2021/10/03
楽器可能物件を探す際の注意点
◆物件情報に楽器相談と記載があってもすべての楽器が演奏できるわけではない
賃貸物件で楽器を演奏したい!と言った場合、インターネットなどで「楽器演奏可」や「楽器演奏相談」と言った物件を探されるかと思います。でも、この様な記載のある物件だからと言って必ずしもすべての楽器が演奏できるわけではありません。「アップライトピアノのみ可」や「サイレンサーの利用必須」などといった制限があることが多いのです。
まずお問合せする際に、「何の楽器をどのぐらい演奏」するのかを不動産会社に伝えると詳細を教えてもらえます。
◆グランドピアノを弾きたい!かなり楽器演奏の頻度が高いという方は?
グランドピアノを弾きたいといった場合や、プロの方や音楽大学の学生さんなど、かなりの頻度で楽器を演奏する方はどのようにすればよいのでしょう?
楽器の種類や長時間演奏するかどうかで、物件数が少なくなる可能性があります。その場合は「どのような楽器を」「どのぐらいの時間演奏するのか」を不動産会社に伝え、相談をしてしまった方がスムーズです。
不動産会社のスタッフもプロなので、楽器演奏に強い管理会社の物件を中心に1件1件、楽器演奏が可能かどうかを確認して物件を提案してくれます。その提案物件をもとに検討していくとよいでしょう。
◆楽器演奏不可の物件で楽器演奏をするとトラブルに発展する可能性も
楽器演奏不可の物件で楽器の演奏をしてしまったりすると、近隣の方から苦情が入りトラブルに発展してしまう可能性があります。また、何度も注意を受けても改善されない場合など、最悪の場合は契約違反を理由に契約解除を求められてしまう可能性もあります。
集合住宅でのトラブルでかなり多いのが「音」のトラブルです。
もちろん、これは楽器演奏に限った話ではなく、ステレオや足音、大声など様々な原因がありますが、音はトラブルになりやすいのをよく理解して楽器可能な物件を探しましょう。
◆楽器の搬入方法などの確認を
ようやく楽器演奏可能な物件が見つかった!と言った際も、グランドピアノなど大型の楽器を搬入される予定の方は、ご内見の際には必ず搬入経路を確認し、玄関や廊下、エレベーターなどのサイズは測っておくようにしましょう。また、玄関からの搬入が難しい場合、クレーン車で吊り上げて、バルコニーや窓からの搬入となる可能性もあります。そういった場合のことを想定して窓のサイズを採寸したりや周辺道路の状況なども確認しておくとベストです。
◆まとめ
楽器演奏可能物件はその楽器の種類や演奏時間などでかなり制限されてしまいます。
インターネットでいくつか物件をチェックしたら早めに不動産会社に問合せ、また相談してしまった方が結果としてスムーズに物件が見つかります。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では楽器演奏希望のお客様も多くご対応させていただいてまいりました。ノウハウがございますので、楽器演奏可能物件をお探しの方もぜひお気軽にご相談下さいませ。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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