2022/02/21
防犯カメラ設置物件のメリットとデメリット
◆賃貸物件に防犯カメラが設置されていることのメリット
オートロックやモニター付きインターホンと同様に、物件についているとうれしい防犯設備として防犯カメラがあります。
賃貸物件に防犯カメラが設置されていると、犯罪への抑止力となりますし、万が一、犯罪が起きた際もその録画内容を参照することも可能になるなど、安心感が高まります。
最近はセキュリティについて重要視する方も多くいます。当然、入居者にとっては防犯上の安心感というメリットがありますし、賃貸物件のオーナーにとっても、犯罪抑止のみならず、入居率の向上や建物価値の向上に繋がります。
そのような理由から、最近は様々な物件に防犯カメラが設置されてきています。
◆防犯カメラが設置されていることのデメリット
防犯カメラのメリットは大きなものですが、デメリットが全くないというわけではありません。
24時間365日、防犯カメラは録画をし続けています(最近はモーションキャプチャーと言ってカメラが動きを感知したときのみ録画する機能もありますが・・・)。
当たり前ですが住民や来訪者の姿が映ってしまいますので、プライバシーの問題も発生してきます。
24時間録画されていることに抵抗があるなど、気になる方は設置位置などを事前に確認するようにしましょう。だいたいは外から建物に侵入できる箇所(エントランスなど)やエレベーター、駐輪場などに設置されていることが多いです。
また、防犯カメラの映像を参照したい事態が発生しときも必ず映像を開示してもらえるとは限りません。
上述の通り、プライバシーの問題がありますので、理由によっては開示してもらえない場合もあります。また、警察の捜査上、防犯カメラの映像が必要となった場合、オーナーや管理会社はその映像を警察に提出することもあります。
◆個人で防犯カメラを設置することは可能か
セキュリテー上の問題から個人で防犯カメラを設置したいという場合もあるかもしれませんが、その場合は勝手に設置してはいけません。
建物はオーナーの所有物となりますし、上述の通りプライバシーの問題もありますので、管理会社やオーナーに相談するようにしてください。
なお、最近はお部屋内に置くタイプの防犯カメラもあります(壁や天井に穴をあけて設置する場合はNGです)。
そのようなものであれば、設置されても問題はありません。
◆まとめ
防犯カメラが設置されている物件は安心感が高まりますが、デメリットもないわけではありません。
よく理解をして、防犯カメラが設置されている物件を選択するようにしましょう。
なお、アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では以前に自分でできる防犯対策について記事にしています。以下リンクよりあわせてお読みいただけると幸いです。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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