新生活を快適に！内見時に確認すべき家具家電のポイント！

新居への引越しが決まると、新しい家具や家電を揃えるのが楽しみですよね。しかし、実際に購入してから「サイズが合わない」「思った場所に置けない」といったトラブルに見舞われることも少なくありません。

そんな失敗を防ぐために、内見の段階で確認しておくべきポイントをご紹介します。事前の準備で、理想の新生活をスタートさせましょう。

なぜ内見時のチェックが重要なのか

「部屋が広いから大丈夫」という思い込みは禁物です。実際には以下のような問題が発生する可能性があります。

・家具のサイズが部屋に合わない

・配置したい場所に家具を置けない

・扉の開閉に支障が出る

・コンセントの位置が合わない

・搬入経路が確保できない

これらの問題を回避するには、内見時に部屋の詳細な寸法と設備の位置をしっかりと確認することが不可欠です。

特に注意すべき家具・家電別チェックポイント

冷蔵庫：扉の開閉方向が決め手

冷蔵庫選びで見落としがちなのが「扉の開閉方向」です。

【内見時にチェックすること】

・キッチンの壁の位置関係

・冷蔵庫設置予定場所周辺のスペース

・扉を全開にした時の動線

多くの冷蔵庫は右開きですが、設置場所によっては左開きの方が使いやすい場合があります。壁にぶつかって十分に開けられない、といった日常的なストレスを避けるためにも、事前の確認が重要です。

洗濯機：縦型かドラム型かで必要スペースが大きく異なる

洗濯機は型式によって必要なスペースが大きく変わります。

【内見時にチェックすること】

・洗濯機置き場の幅、奥行き、高さ

・給水・排水ホースの位置

・周辺の壁との距離

・扉の開閉スペース（ドラム型の場合）

特にドラム型洗濯機は縦型より奥行きがあるため、設置スペースだけでなく、扉を開けた時のことも考慮する必要があります。

ベッド：収納機能と搬入経路を忘れずに

ベッドは大型家具の代表格。購入前の確認が特に重要です。

【内見時にチェックすること】

・寝室の広さとベッドサイズのバランス

・収納付きベッドの場合、引き出しを開ける方向

・玄関から寝室までの搬入経路

・曲がり角、階段での通過可能性

収納付きベッドは便利ですが、壁側に引き出しが来てしまうと使えなくなってしまいます。また、組み立て式でない場合は搬入経路の確認も欠かせません。

カーテン：窓のサイズは物件ごとに異なる

「前の家と同じでいいや」と思いがちですが、窓のサイズは物件によって大きく異なります。

【内見時にチェックすること】

・窓の幅と高さ

・カーテンレールの位置と長さ

・窓枠の形状

・特殊な窓（出窓、小窓など）の有無

サイズが合わないカーテンは見た目が悪いだけでなく、遮光や断熱効果も十分に発揮されません。特殊サイズの場合はオーダーメイドになることもあるため、早めの確認が重要です。

エアコン：設置場所と電源が適合するか要確認

エアコンは部屋の快適性を左右する重要な家電です。

【内見時にチェックすること】

・エアコン取り付け用の穴（スリーブ）の位置

・室外機設置スペース（ベランダ、外壁など）

・配管の通り道

・天井の高さと設置予定位置の関係

エアコンを設置して良いかに関しては、管理会社への事前確認と承諾が必要なことがほとんどです。

テレビ・テレビ台：配線とサイズのバランスが重要

大型テレビが主流の現在、設置場所の検討は重要です。

【内見時にチェックすること】

・テレビ台を置く予定の壁面の幅

・テレビアンテナ端子の位置

・電源コンセントの位置

・視聴距離（ソファからテレビまでの距離）

・壁掛けの場合は壁の材質と強度

大型テレビほど適切な視聴距離が必要になります。また、配線が届かない場合は延長コードが必要になることも考慮しましょう。

ソファ・リビングテーブル：動線とバランスを考慮

リビングの主役となる家具は、部屋全体のバランスが重要です。

【内見時にチェックすること】

・リビングの形状（正方形、長方形、L字型など）

・人が通る動線の確保

・他の家具（テレビ台、本棚など）との配置バランス

・掃き出し窓やドアの開閉に支障がないか

・搬入経路（特に大型ソファの場合）

L字型ソファなど大型家具は、設置後の移動が困難なため、特に慎重な検討が必要です。

食器棚・キッチン収納：使い勝手と安全性

キッチン周りの収納は、使い勝手に大きく影響します。

【内見時にチェックすること】

・キッチンの形状（I型、L型、対面型など）

・天井の高さ（背の高い食器棚を置く場合）

・扉の開閉スペース

・地震対策（転倒防止の壁固定が可能か）

・電子レンジなど家電を置く場合のコンセント位置

キッチンは安全性も重要な要素です。地震時の転倒防止も考慮した配置を検討しましょう。

デスク・チェア：在宅ワーク環境の整備

リモートワークの普及で、自宅でのワークスペース確保が重要になっています。

【内見時にチェックすること】

・デスクを置く場所の幅と奥行き

・窓からの光の入り方（パソコン画面への影響）

・コンセントの位置と数

・Wi-Fi環境の電波状況

・椅子を引いた時のスペース確保

快適なワークスペースには、適切な照明と通信環境も欠かせません。

本棚・収納家具：地震対策も考慮して

収納家具は実用性だけでなく、安全性も重要です。

【内見時にチェックすること】

・設置場所の寸法（幅、奥行き、高さ）

・壁の材質（石膏ボード、コンクリートなど）

・転倒防止用の壁固定が可能か

・重量のある本を入れる場合の床の耐荷重

・湿気対策（本やCD、DVDなどの保管）

背の高い家具は地震時の転倒リスクがあるため、固定方法も事前に確認しておきましょう。

まとめ

新居での快適な生活は、事前の準備によって大きく左右されます。内見時にしっかりとチェックすることで、家具家電選びの失敗を防ぎ、理想の住空間を実現できます。

「寸法を測るのは面倒」と思われるかもしれませんが、後々のトラブルや追加費用を考えれば、内見時の数十分の投資は非常に価値があります。

アブレイズ・コーポレーションでは、内見時に担当スタッフがお部屋の採寸を行う為、お引っ越しまでの間でスムーズに家具・家電を購入することが可能です♪

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