2021/11/12
外国人のお部屋探し~審査のポイントなど
◆外国人の方のお部屋探し
就労や留学などの理由で日本における在留外国人数は増加をしており、法務省の発表では2020年末の日本における在留外国人数は288万7,166人となっています。
外国人の方が増加するのに伴い、賃貸物件についても外国籍の方を受け入れるようにしていかなければならないのですが、まだまだ受け入れ態勢が整っているとは言えません。
本日は外国人の方が賃貸物件を探す際のポイントについてご説明いたします。
◆入居審査のポイント
外国人の方が賃貸物件に入居するのにあたってネックとなるのが入居審査です。
日本人同様、入居審査が行われるのですが、いくつかのポイントがあります。
・日本語の会話能力
入居審査に当たっていちばん重要となってくるのが、日本語の会話能力です。
賃貸物件におけるトラブルや緊急事態の発生時に管理会社やオーナーさんとしっかりコミュニケーションが取れるかどうかは重要視されます。
日本語が話せるか、話せないかで入居可能な物件数は大きく変わってきます。
・在留資格
審査に当たって在留カードの写しを提出することがほとんどですが、どのような理由で日本への在留となるのか、また、いつまでの在留期間となっているのかなどが審査のポイントとなってきます。
・家賃の支払い能力
日本人と同様ですが、どのようなお仕事をされているか、また、どのような学校で学んでいるかなどは審査項目となります。また、家賃の支払い能力があるかどうかについても確認されます。
学生さんなどの場合、仕送りで家賃を支払う方が多いかと思いますが、どの程度の仕送りがあるのかを説明できるようにしておくとベストです。
・緊急連絡先
外国人の方の入居申し込みの際、日本人同様に保証人不要で保証会社に加入するパターンが多いかと思いますが、母国のご親族の方以外に、日本人を緊急連絡先とする必要があることが多いです。特に親族である必要は無く、友人や会社の同僚などでも構わないのですが、予めお願いしておくとスムーズです。
◆外国人専用の保証会社もある
最近では在留外国人の増加から、外国人専用の保証会社もあります。
各国語で対応が可能なほか、様々な相談に乗ってくれるので外国人の方は安心感があると思います。
また、そのような保証会社を利用する場合、保証料が異なる場合がありますので不動産会社に確認するようにしましょう。
◆まとめ
外国人お方がお部屋探しを始める場合、なるべく早めに不動産会社に相談するようにしましょう。
どのような理由で引越しをするのかを早めに伝えて、不動産会社から物件を提案してもらった方がスムーズに進む場合が多いです。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では、外国人お方のお部屋探しも徹底的にサポートいたします。
最近人気のネット無料物件や、敷金0や礼金0の物件などもご用意しておりますので、これからお部屋を探すという方はお気軽にご相談下さいませ。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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