2025/04/04
今すぐできる!地震対策と日本の耐震技術
皆さん、こんにちは!アブレイズコーポレーション編集部です♪
4月に入っても寒暖差が激しく、服選びに迷う日が続きますね。社内でも花粉症に悩む人が増え、ティッシュが欠かせません。。 皆さんも体調にはお気をつけください!
そんな春の揺らぎを感じる毎日ですが、先日会社帰りに見た日本橋桜通りの桜と街の灯りが幻想的で、つい足を止めてしまいました✨ふと周りを見渡すと、高層ビルが立ち並び、どっしりとした建物が街を支えていることに気付きます。
日本は地震が頻繁に発生する国ですが、最近ミャンマーでも地震が発生したり、今後南海トラフ地震が起こる可能性も指摘されており、不安に感じる方が増えているのではないでしょうか。
そんな中で、安心して建てられる建物には理由があるんです。それが「耐震構造」です!
今回は、日本の耐震技術がどのように発展してきたのか、そして私たちが今できる地震対策についてお話ししようと思います。20代の方々が日常でできる備えも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
1. はじめに:地震はいつ起こるかわからない!
日本は地震大国であり、毎年多くの地震が発生しています。
「備えあれば憂いなし」と言われるように、いつどこで発生するかわからない地震に備えることが大切です。
地震対策は決して難しいものではなく、身近な場所で簡単にできることが多いです。
特に若い方々は地震について考えることが少ないかもしれませんが、万が一に備えた準備を今から始めておきましょう!
2. 耐震・制震・免震の違いを徹底解説!
★耐震構造、制震構造、免震構造の違い
日本では、建物が地震に耐えられるように設計されています。
最近の新築物件には耐震性能が強化されており、地震に対する対策も進化しています。それぞれの構造について理解を深めておきましょう。
●耐震構造:建物自体が地震の揺れに耐えるよう設計された構造です。柱や壁を強化することで、揺れに強い建物を作ります。
●制震構造:建物の揺れを吸収し、揺れを減少させる技術です。例えば、ダンパーという装置を使って、揺れを和らげる効果があります。
●免震構造:建物と地面の間に免震装置を設置し、地震の揺れを建物に伝わりにくくする構造です。免震構造の建物は、地震の揺れをほとんど感じないこともあります。
・現在の建築基準法
現在の建築基準法では、新築物件に対して耐震基準が義務化されています。耐震性が強化されており、1981年に新しい基準が導入されてからは、さらに安全性が高まりました。それ以前に建てられた建物でも、耐震補強を行うことができます。
・最近の耐震性能の進化
今では耐震性だけでなく、制震や免震機能を持つ建物が増えており、特に高層ビルや集合住宅に多く見られます。これらの建物は、住人の安全を守るためにさらに工夫されています。
3. いまできる!自宅の地震対策
★家具の固定や転倒防止対策をする
家の中で一番危険なのは、家具や家電が倒れることです。
地震の揺れで家具が倒れたり、物が落ちてきたりすることがあります。
これを防ぐために、以下のような対策が有効です◎
①家具の転倒防止:大きな家具や本棚には転倒防止金具を取り付ける。特に高い家具ほど転倒しやすいので、しっかり固定することが重要です。
②耐震マットの使用:テレビや冷蔵庫などの重い家電には耐震マットを敷くと、揺れに強くなります。
③棚の配置を見直す:落下物が危険な場所には棚を置かない。物が落ちてきたときに逃げ道を塞がないようにします。
④ガラス飛散防止フィルムを貼る:ガラスが割れると、飛び散った破片で怪我をすることがあります。窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることで、万が一のガラス破損を防ぐことができます。これを行うことで、自宅内でのケガのリスクを減らすことができます。
⑤避難経路を確保し、出口付近に物を置かない:
地震時には速やかに避難できるように、出口や避難経路には物を置かないようにします。家具の配置を工夫して、避難の際に障害物がないようにすると良いです。
4. 非常用持ち出しバッグの準備
★最低限必要なもの
地震が発生したとき、家から出られない状況に備えて、非常用持ち出しバッグを準備しておくことが大切です。
時間がないときや急な地震の際に、すぐに対応できるよう、以下のアイテムを準備しておきましょう。
・飲料水:1人1日3リットルが目安です。数日分の水を用意しておくと安心です。
・食料:缶詰やレトルト食品、非常食など長期保存ができるものを用意します。
・懐中電灯・ラジオ:停電時に役立つ懐中電灯やラジオ。手回し充電のラジオもおすすめです。
・モバイルバッテリー:スマートフォンを使って情報を得るために、モバイルバッテリーを準備しておきましょう。
・生理用品:特に女性は生理用品を持ち歩くことをお勧めします。
・医薬品:常備薬、絆創膏、消毒液など
・防寒具・毛布:寒い時期には防寒対策も必要
―20代向けのプラスα―
地震が起こった場合、必要な物は人それぞれ異なりますが、20代に特に必要なものとして以下が挙げられます。
・コンタクトレンズ用品:普段からコンタクトを使っている人は、保存液や予備のレンズを忘れずに。
・身分証コピー:パスポートや運転免許証のコピーを持ち歩くことで、身分確認がスムーズになります。
「すぐ持ち出せる場所」に置いておくのが大切
非常用持ち出しバッグは、いざという時にすぐ持ち出せる場所に置いておきましょう。
玄関付近やクローゼットの中など、家族全員がすぐに取り出せる場所が理想です。
5. 地震発生時にとるべき行動
●室内にいるとき
→地震が発生したら、まずは自分の身を守ることが最優先です。
・机の下に隠れる:机の下や頑丈な家具の下に隠れると、落下物から身を守れます。
・窓ガラスから離れる:割れたガラスで怪我をしないよう、窓から離れて安全な場所に移動します。
・頭を守る:頭に手をやり、衝撃を和らげるようにします。
●外出時
→外出中は、建物から離れることが重要です。地震の揺れでビルや街灯が倒れることがあるため、以下のような行動を心がけましょう。
・ブロック塀や自動販売機から離れる:これらのものが倒れてくる可能性があるため、離れることが大切です。
・大きな建物から避ける:高層ビルなどの建物が揺れて危険です。
・SNSや情報アプリを活用し、正しい情報を得る:地震が発生した場合、SNSや情報アプリを活用して、正確な情報を得ることが重要です。デマに惑わされないように、信頼できる情報源から確認しましょう!
6. 日頃からできる地震への備え
✅ 家族や友人と「どこで合流するか」を決めておく◎
地震が発生した際に、携帯電話が使えなくなる可能性もあります。そのため、 事前に家族や友人と避難後の集合場所を決めておくことが重要です。
✅ 複数の集合場所を設定する
1箇所だけでなく、自宅近く・職場や学校近く・広域避難場所など 複数の合流地点 を設定し、状況に応じて移動できるようにしておきましょう。
✅「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を家族で共有
携帯がつながりにくくなる可能性があるため、 NTTの「171」やLINEの安否確認サービス など、通信が遮断された場合の連絡手段を事前に確認しておくと安心です。
✅ スマホの防災アプリをインストールしておく
災害時には リアルタイムで正確な情報を得ることが最優先になります。
・ 「NHKニュース防災アプリ」(最新ニュース&警報)
・ 「特務機関NERV防災アプリ」(詳細な地震情報を迅速に取得)
・ 「Yahoo!防災速報」(避難所情報や自治体からの防災通知)
これらを 事前にインストール&通知設定 しておくと、いざという時に役立ちます。
✅ 職場・学校での防災対策も確認する
家だけでなく、 自分が日常的に過ごす場所 の防災対策を知っておくことも大事!
・ 避難経路や避難場所の確認(ビルの非常口、近くの公園や広場)
・ 職場・学校に備蓄されている防災用品のチェック(水や非常食、簡易トイレの有無)
・ 同僚や友人と「もしもの時の対応」について話し合う(集合場所や役割分担)
日頃から周囲と共有しておくことで、緊急時の混乱を防ぎやすくなります。
7. まとめ
小さな備えが未来を守る!
地震対策は決して大がかりなものではなく、身近なところから少しずつ始めることが大切です。若いうちから防災意識を高めることで、万が一の時に冷静に対応でき、周囲の人々を守ることにも繋がります。
今日から、できることから始めてみましょう!
地震対策の第一歩は“安心できる住まい選び”から。アブレイズ・コーポレーションでは、耐震性の高い新築・築浅物件も多数取り扱っており、仲介手数料もお得◎春からの新生活、安心・安全な住まいから始めてみませんか?
以上、アブレイズ編集部でした。次回もお楽しみに!✨
この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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