2025/04/13
在宅ワークにおススメの物件とは?
2020年からのコロナ禍は私たちの生活様式に大きな変化をもたらしました。特に「働き方」においては、多くの企業が在宅ワークを導入し、現在でもハイブリッドワークやフルリモートワークを継続している会社が少なくありません。
このような働き方の変化は、私たちのお部屋探しの基準にも大きな影響を与えています。従来のお部屋探しでは「駅から徒歩5分以内」「通勤時間の短縮」「都心に住みたい」といった条件が人気でしたが、在宅ワークが普及したことで「部屋の広さ」「専用の仕事スペース」「静かな環境」などを重視する傾向が強まっています。
当社にご来店されるお客様からも、「在宅ワークに適した物件を探している」というご要望をいただくことが増えました。そこで今回は、在宅ワークをされる方に特に人気の物件の特徴や、お部屋選びのポイントについて詳しくご紹介します。新しい働き方に合わせた理想の住まい探しの参考にしていただければ幸いです。
在宅ワーク時代のお部屋探し条件の変化
駅からの距離に対する考え方が変わってきている!~「駅徒歩10分以上でもOK」という新たな価値観~
これまでのお部屋探しでは、「駅近」が最重要視される条件の一つでした。しかし、在宅ワークの普及により、毎日の通勤の必要性が減少したことで、駅からの距離に対する考え方が大きく変化しています。
最近では「駅から少し離れていても良い」というお客様が増えており、中には「あえて駅から15分程度歩ける場所を選びたい」というご要望も珍しくありません。その理由として多くの方が挙げるのが、「同じ家賃でより広い住空間を確保できる」という点です。
例えば、都心の駅徒歩3分の1Kと、同じエリアの駅徒歩12分の1LDKを比較すると、家賃はほぼ同等でありながら、後者は明らかに広いスペースを確保できます。在宅ワークでは一日中家で過ごすことになるため、この「広さ」の価値が非常に高まっているのです。
また、在宅ワークにより外出頻度が減少したことで、「駅までの徒歩時間を日常の運動時間として活用したい」というお客様も増えています。健康維持のために意識的に駅徒歩15分以上の物件を選ぶ方も少なくありません。
サービスルーム(S)のある物件の需要が拡大~専用ワークスペースとしての活用が人気~
在宅ワークをする上で、「生活空間」と「仕事空間」を分けることは、集中力の維持やメリハリのある生活のために非常に重要です。そのため、サービスルーム(S)が付いた物件への注目度が高まっています。
サービスルーム(S)と表記されている物件は、物件によって広さも異なりますが、特に3~4帖ほどの広さがあるものが人気です。この広さがあれば、デスクやオフィスチェア、書類棚などを設置しても余裕があり、快適なワークスペースを確保できます。
「1LDK+S」や「2DK+S」といった間取りは、サービスルームを専用のワークスペースとして活用できるため、在宅ワークを行う方からの需要が急増しています。特にオンラインミーティングが多い方は、背景が映りこむことも考慮して、整理整頓がしやすい専用スペースを重視される傾向にあります。
当社でも、サービスルーム付き物件のお問い合わせが増えており、入居後の使い方のご相談にも対応しております。
室内環境の質がより重要に~明るさ・換気・静かさへのこだわり~
一日中過ごすことになる在宅ワークでは、室内環境の質が作業効率や健康状態に直結します。特に以下の点を重視される方が増えています。
①部屋の明るさと換気
日中に電気をつけなくても十分な明るさがあるお部屋は、目の疲労を軽減し、作業効率を向上させます。南向きや東向きの窓が大きく、日当たりの良い物件は特に人気です。
また、長時間同じ空間で過ごすため、換気の良さも重要なポイントになっています。窓の位置や数、風通しの良さなどを確認する方が増えており、特に通風設計がされた物件は高い評価を受けています。
②騒音環境
オンライン会議やビデオ通話が日常となった今、騒音環境は非常に重要な要素です。大通りに面していない閑静な住宅街の物件や、遮音性の高いマンションタイプの物件が好まれる傾向にあります。
当社でご案内する際には、物件周辺の昼間の騒音レベルも含めて詳しくご説明しています。特に集中して作業したい方には、騒音の少ない環境をご提案しております。
テレワークに最適な物件の特徴
角部屋の人気が上昇中~採光・通風・騒音対策に優れた角部屋~
角部屋は、在宅ワークを行う上で多くのメリットがあります。複数方向に窓がある角部屋は採光が取れやすく、書類やパソコンを長時間見続ける在宅ワークでは、目の疲れや肩こりを軽減する効果が期待できます。自然光による適度な明るさは、長時間の作業においても快適な環境を提供してくれます。
また、角部屋は通風も良好で、夏場の室温上昇を抑えたり、こまめな換気が可能になるというメリットもあります。さらに、隣接する部屋が少ないため、騒音トラブルのリスクも低減できる点も大きな魅力です。
当社では角部屋の物件情報も豊富に取り揃えており、在宅ワークをされる方には特におすすめしています。
騒音対策が施された物件~集中力を保つための静かな環境~
在宅ワーク中の集中力を維持するためには、騒音の少ない環境が重要です。特にオンライン会議や通話が多い職種では、背景騒音は大きな問題となります。
騒音対策としては、以下のような物件がおすすめです。
・角部屋または最上階:隣接する部屋が少なく、上階からの足音もない
・鉄筋コンクリート造のマンション:木造アパートと比較して遮音性に優れている
・二重窓や防音サッシ採用の物件:外部からの騒音を軽減する効果がある
・閑静な住宅街の物件:幹線道路や商業施設、学校などから離れた立地
騒音問題は住んでみないとわからない部分もありますが、当社ではお部屋のご案内時に周辺環境の騒音状況も含めて詳しくご説明しております。また、可能な限り実際の騒音レベルを体感いただけるよう、平日の日中にもご内覧いただけるよう調整しております。
コンパクト物件でもワークスペースを確保
スペースの効率的な活用法
広い物件が理想的ではありますが、予算や希望エリアの関係で1Kや1Rのコンパクトな物件をお探しの方も多くいらっしゃいます。そんな方のために、限られたスペースでも快適なワークスペースを確保するためのアドバイスも行っています。
・可動式パーティションや本棚などで仕事スペースと生活スペースを分ける
・折りたたみ式のデスクを活用して、使わない時は収納できるようにする
・レイアウトの工夫で、限られた空間を最大限活用する
当社では、コンパクト物件でも在宅ワークに適したレイアウト例をご提案し、入居後の生活イメージをつかんでいただけるようサポートしております。
まとめ
在宅ワークの普及により、住まい選びの基準は大きく変化しています。従来の「駅近」「通勤便利」という条件から、「快適なワークスペース」「良好なネット環境」「静かな周辺環境」「採光と換気の良さ」といった新たな価値観へとシフトしています。
内見時には単に間取りや設備だけでなく、日中の採光状況や騒音レベル、電波状況なども確認するとよいでしょう。
当社では、在宅ワークに適した物件を多数取り扱っており、お客様の新しい働き方に合わせた理想の住まい探しをサポートいたします。1Kや1Rのコンパクトなお部屋でも、ワークスペースとして活用できるよう工夫された物件も取り揃えております。
新しい働き方に対応した住まい探しをお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。お客様のライフスタイルや仕事内容に合わせた、最適な物件をご提案いたします。
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※この記事は、筆者の個人的な見解や経験に基づいて書かれたものであり、必ずしも正確性や有効性を保証するものではありません。読者の方は自己責任でご判断ください。
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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