2022/11/05
そろそろ加湿器が必要な季節になってきます!
◆寒くなったら乾燥対策を
だんだんと寒くなってきて、そらそろ冬が訪れそうな今日この頃ですが、冬になり寒くなってくると気にしないといけないのがお部屋の乾燥です。
乾燥すると当たり前ですが湿度が下がります。実は、人間が室内で快適に過ごせる湿度というのは40%〜60%と言われており、湿度が40%を下回ってくると人体にも諸々の影響を及ぼすようになります。
冬場は寒さ対策からエアコンや暖房器具を使用することが多くなり、お部屋の湿度が下がりお部屋が乾燥した状況になりがちです。
◆乾燥するとどうなるか?
お部屋の湿度が40%を下回り、乾燥してくると人体には様々な影響が出てきます。
まず、肌や髪が乾燥し、肌乾燥や肌荒れ、髪の毛へのダメージに繋がったり、目が乾燥することでドライアイになる可能性があります。
また、もっとも怖い影響が、ウィルスです。ウィルスはお部屋が乾燥した状態だと活動が活発になると言われています。あわせて湿度の低下による喉の乾燥で、粘膜が失われることもウィルスへの感染の大きな原因となるので注意が必要です。湿度の管理はウィルス対策にはとても有効で、例えば、インフルエンザウィルスは湿度を65%、室温21度の環境を16時間保てば99%のウィルスの感染力を奪うことができるという研究結果も出ているそうです。お部屋の乾燥を防ぎ、湿度を管理することはとても大切なことなのです。
なお、以前にお部屋の乾燥対策については記事にしていますので以下のリンクよりご参照ください!本日は乾燥対策の中でも一番の定番である加湿器について詳しくお話していこうと思います。
◆乾燥対策には加湿器を
お部屋の感想が人体に様々な影響を及ぼすことは上述のとおりですが、手軽にお部屋の乾燥を防ぎたいのであれば加湿器の導入が有効です。
では、どのような加湿器を導入すればよいのでしょうか?
続いて、加湿器の種類について見ていきましょう。
スチーム式加湿器
スチーム式加湿器は、加湿器内にヒーターが内蔵されており、お湯を沸かすことで水蒸気を発生させるタイプの加湿器のことを指します。
加湿性能が高く、水を沸騰させることからカビや雑菌が発生しにくく、メンテナンスが楽な点がメリットです。しかし、お湯を沸かすことからほかの加湿器よりも電気代がかかること、また、熱を使うため加湿器の吹き出し口などが高温になる機種もあるので注意が必要です。
気化式加湿器
気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに風を当てることで蒸発させ加湿するタイプの加湿器のことを指します。
熱源を必要としないため、電気代が安く抑えられ、熱も発生しないのでお子様がいる場合なども安心できます。ただし、フィルターに水を含ませるため、雑菌やカビなどの発生するリスクもあり、定期的にタンクやフィルターの清掃や交換が必要となります。また、加湿のスピードはあまり早くありません。
超音波式加湿器
超音波式加湿器は水に振動を与えることで細かい粒子を霧として噴出させることで加湿するタイプの加湿器のことを指します。
スチーム式加湿器ほどではありませんが、気化式加湿器よりはの加湿性能が高く、電気代も抑えられます。また、本体も比較的安価なものが多いので気軽に購入することが可能です。
しかしながら、超音波式の加湿器も熱源を用いないため、タンクに雑菌やカビが発生する恐れがあるので、タンクの清掃などのメンテナンスが必要となります。
ハイブリッド型加湿器
ハイブリッド式加湿器はその名のとおり、上述の3種類の加湿器を組み合わせた加湿器です。加熱した水を風に当てて加湿する加熱気化式タイプと、加熱したお湯を振動を与えミストとして噴出する加熱超音波式タイプがあります。
それぞれ過熱をするので、加湿性能は高いですが、例えば加熱気化式であればフィルターがあるためやはり定期的なメンテナンスが必要だったり、電気代は高くなったりと、それぞれデメリットもあります。
◆加湿しすぎにも注意
乾燥する時期は加湿も必要となりますが、加湿のし過ぎには注意するようにしましょう。
加湿しすぎると、お部屋や家財、布団などにカビが発生する要因にもなります。特に冬の時期は外気との気温差が大きくなりがちなので、結露の発生も懸念されます。結露が発生すると、さらに湿度が上がり、壁紙にカビが生えたり、腐食したりすることもありますので、注意が必要です。
加湿器にも様々な性能がありますので、お部屋の広さに合った性能のものを選ぶこと、タイマー機能をうまく利用するようにしましょう。また、換気を心がけることで加湿のし過ぎの状況や結露を防ぐことも必要です。
なお、結露やカビについては以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆まとめ
本日はお部屋の乾燥と加湿器についてお話してきました。
冬場は気温、湿度ともにウィルスが発生しやすい季節となりますので、風邪を引いたりする前に、お部屋の湿度を適度に保ち、また、うがいや手洗いと併用することでうまく予防するようにしましょう。
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では、他にも暮らしに関する記事をアップしておりますので、以下のリンクよりご参照ください。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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