2025/04/06
1階のお部屋の魅力と快適に暮らすためのポイント♪
お部屋探しをするとき、多くの方が「2階以上がいい」とお考えになるのは自然なことです。しかし、1階のお部屋にも様々な魅力があり、適切な対策を取ることで快適な住まいとなる可能性を秘めています。この記事では、1階に住むメリットとデメリット、そして気になる点への対策方法を詳しく解説していきます。一度視野を広げて、1階の物件も検討してみませんか?(*'ω' *)
1階のお部屋が持つ6つのメリット
1. 経済的な家賃設定
1階のお部屋は一般的に上の階と比較して家賃が安く設定されていることが多いです。同じ間取りや設備でも、2階以上と比べて5〜15%程度安くなるケースが見られます。限られた予算の中でより良い立地や広さを求める方にとって、この経済的なメリットは非常に大きいと言えるでしょう。家賃の差額分を生活費や趣味、貯金に回すことができるため、長期的に見れば大きな節約につながります。
2. 下階への気遣い不要
1階に住む最大の利点のひとつは、下の階の住人への騒音を気にする必要がないことです。歩く音や物を落とす音、家具を動かす音などを気にせず生活できる安心感は、精神的にも大きな余裕を生み出します。特に小さなお子さんがいるご家庭や、在宅での活動が多い方、楽器演奏などの趣味がある方にとっては大きなメリットとなるでしょう。気兼ねなく自由に過ごせる環境は、日常生活の質を大きく向上させます。
3. 夏場の温度環境の良さ
1階は地面に近いという特性から、夏場は2階以上と比較して室温が低く保たれる傾向があります。特に木造やアパートタイプの建物では、この差が顕著に表れることも。夏の暑い日に帰宅したとき、2階以上のお部屋よりも涼しく感じられることが多いでしょう。これにより、冷房の使用頻度や設定温度を抑えられるため、電気代の節約にもつながります。環境に配慮した生活を心がける方にとっても、このメリットは見逃せません。
4. 専用庭付き物件の選択肢
1階ならではの特典として、専用庭やテラスが付いている物件が多いことが挙げられます。このスペースを活用することで、外で読書をしたり、ペットの遊び場としたりと、生活の幅が大きく広がります。植物を育てることが好きな方や、外の空気を感じながらくつろぎたい方、小さなお子さんやペットと一緒に暮らす方にとって、この専用スペースは非常に価値のあるものです。上階にはない、地上階ならではの特権とも言えるでしょう。
5. 荷物の搬入・搬出の容易さ
1階に住むことの実用的なメリットとして、荷物の搬入・搬出がとても楽になることが挙げられます。引っ越し時の大型家具や、日常的な買い物袋の持ち運びも、階段やエレベーターを使う必要がないため負担が少なくて済みます。特に高齢の方や小さなお子さんがいるご家庭、また頻繁に重い荷物を持ち運ぶことがある方にとって、この利便性は日々の生活の質を大きく向上させるでしょう。自転車の出し入れもスムーズにできるため、自転車通勤や通学をされる方にも適しています。
6. 希望条件に合う物件が見つかりやすい
実は多くの方が2階以上を希望するため、1階の物件は比較的空きが出やすく、条件に合う物件を見つけやすい傾向にあります。特に人気エリアや条件の良い物件では、この傾向が顕著に表れることも。希望のエリアや設備条件を優先したい方、早めに住まいを決める必要がある方にとって、選択肢が広がるというメリットがあります。時には、上階では見つからないような条件の良い物件に巡り会える可能性も高まります。
1階のお部屋で気になる5つのデメリット
1. 防犯面の不安
1階のお部屋に対する最も一般的な懸念は、防犯面での不安です。窓やバルコニーからの侵入リスクが上階と比べて相対的に高まるため、特に女性の一人暮らしや、日中不在になることが多い方は不安を感じやすいでしょう。しかし、この点については後述する対策をしっかりと講じることで、かなりのリスク軽減が可能です。物件選びの段階から防犯設備が整った建物を選ぶことも大切なポイントとなります。
2. プライバシーと視線の問題
1階のお部屋では、窓の外を歩く人からの視線が気になることがあります。カーテンを常に閉めておく必要があると感じる方も多く、日中も採光を諦めなければならないケースもあるでしょう。特に通りに面したお部屋や、人通りの多い場所に位置する物件では、この問題が顕著になります。リラックスして過ごせる空間づくりのためには、窓の位置や通りからの距離など、物件選びの段階での確認が重要です。
3. 日当たりと湿気の懸念
1階は上階の建物や周囲の建物による日陰の影響を受けやすく、日当たりが悪くなる傾向があります。また、地面に近いことから湿気がこもりやすく、特に梅雨時期や雨の日には注意が必要です。日当たりの悪さや湿気の多さは、カビやダニの発生リスクを高めるだけでなく、洗濯物の乾きにくさや室内の不快感にもつながります。こまめな換気や除湿対策が欠かせませんが、物件によっては十分な対策が難しいケースもあります。
4. 害虫問題の増加
地面に近い1階は、上階と比較して虫が侵入しやすいという特性があります。特に夏場には、ゴキブリやアリ、蚊などの害虫に悩まされる可能性が高まります。これは多くの方にとって大きなストレス要因となり得るため、日常的な対策と定期的な害虫駆除が重要です。物件の立地や周辺環境によって害虫の多さは異なりますので、内見時にこの点にも注意を向けるとよいでしょう。
5. 上階からの騒音
1階に住む場合、上階の住人の足音や家具を動かす音などが気になることがあります。建物の構造や築年数、上階の住人のライフスタイルによっては、かなりのストレスとなる可能性もあります。特に木造建築の場合、この問題が顕著になりやすいため、物件選びの段階で建物の構造や防音性能をチェックすることが大切です。一度発生した騒音問題は解決が難しいケースも多いため、事前の確認と対策が重要となります。
デメリットを解消する効果的な対策法
防犯対策の充実化
1階での防犯対策は最も重要なポイントです。基本的な施錠の徹底はもちろんのこと、現在は様々な防犯グッズが市販されていますので、それらを活用することをおすすめします。
物件選びの段階では、オートロックやTVモニター付きインターホンなど、防犯設備が整っている建物を優先的に検討するとよいでしょう。管理形態も重要なポイントです。管理人が常駐している物件は安心感が高く、日勤や巡回管理でも定期的なチェックが入るため、一定の抑止力になります。無人管理の場合は、個人での防犯対策をより強化する必要があるでしょう。周辺環境の安全性も含めて総合的に判断することが大切です。
プライバシー確保の工夫
視線が気になる問題に対しては、レースカーテンやブラインド、目隠しフィルムなどを効果的に活用しましょう。特に最近は、外からの視線を遮りながらも室内からは外が見える特殊なフィルムや、光を通しながらもプライバシーを守るタイプのカーテンなど、選択肢が豊富です。これらを組み合わせることで、自然光を取り入れながらもプライバシーを確保することが可能になります。
物件選びの際には、建物の構造や配置にも注目してください。バルコニーの前に植栽や塀があり、自然な目隠しになっている物件や、道路から少し離れた位置にある物件は、プライバシー面で有利です。また、坂の途中にある建物では、1階でも地面より高い位置にあるケースもあります。このような「高い1階」は、プライバシーと防犯面の両方で通常の1階より有利と言えるでしょう。内見時には、実際に窓の外の状況や人通りを確認し、生活イメージを具体的に描いてみることが大切です。
日当たりと湿気対策
日当たりの問題は、物件選びの段階で確認することが最も効果的です。可能であれば、異なる時間帯での内見を行い、日光の入り方を確認するとよいでしょう。方角も重要で、南向きや東向きの物件は比較的日当たりが良好な傾向があります。室内では、ミラーや明るい色の壁・家具を取り入れることで、限られた光を効率的に反射させ、空間を明るく見せる工夫も可能です。
湿気対策としては、定期的な換気を心がけることが基本となります。除湿機や除湿剤の活用も効果的です。特に梅雨時期や雨の日には、こまめな対策が必要になります。床下の湿気が気になる場合は、除湿シートを敷くなどの対策も検討してみてください。また、家具は壁にぴったりとつけず、少し隙間を空けて配置することで、カビの発生リスクを減らすことができます。観葉植物の中には湿度調整効果があるものもありますので、室内環境の改善に役立てることもできるでしょう。
効果的な害虫対策
害虫問題への対策としては、何よりも清潔な環境を保つことが重要です。生ごみをこまめに処理し、食品は密閉容器に保管するなど、基本的な衛生管理を徹底しましょう。また、窓やドアの隙間をシールするなど、虫の侵入経路を塞ぐことも効果的です。市販の防虫スプレーや虫除けグッズも活用しながら、定期的な対策を行うことが大切です。
特に梅雨時期や夏場など、虫が活発になる時期には注意が必要です。この時期には定期的な換気を行い、湿気対策と害虫対策を同時に行うことをおすすめします。また、網戸の破れや隙間を定期的にチェックし、必要に応じて修理や交換を行うことも大切です。部屋の隅や家具の裏など、見えにくい場所も定期的に掃除することで、害虫の住みかを作らないようにしましょう。
騒音問題への対応
上階からの騒音については、物件選びの段階で建物の構造や築年数をチェックすることが重要です。木造よりも鉄筋コンクリート造の方が防音性能は高い傾向にあります。また、比較的新しい建物では遮音対策が強化されていることが多いため、築浅物件を選ぶのも一つの方法です。可能であれば、内見時に上階の住人の生活音がどの程度聞こえるか確認してみるとよいでしょう。
入居後にどうしても騒音が気になる場合は、管理会社を通じて上階の住人に丁寧に相談することも検討しましょう。多くの場合、お互いの理解と協力で解決できることもあります。
まとめ:1階のお部屋も選択肢の一つとして
いかがでしたでしょうか?1階のお部屋は確かにいくつかのデメリットがありますが、それらを理解し適切な対策を講じることで、快適な住まいとなる可能性を秘めています。経済的なメリットや生活の利便性、専用庭などの特典を考えれば、決して見逃せない選択肢と言えるでしょう。
特に、予算の制約がある方や、重い荷物の持ち運びに苦労している方、外部空間を活用したい方にとっては、1階のお部屋は理想的な選択肢となり得ます。デメリットへの対策をしっかりと行い、自分のライフスタイルに合った物件選びをすることで、1階ならではの暮らしやすさを最大限に活かすことができるでしょう。
2階以上のお部屋を希望されていても、なかなか条件に合う物件が見つからない場合は、視野を広げて1階の物件も検討してみてはいかがでしょうか?デメリットを理解した上で適切な対策を講じれば、意外と希望の条件に合った素敵な物件に出会えるかもしれません。快適な住まい探しの一助となれば幸いです。
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※この記事は、筆者の個人的な見解や経験に基づいて書かれたものであり、必ずしも正確性や有効性を保証するものではありません。読者の方は自己責任でご判断ください。
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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