり貸主や管理会社は関与しない」といった一文が記載されていることも多いです。
とはいえ、貸主や管理会社も、そのトラブルに関して注意文書を配布してくれたり、掲示板やエレベーターに注意文書を掲示してくれると言った対応をしてくれる可能性はあります。ただし、それ以上の対応を貸主や管理会社に期待するのは難しいかもしれません。
音や臭いというのはなかなか客観的に測ることが難しいので、必ず第三者に相談するようにしましょう。
・市区町村の相談窓口
・国民生活センター
・法テラス
深夜早朝でもひどい音が続く場合や、身に危険を感じる場合は警察に連絡しましょう。
また、警察にも相談窓口がありますので、急でなければ窓口への相談もよいでしょう。
◆トラブルを防ぐ
トラブルが起きた場合の対応についてご説明してきましたが、まずはトラブルを防ぐことも重要です。
例えば、室内の設備不具合を防ぐためには、例えばエアコンのフィルターを定期的に掃除したり、お風呂の排水溝の掃除を怠らないなど、設備の清掃やメンテナンスをしっかり行う必要があります。
また、近隣住戸とのトラブルについては、まずは自分がしっかりマナーを守り生活することはもちろんですが、人間関係を良好にしておくことで防げることもあります。日頃から挨拶をするなど居住者間とのコミュニケーションを取っておくとよいでしょう。
◆まとめ
トラブルが発生した際に、落ち着いて対応ができるように、どこに連絡したり相談したりすればよいかを把握しておくことは大切です。重要事項説明書など契約書類の中にそれらの連絡先が記載されていますので、それぞれの連絡先をまとめておくとよいでしょう。
また、トラブルが発生した際の連絡先をまとめた用紙をくれる物件や、web経由で問合せの出来る物件などもあります。これらは重要事項説明の際に説明をしてくれるかと思いますので、確認すると良いでしょう。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では、重要事項説明の際に、トラブル時の連絡先などについても詳細ご説明差し上げるようにしております。
些細な内容でも大丈夫ですので、お気軽にご相談下さいませ。
ご相談はLINEでも受け付けております!
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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