2024/08/24
台風シーズン到来!賃貸住宅でもできる防風・防水対策
こんにちは、アブレイズ編集部です!台風シーズンが近づく中、引っ越しを検討している皆さんにとって、住まい選びと対策は大変重要かと思います。今回は、台風シーズンでも安心して暮らせる住宅を選ぶためのポイントと具体的な対策についてご紹介します。
住宅の立地や構造、窓やドアの強化、屋外設備の点検、そして緊急時の備えなど、さまざまな観点から安全な住まいを選ぶためのアドバイスをお届けします。安心して新生活を迎えるため、ぜひ参考にしてください。
1. 立地条件の確認
高台に位置する物件を選ぶ
台風シーズンには、豪雨による洪水や浸水のリスクが高まります。高台に位置する物件は、低地に比べて浸水のリスクが低いため、比較的安心して暮らすことができます。物件を選ぶ際には、周辺の地形や過去の浸水履歴を確認することも重要です。
排水設備の整ったエリアを選ぶ
都市部でも、排水設備が整っていないエリアでは浸水のリスクが高まります。自治体のハザードマップを活用し、排水設備の整ったエリアを選ぶことで、台風シーズンの被害を最小限に抑えることができます。
2. 建物の構造と耐久性
耐風性能の高い建物を選ぶ
強風に耐えられる建物かどうかを確認することは非常に重要です。耐風性能の高い建物は、台風による被害を軽減することができます。特に、最新の建築基準を満たした耐震・耐風性能の高い物件を選ぶことをおすすめします。
屋根や外壁の強度をチェック
屋根や外壁の強度も重要なポイントです。瓦屋根は強風で飛ばされるリスクがあるため、金属製や強化ガラスの屋根材を使用している物件を選ぶと安心です。また、外壁材も耐風性能の高いものを選びましょう。
3. 窓や玄関ドア・バルコニードアの対策
窓ガラスが強風で割れると、室内に雨風が入り込み、被害が拡大します。賃貸住宅ではシャッターの設置が難しいため、以下の方法で対応しましょう。
飛散防止フィルムの貼付
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることで、万が一ガラスが割れても、破片の飛び散りを防ぎます。フィルムは比較的簡単に貼ることができ、賃貸住宅でも取り外しが容易です。
カーテンやブラインドの活用
厚手のカーテンやブラインドを閉めることで、ガラスが割れた際の飛散防止に役立ちます。また、窓際に置く家具や家電製品を移動させ、被害を最小限に抑える工夫も重要です。
テープで補強
窓ガラスにガムテープや養生テープを貼ることで、割れた時の破片をある程度抑えることができます。テープは「米」字型に貼ると効果的です。
ドアマットやタオルの活用
玄関ドアやバルコニードアの隙間から雨風が入り込むのを防ぐために、ドアの内側にドアマットやタオルを敷くことが有効です。これにより、隙間からの浸水をある程度防ぐことができます。
防風ストリップの設置
賃貸住宅でも簡単に取り付けられる防風ストリップをドアの隙間に貼ることで、風の侵入を抑え、室内の保護に役立ちます。防風ストリップは取り外しも容易なため、退去時にも安心です。
家具や重りで補強
風が強い時には、ドアが勝手に開かないように重い家具や重りをドアの前に置くことで、ドアの動きを抑制できます。特にバルコニードアには有効です。
カーテンやブラインドの活用
窓と同様に、ドアの近くにも厚手のカーテンやブラインドを設置することで、万が一ガラスが割れた際の飛散防止や風の侵入を防ぐことができます。
これらの対策を活用して、賃貸住宅でも安心して台風シーズンを過ごせるように備えましょう。皆さんの安全を守るための参考にしてください。
4. 屋外設備の点検と対策
ベランダやバルコニーの整理
ベランダやバルコニーの整理は、台風対策の重要な一環です。強風による飛散物のリスクを減らすため、不要な物は事前に片付けましょう。また、飛ばされやすい物はしっかりと固定するか、室内に移動させてください。さらに、雨水が溜まらないように排水口の掃除も忘れずに行いましょう。これにより、台風時の被害を最小限に抑えることができます。
雨樋や排水口の点検
雨樋や排水口が詰まっていると、雨水が溢れて浸水の原因となります。定期的に雨樋や排水口を点検し、詰まりを解消しておくことが大切です。特に、落ち葉やゴミが溜まりやすい場所は注意が必要です。
5. 緊急時の備え
避難経路の確認
台風による被害が甚大な場合、避難が必要になることもあります。事前に避難経路や避難場所を確認し、家族全員で共有しておきましょう。避難に必要な物品(非常食、飲料水、懐中電灯、救急セットなど)も準備しておくことが重要です。
防災グッズの準備
台風シーズンには、停電や断水が発生することもあります。懐中電灯やラジオ、携帯電話の充電器、非常食や飲料水などの防災グッズを準備し、いつでも使えるようにしておきましょう。特に、長期間保存できる食品や水は多めに備蓄しておくと安心です。
6. 避難所の確認と準備
事前の避難所確認
まず、自分が住んでいる地域の避難所を事前に確認しておくことが大切です。自治体のウェブサイトや広報誌、地域の防災マップなどで、最寄りの避難所の場所をチェックしましょう。また、避難所までの経路も確認しておくと安心です。特に夜間や悪天候時に備え、複数の経路を把握しておくことをお勧めします。
避難バッグの準備
避難所に持って行くべき物品をまとめた避難バッグを準備しておきましょう。最低限必要なものとして、飲料水、非常食、携帯電話の充電器、衛生用品(マスク、消毒液など)、常備薬、懐中電灯、バッテリー、現金、身分証明書のコピーなどがあります。これらを一つのバッグにまとめておくことで、緊急時に素早く避難できます。
ペットの避難対策
ペットを飼っている場合、避難所がペット同伴可能かどうかを事前に確認しておきましょう。ペット用の非常食や水、リード、キャリーケースも用意しておくと安心です。ペットの健康状態やワクチン接種の記録も持参すると良いでしょう。
避難訓練の実施
実際に避難する際の行動をシミュレーションしておくことも重要です。家族や同居者と一緒に、避難経路を歩いて確認し、避難所までの所要時間や注意点を把握しておきましょう。これにより、緊急時の混乱を避けることができます。
避難所での過ごし方
避難所では、多くの人が共同で過ごすため、マナーやエチケットを守りましょう。コロナウイルス等の感染症拡大防止のため、マスクの着用や手洗い、ソーシャルディスタンスの確保に努めてください。また、避難所で提供される情報にも注意を払い、指示に従うことが重要です。
これらの準備をしっかりと行うことで、台風時の避難もスムーズに進みます。皆さんの安全を守るために、ぜひ参考にしてください。
まとめ
台風シーズンに備えるためには、立地条件や建物の構造、窓やドアの強化、屋外設備の点検、そして緊急時の備えが必要です。これから引っ越しを考えているや対策をお考えの方は、これらのポイントを参考にして、安全で安心して暮らせる物件を選びましょう。アブレイズ・コーポレーションでは、台風シーズンにも安心して住める物件を多数取り揃えております。ぜひお気軽にご相談ください。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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