2023/03/11
家賃の値上げ通知が!?交渉・拒否をすることは可能?
家賃値上げの理由とは?
物価の上昇
国内物価が上がった場合、現在の家賃が適正でないと判断され家賃の値上げが可能となります。
物価が上がるということは、お金の価値が下がるということになるため、物件の価値よりも家賃が安いと判断され、家賃値上げの対象となります。
土地・建物の価値の上昇
住んでいる地域や駅前などで再開発が行われた影響により、土地や建物の固定資産税が増税することがあります。
その影響により、対象となった物件は家賃の値上げが可能となります。
周辺に家賃相場に比べて安い
稀に調べている地域で周辺の家賃よりも極端に安い物件があります。
そういった物件では、間取りや築年数などを比較したうえで、相場よりも家賃が安いと判断された場合、家賃の値上げが可能となります。
家賃値上げの拒否・交渉は可能?
法律上、家賃の値上げは認められていますが、両者合意の場合に限ります。
家賃の値上げに納得がいかない場合は、交渉や拒否をすることは可能となりますが、納得できない理由にもよります。
納得できない理由が正当な理由であるのか、頑なに拒否をしてしまったり連絡を無視してしまうのはトラブルになってしまう可能性があるため、必ず話し合いをするようにしましょう!納得できない理由が正当な理由であるのか、頑なに拒否をしてしまったり連絡を無視してしまうのはトラブルになってしまう可能性があるため、必ず話し合いをするようにしましょう!
もちろん、オーナー側も正当な理由で家賃の値上げをしているはずなので、まずは正当な理由なのか一度確認してみてください!
また、契約書に更新ごとに家賃を値上げするというような特約があると、家賃の値上げは契約に基づく正当なものであるため、値上げを受け入れられない場合は退去しなくてはなりませんので、契約書は予めチェックしておきましょう!
交渉不成立の場合どうなる?
交渉不成立になった場合や更新までに話がまとまらない場合でも、基本的に値上がり前の家賃を払い続けていれば済み続けることは可能です。
また、交渉不成立になった後にオーナーから新賃料以外は受け取らないと拒否された場合、国家機関である供託所へ従来の家賃を預けましょう!
交渉不成立だからといって家賃を払わないとなってしまうと、家賃滞納となり強制退去になりかねませんので、家賃は必ず支払いましょう!
ですが、ずっとその状態というわけにはいきません、いずれかは両者とも落としどころを見つけなければなりません。
そうでなければ、裁判になるという可能性もありますので、時間やコストがかかる前に今よりも良い物件を見つけて退去してしまうというのも一つの手ではあります。
交渉時のポイント
家賃値上げの根拠となる資料の提示
家賃値上げが正当なものなのか、値上げの根拠となる資料やデータなどを提示してもらいましょう!
また、周辺の類似物件との価格の違いに関しては、賃貸物件検索サイトなどで比較してみると良いでしょう!
交渉の選択を増やす
家賃の交渉だけでは、話し合いがまとまらない可能性があります。
そういった際には、交渉の選択肢を増やしておくと、別の形で交渉が成立する場合もあります!
例えば、「値上げの時期を延ばしてもらう交渉」「値上げに同意する代わりに更新料などの値下げ交渉」「家賃の値上げ幅を下げてもらう」など、0にすることはできなくても違った形で交渉を成立させる可能性は十分にあります。
感情的にならない
感情的になって交渉をしてしまうと、伝えたいことも相手に伝わらず、より一層お互いの間に渦ができてしまいます。
感情的であるのかないのかによっては、家賃値上げの回避ができるかできないかをも左右する可能性があるので、落ち着いて話し合いをするよう心掛けましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家賃値上げの交渉や拒否に関して、やみくもに拒否してしまうとトラブルになりかねません。
家賃の値上げが不当とは限りませんので、まずはなぜ値上げになったのか資料の提示などを求め、感情的にならず交渉へと臨みましょう。
↓↓「暮らしのイメージから選ぶ」お部屋探しはこちら↓↓
募集状況や初期費用のお見積り、その他ご質問など
東京で賃貸物件をお探しの方は、仲介手数料無料~仲介手数料半で初期費用が安い
アブレイズ・コーポレーションまでお問合せ下さい(^^♪
TEL:03-5928-0388
お問い合わせはLINEでも受け付けております!
この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
アブレイズ・コーポレーション編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・アブレイズ・コーポレーションからのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!