内見でチェックするべきこと

◆さて内見！何をチェックする？

お部屋探しをする際には、実際にその賃貸物件の室内を内見してから決めることが多いと思います。

まさにお部屋を決定するのに大切なプロセスとなるお部屋の内見ですが、けっこうその部屋の雰囲気を見て決めてしまう方も多いように思います。

しかしながら、実際にお引っ越しをした後に「こんなはずじゃなかった・・・」なんて言うことがないように、内見の際には確認しておいた方が良いことが何点かあります。

ということで、本日は内見の際にチェックすべきことについてお話ししていこうと思います。

◆お部屋の寸法

「当たり前だよ」と思われるかもしれませんが、まずはお部屋の寸法を測ることは重要です。

実際にお引越しの際に持って行く家具や家電、特にベッドやテレビ台、机やテーブルなどそれなりにサイズがあるものはあらかじめ測っておいて内見の際には把握しておくようにしておき、内見でそれらの家具や家電がちゃんと入るか、またどのように配置できるのかをイメージできるようにしておくとベストです。

また、洗濯機置場や冷蔵庫置場のサイズもしっかりと測っておいた方が良い箇所となります。

特に洗濯機は最近、ドラム式の洗濯機など大型のものが増えてきています。洗濯機が入らないというトラブルは特に多いので、必ず細かく洗濯機を採寸して入るかどうか細かくチェックするようにしましょう。

ベッドサイズのハナシ

洗濯機のサイズに注意しよう！

◆テレビコンセントの位置

次にチェックすべきなのがテレビコンセントの位置です。

テレビを置く場合、テレビコンセントの位置でお部屋の家具の配置はあらかた決まってしまうといっても過言ではありません。

テレビはテレビコンセントに有線で接続することで放送が受信できるようになります。ということは、基本的にはテレビコンセントが設置されている側の壁面にテレビを設置することになると言うことになります。

最近では一部屋に2ヶ所のテレビコンセントを配置しているお部屋もあったりしますが、ほとんどは一部屋に1ヶ所、テレビコンセントが配置されていると言うことがほとんどです。

内見の際は必ずテレビコンセントの位置を確認するようにしましょう。

テレビのアンテナ端子はとっても重要です！

◆収納はどうか？

収納がどの程度あるのかどうかも重要です。

自身が持ち込む家財の量によってですが、クローゼットやシューズボックス、押入れなどの収納で足りるのかどうか、また足りない場合にチェストなどをどのように配置するのかなどイメージできるようにしておくと良いでしょう。

また、キッチン周りの収納も備え付けのもので食器などが入るのかどうか、また、キッチンに棚を新たに購入したり、お引越しの際に持ち込む場合はその箇所もしっかり計測しておくようにしましょう。

なお、物は生活していく上でどうしても物が増えていってしまう場合もありますので、余裕を持って確認するようにした方が良いでしょう。

収納が足りない！～そんなときの一工夫

モノを減らすという考え方

◆眺望や音など

内見に行かないとなかなか確認できないことに眺望や音があります。

日当たりはいいんだけど、窓を開けたら目の前にお墓が・・・なんて言うことはよくあることです。

気にしない方なら全く問題はありませんが、気にする方は眺望を確認するようにしましょう。

また、内見の際に気にして欲しいのが「音」です。

近隣の上記もそうですが、近くに大通りや電車の線路などがある場合は室内にいる場合にどのような聞こえ方をするのか、また感じ方をするのか、実際に生活している中で許容できるのかどうか確認するようにしましょう。

音の問題は人によって感じ方が異なります。音に敏感な場合は必ず細かくチェックしましょう。

◆共用部や周辺環境

内見の際で忘れないようにして欲しいのがその賃貸物件の共用部分です。結構、室内の内見をして満足してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、駐輪場やごみ置き場、エントランスホールなどの共用部分は必ずチェックするようにしましょう。

駐輪場やごみ置き場と言った場所は今後、生活していく上での利便性に関わる箇所ですのでよく見ておいた方がよいのですが、エントランスやマンションの共用掲示板もよく見るようにしましょう。

共用部はその物件の管理体制や居住者のモラルやマナーがわかる箇所でもあります。例えば、ごみ置き場や駐輪場が雑然としている、エントランスにゴミが落ちている、掲示板にモラルやルールに関する注意文が多く掲示されていると言った場合は、管理体制があまりよくないかもしれません。

共用部分はしっかりとチェックしよう！

共用部が汚いのですがどうすればよいでしょう・・・

また、物件のみならず、周辺の環境も確認しておくとベストです。

例えば、駅からの経路や駅周辺、買い物のできるスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど商業施設の状況、多きなど悪露や線路の有無などです。特に駅から物件までの経路が暗くてさみしい通りだったりすると女性は怖かったりするかもしれません。

物件のみならず周辺環境も確認しておくと良いでしょう。

周辺環境を確認しよう！～快適さはお部屋だけではない

駅近物件のメリットとデメリット

お部屋探しの際は街も歩いてみよう

◆まとめ

本日は内見をする際に何をチェックするべきかについてお話ししました。

内見はこれから住むお部屋を決めるのに非常に重要なファクターとなりますので、チェックするべきことは事前にまとめて置いて挑むようにするとベストです。

特に引っ越す際に持っていく家具や家電、これから購入しようとしている家具や家電などのサイズをあらかじめ把握しておくと、内見の際に細かく採寸ができるほか、配置した際のイメージもしやすいかと思います。

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