2021/12/04
バルコニーや共用廊下に物を置いてはいけない!~知っておきたい消防法
◆実はバルコニーや共用廊下には物を置いてはいけないのです
バルコニーに物置やデッキ、共用廊下に傘立てなどを置いているところを見たことがあるかもしれません。
実は原則としてバルコニーや共用廊下に物を置くのはいけないことなのです。
実はバルコニーや共用廊下は避難通路となっていて、避難の妨げになるようなものを置いてはいけないのです。
◆知っておきたい消防法
賃貸物件に限らず、建物は二方向避難ができるように設計されています。
マンションの部屋であれば、玄関(共用廊下)とバルコニーから避難ができるように作られていることが一般的です。
また、バルコニーがない物件についても窓用の避難はしごなどが設置されていたり置いてあったりします。
バルコニーに避難はしごが設置されている部屋があり、隣室との間の仕切り板は簡単に破れるようになっているのです。
これは、火災などで万が一、玄関側から外へ出れない際にバルコニーから避難ができるようにしている為です。
ですので、バルコニーや廊下に避難の妨げとなるような大きな物を置いてはいけないのです。
◆消防設備点検で指摘されることもある
建物では消防設備点検が行われる物件があります。
よく火災警報器の動作点検などを行っているのを見たことありませんか?
その際にバルコニーや共用廊下に物を置いているかどうかもチェックされ、特に避難の妨げになるような物を置いていると注意や指摘を受けることもあるので注意が必要です。
◆まとめ
バルコニーや共用廊下、特にバルコニーは自分たちが好きなように使えるのでは・・・と思う方が多くいらっしゃるかと思います。しかし、実はバルコニーは共用部分(の専用的に使用できる部分)となっているのです。
なので、バルコニーや共用廊下に大きな物を置くことはできる限り避けるようにしましょう。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では重要事項説明時にバルコニーや廊下のお取り扱い方法などについても詳しくご説明するようにしておりますので、何かご不明点などございましたらお気軽にご相談下さい。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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