2023/09/14
都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリットについて!
アブレイズ・コーポレーション池袋駅前支店のブログ担当です!
今回は、お部屋探しに役立つ情報をお届けします。賃貸物件での都市ガスとプロパンガスのそれぞれのメリットとデメリットについてご説明します。ぜひ最後までお読みください。
都市ガスとプロパンガスの違いとは?
まず、都市ガスとプロパンガスの違いについて簡単に説明します。都市ガスとは、主に液化天然ガス(LNG)を原料として、道路の下のガス管(パイプライン)を通じて供給されるガスのことです。プロパンガスとは、主に液化石油ガス(LPG)を原料として、ボンベやタンクで供給されるガスのことです。
都市ガスのメリットとデメリット
都市ガスのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
料金が安く安定している:都市ガスは、原料や輸送コストが安く、価格が公正取引委員会によって規制されています。そのため、料金が安く安定しており、予算管理がしやすいです。
環境にやさしい:都市ガスは、燃焼時に石油や石炭に比べて二酸化炭素や窒素酸化物などの排出量が少なく、地球温暖化や大気汚染の原因になりにくいです。また、天然ガスは再生可能なエネルギー源であり、資源の枯渇やエネルギー安全保障にも貢献しています。
デメリット
供給エリアが限られる:都市ガスは、パイプラインで供給されるため、都市部や沿岸部などに限られます。そのため、地方や山間部などでは利用できない場合があります。
災害時の復旧が遅い:都市ガスは、地震や台風などの災害時にパイプラインが損傷すると供給が停止されます。その場合、復旧には時間がかかります。また、ガス漏れの危険性もあります。
ガス器具が専用のものに限られる:都市ガスは、圧力や熱量がプロパンガスと異なるため、使えるガス器具も異なります。都市ガス用の器具をプロパンガスで使うと火力が強すぎて危険ですし、逆にプロパンガス用の器具を都市ガスで使うと火力が弱すぎて効率が悪くなります。
プロパンガスのメリットとデメリット
次に、プロパンガスのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
供給エリアが広い:プロパンガスは、ボンベやタンクで供給されるため、都市部だけでなく地方や山間部などでも利用できます。そのため、住みたい場所を選びやすいです。
災害時の復旧が早い:プロパンガスは、災害時にもボンベやタンクの交換で供給を再開できます。そのため、復旧が早く、避難所などにも燃料として役立ちます。また、ボンベやタンクは個別に管理されるため、被害を最小限に抑えられます。
デメリット
料金が高く変動する:プロパンガスは、原料や輸送コストが高く、価格が自由競争によって決まります。そのため、料金が高く変動しやすく、予算管理がしにくいです。
環境にやさしくない:プロパンガスは、燃焼時に二酸化炭素や窒素酸化物などの排出量が多く、地球温暖化や大気汚染の原因になりやすいです。また、プロパンガスは再生不可能なエネルギー源であり、資源の枯渇やエネルギー安全保障にも影響します。
【おまけ】オール電化物件の特徴とは?
では、都市ガスでもプロパンガスも利用しないオール電化物件とはどのような特徴があるのでしょうか?
オール電化の物件とは、ガスを一切使わずに、電気だけで暮らすことができる物件のことです。オール電化の物件では、キッチンやお風呂、暖房など、家の中で使うエネルギーをすべて電気でまかないます。オール電化の物件には、以下のような設備が備わっています。
IHクッキングヒーター:電磁波を使って鍋やフライパンを直接加熱するコンロです。火を使わないので安全で、掃除もしやすいです。
エコキュート:再生可能エネルギーを活用した給湯器の事です。夜間の電気代が安い時間帯にお湯を作り、貯めておく仕組みです。エネルギー効率が高く、環境にやさしいです。
蓄熱暖房機:夜間に電気代が安い時間帯に熱を蓄えておき、昼間に放出する暖房機です。
オール電化物件のメリットとデメリットについて
オール電化の物件には、メリットとデメリットがあります。それぞれを見ていきましょう。
メリット
光熱費が安くなる可能性がある:オール電化の物件では、ガス代がかからず、電気代だけで済みます。また、夜間に電気代が安くなるプランを利用すればさらに節約できます。
安全性が高い:オール電化の物件では、火やガスを使わないので、火災やガス漏れなどの事故のリスクが低くなります。また、一酸化炭素中毒や不完全燃焼などの心配もありません。
掃除が楽:オール電化の物件では、IHクッキングヒーターを使うので、油はねや焦げ付きなどの汚れが少なくなります。また、コンロ周りもフラットで凹凸がないので、サッと拭くだけでキレイになります。
デメリット
停電時に何も使えなくなる:オール電化の物件では、電気がないと何も使えなくなります。特に冬場は暖房が使えなくなるので、寒さに耐えられないかもしれません。停電対策として、カセットコンロやランタンなどを用意しておくと良いでしょう。
直火調理ができない:オール電化の物件では、IHクッキングヒーターで料理をします。これは火を使わないので安全ですが、直火調理ができないというデメリットもあります。中華料理や炙り焼きなど、直火でしか出せない風味や香りが失われる可能性があります。
オール電化の物件は、電気だけで暮らすことができる物件です。光熱費の節約や安全性の向上などのメリットがありますが、停電時の不便さや直火調理の制限などのデメリットもあります。自分のライフスタイルやニーズに合わせて、オール電化の物件を選ぶかどうかを検討してみてください。
まとめ
以上が、賃貸物件での都市ガスとプロパンガスのそれぞれのメリットとデメリットとオール電化物件についてのご紹介でした。どちらのガスを選ぶかは、住みたい場所や料金や環境や調理などのライフスタイルによって異なります。東京都の都心の物件の場合、都市ガスの賃貸物件が多いですが、まれに都心の物件でもプロパンガスの賃貸物件もございます!お部屋探しの際に、確認をしましょう!
アブレイズ・コーポレーションは、お客様のニーズに合わせて最適な物件をご紹介します。また、お部屋探しに関する様々な疑問や不安にも丁寧にお答えします。お部屋探しに興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひアブレイズ・コーポレーション池袋駅前支店までお問い合わせください。
今回は、賃貸物件での都市ガスとプロパンガスのそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介しました。この記事がお役に立てば幸いです。次回もお楽しみに!
※この記事は、筆者の個人的な見解や経験に基づいて書かれたものであり、必ずしも正確性や有効性を保証するものではありません。読者の方は自己責任でご判断ください。
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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