2023/05/04
DIY型賃貸とは?メリット・デメリットなどについて
DIY型賃貸とは?通常賃貸との違いについて
DIY型賃貸とは、借主が自分好みで改修を行うことができる賃貸を指します。
また、貸主と借主の契約内容にもよりますが、通常の賃貸物件と違いDIY型賃貸では原状回復義務がないことが多く、また相場よりも安い賃料であるケースが多いです。
ですが、契約時の取り決めをしっかりと行わないと、後でトラブルへと繋がりますので、契約時は下記項目をしっかり決めておくことをおすすめします!
・DIY費用負担者
・DIY工事実施者
・所有権の帰属
・原状回復義務の有無
・明け渡し時の精算
原状回復義務の有無のに関しては、ありの場合の原状回復範囲も決めておく必要があります!
より細かいく取決めを行う場合は、工事内容などの資料などを提出するといいと思います!
DIY型賃貸のメリット・デメリットについて
メリット
〇貸主側〇
・古い家でも空室対策になる
・募集時のリフォーム費用を抑えられる
・長期の入居が見込める
・退去後の付加価値が見込める
☆借主側☆
・自分好みにDIYができる
・家賃を抑えられる可能性がある
・コストを抑えて持家のような感覚で住むことができる
デメリット
●貸主側●
・契約内容が細かく、契約手続きが面倒
・トラブルが起こる可能性がある
・入居ニーズを狭めてしま可能性がある
★借主側★
・契約内容が細かく、契約手続きが面倒
・トラブルが起こる可能性がある
・物件数が少ない
トラブルにならないための注意点について
施工内容と状況
工事内容に工事実施者、実施後の確認などに関しては当事者間話し合いをし決めておく必要があります。
また、新たに設置する設備内容や使用については事前に確認し、住宅や他の入居者などの第三者へ損害を与えないよう十分に気を付け、工事を行いましょう!
工事部分の所有権について
契約期間中や退去時に、工事を行った部分の所有権は貸主・借主どちらになるのか明確にしておきましょう!
借主の所有物として退去時に残置する場合は、その際に所有権を放棄又は貸主へ譲渡することになります。
管理・修繕について
契約期間中の管理や修繕は、貸主・借主どちらが責任を負うのか明確にしておきましょう!
また、借主が工事を発注した場合は借主が管理と修繕を行うとされています。
原状回復義務について
DIY型賃貸の場合は、古かった設備がグレードアップするケースもあるため、必ずしも原状回復の必要があるわけではありませんが、現状回復義務の有無や工事を行った部分の収去に関しては明確に取り決めておきましょう!
また、残置する際に原状回復義務はないものの、設置した棚のぐらつきや設備などが破損していた場合で、補修の必要があり、補修を必要と定めた場合は借主が補修を行うとされています。
退去時の費用精算について
借主に所有権がない工事部分の精算の有無や、借主に所有兼がある場合の買取の有無について、当事者間の合意により取決めを行い、精算等ありとする場合は貸主は残存価値や時価を借主へ支払うこととなります。
また、家賃や工事費用などを考慮し、どちらか一方が不利にならないよう取決めを行うことをおすすめします!
契約期間終了前に解約した場合の精算等の有無に関してもしっかりと話しておくといいと思います!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
DIYがはやり、賃貸でもDIY型賃貸が出てきています。
それに伴うトラブルなどもありますが、契約前にしっかりと話し合い取決めを行うことで、トラブルになる可能性も低くなりますので、DIY型賃貸を借りる際はしっかりと話し合いをし、入居から退去まで気持ちの良い生活を送ってもらえればと思います(*^^*)
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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