プロ目線で解説！一人暮らし初心者が知っておきたい、安心できる部屋の選び方！

初めての一人暮らしで物件を探すとき、多くの方が「間取り」や「家賃」に目を向けがちです。もちろんそれも大事ですが、実際に住んでから後悔するのは「思ったより安心できない環境だった」という点。

不動産の現場で日々物件を見ていると、同じように見える部屋でも“防犯の安心度”は驚くほど違うことが分かります。ここでは、プロの仲介担当だからこそ気付けるセキュリティ視点で、安心できる部屋選びのコツをお伝えします。

プロ目線！安心できるお部屋選びのコツ🔎

1. 「オートロック＝安心」とは限らない🔏

よくある誤解が「オートロックなら安心」というもの。実際には、住民が開けたタイミングで一緒に入る「共連れ」や、宅配業者を装って入り込むケースもあります。

大事なのは「オートロック＋α」。たとえば 防犯カメラがしっかり作動しているか、管理会社がきちんと定期清掃しているかで“本当に機能している建物かどうか”が分かります。

2. 駅からの距離より「帰り道の質」🚶‍♀️

「駅徒歩5分」と聞くと安心感がありますが、ルートによって安全性は大きく変わります。

例えば、繁華街を通る物件は人通りが多い反面、夜遅くまで酔客が多くて落ち着かないことも。一方で、駅から少し離れていても、街灯が整備された大通り沿いなら安心度は高いです。

内見のときは「夜の帰宅ルートを実際に歩いてみる」のがプロのおすすめです。

3. 1階でも「角部屋＋人通りあり」は意外と安心😊

一人暮らし初心者は「1階＝危ない」と考えがちですが、必ずしもそうではありません。

道路に面した角部屋で、昼夜問わず人目がある場所なら、逆に侵入しづらいケースもあります。逆に、2階以上でも非常階段や隣の建物から侵入可能な構造だと注意が必要です。

“階数”だけでなく、「窓やベランダがどこに面しているか」を見るのがプロ目線です。

4. 宅配BOXは便利だけど、設置場所に注目📦

人気の設備である宅配BOXも、防犯視点では注意が必要です。暗くて人目が届かない場所にあると、不審者が長時間滞在できてしまいます。

逆に、エントランスに防犯カメラがあり、宅配BOXの周囲が明るい場所なら安心度は高まります。設備があるかどうかだけでなく「設置環境」まで見ておくと安心です。

5. 管理会社の姿勢がセキュリティに直結🙆‍♀️

見落とされがちですが、物件の管理体制も防犯に大きく関わります。

例えば、掲示板に古い貼り紙がずっと残っていたり、共用部の電球が切れたまま放置されていたりする物件は、管理会社が細かい点まで目を配っていない可能性があります。こうした物件は、防犯面でも対応が遅れることが多いです。

「管理が行き届いているかどうか」を見極めるのも、プロがよくチェックするポイントです。

まとめ

初めての一人暮らしでは、防犯について「設備があるかどうか」で判断しがちですが、本当に安心できるかは 建物の構造・管理体制・周辺環境 で大きく変わります。

オートロックやモニター付きインターホンといった“見える安心”だけでなく、夜の帰宅ルートや共用部の雰囲気、管理会社の対応など、“住んでからの安心”を意識して物件を選ぶことが大切です。

安心して暮らせる部屋を選ぶために、ぜひ「セキュリティを不動産のプロ目線でチェックする」という視点を持ってみてください。

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