《管理費込み？共益費込み？賃貸マンションの管理費と共益費の意味と違いを解説》

こんにちは！アブレイズ編集部です。今回は、賃貸マンションの共益費と管理費について、それぞれの説明や違い、物件選びのポイントなどをご紹介します。お部屋探しをする際には、家賃だけでなく、管理費や共益費も気になるところですよね。管理費や共益費は、物件によって金額や内容が異なりますし、家賃に含まれている場合もあります。では、管理費や共益費とは一体何なのでしょうか。それぞれの意味や違いを知っておくと、物件選びに役立ちますよ！

管理費とは？

管理費とは、賃貸マンションの管理のために必要な費用のことです。具体的には、以下のようなものが含まれます。

・管理人の人件費

・共用部分（エントランス、廊下、階段、エレベーターなど）の清掃費

・共用部分の照明や空調などの電気代

・共用部分の水道代

・ゴミ置き場や駐輪場などの維持管理費

・オートロックや防犯カメラなどの設備の点検・修理費

・管理会社への委託料

管理費は、物件の規模や設備、管理会社の方針などによって異なりますが、一般的には家賃の5～10％程度が相場と言われています。管理費は毎月支払うものですから、その意味も含めてきちんと知っておきましょう。

共益費とは？

共益費とは、賃貸マンションの共用施設や設備を利用するために必要な費用のことです。具体的には、以下のようなものが含まれます。

・駐車場や駐輪場などの維持費

・エレベーターなどの利用料

・ラウンジやコワーキングスペースなどの利用料

・インターネットやケーブルテレビなどの設備維持費

共益費は、物件によって有無や金額が異なりますが、一般的には家賃に比べて低いか、または無料で提供されていることが多いです。共益費は利用する施設や設備に応じて変動することもありますから、その内容や計算方法を確認しておきましょう。

管理費と共益費の違いは何？

管理費と共益費は似ているようで違うものです。簡単に言えば、

・管理費は物件を「管理する」ためにかかる費用

・共益費は物件を「利用する」ためにかかる費用

ということです。しかし、実際には物件ごとに管理費や共益費を設定しているため、その名目や内容が混同されていることもあります。例えば、

・管理人が常駐している物件では、「管理人代」として別途請求される場合もある

・共用部分の電気代や水道代は、管理費に含まれている場合もあれば、共益費に含まれている場合もある

・管理費と共益費が一本化されて、「管理共益費」として請求されることもある

・管理費や共益費が家賃に含まれて、「管理費込み」や「共益費込み」と表示されることもある

このように、管理費や共益費は物件によって異なりますから、物件を探すときには必ず確認しましょう。

管理費や共益費を考慮した物件選びのポイント

管理費や共益費は、物件選びにおいて重要な要素です。家賃だけでなく、管理費や共益費も含めた月々の支払い額を比較することが大切です。また、初期費用や更新料なども考慮する必要があります。以下のポイントを参考にしてください。

・管理費や共益費が家賃に含まれている場合は、初期費用や更新料が割高になる可能性がある

・管理費や共益費が高い物件ほど、管理の質が高いとは限らない

・管理人が常駐している物件は、安心感や利便性が高い反面、管理人代がかかることがある

・共用施設や設備が充実している物件は、利用料がかかることがある

・会社から家賃補助を受ける場合は、管理費や共益費が自己負担にならないか確認する

まとめ

以上、賃貸マンションの管理費と共益費についてご紹介しました。管理費や共益費は、物件の維持管理や利用に関する必要な費用です。物件選びの際には、家賃だけでなく、管理費や共益費も含めた総額を比較しましょう。また、初期費用や更新料なども忘れずにチェックしましょう。

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