2022/10/27

ホームセキュリティーとは？

◆ホームセキュリティーとは？

ホームセキュリティとはSECOMやALSOKと言った警備会社のセキュリティサービスが導入された住居のことを言います。警備会社による装置が設置され、その装置を通して、24時間機械警備を行うというもので、賃貸物件でも導入されているマンションやアパートがあります。

室内に警備会社の装置がついている場合もありますし、大型のマンションなどではオートロックシステムと連動している場合もあり、ほとんどの場合はホームセキュリティシステムは自動火災報知器と連動していることが多いです。

火災などの事故や外出時に玄関ドアが操作されるなどがあると警備会社に信号が飛び、警備員が駆けつけるというシステムです。状況によっては警察や消防への通報をしてくれるようなケースもあります。

◆メリット

メリットは何より安全性でしょう。

まずは火災報知器と連動して、火災報知器が火災を感知した場合に警備会社へ信号が飛び、警備員が駆けつけます。

また、これは全ての部屋に設置されているとは限らないのですが、玄関ドアや窓にセンサーが設置されており、外出時に玄関ドアや窓が開けられると、やはり警備会社に信号が飛び、警備員が駆けつけます。

また、上述のとおり、状況に応じては警察や消防に通報もしれくれるので、最善策がとれるということもメリットでしょう。

大型のマンションなどでは、エレベーターや給水ポンプなど共用設備とも連動して異常があると警備会社に信号が飛ぶ仕組みになっているような物件もあります。

同じ防犯設備としても防犯カメラは犯罪の抑止効果や事後の確認に効果がありますが、ホームセキュリティーはまさに困ったときに役に立ちます。

◆デメリット

デメリットとしては、誤報や設定間違えによる信号の誤送信です。

例えば、料理をしていて火災警報器を鳴らしてしまった・・・なんてときも信号が警備会社に飛んでしまいます。すると、警備会社から電話が来たり、電話に対応できずにいると警備員が駆けつけてくるなんて言うこともあるかもしれません。

また、上述のとおり、外出の際に外出時に玄関ドアや窓が開けられると信号が飛ぶセンサーが設置されているお部屋もあるとご説明しましたが、この外出と在宅の切り替えというのは室内の警備会社の設置した装置で切り替えをします。そのため、外出から在宅に切り替えずに窓を開けてしまうと警報が鳴ったりする場合があります。

それらの誤報以外にも、ブレーカーが落ち、警備会社の装置への給電が停止した場合も信号が飛ぶこともあります。

なお、建物で連動しているセキュリティシステムの場合、室内で警報が鳴ってしまうと同時に管理室でも警報が鳴動することがあります。これは管理室からも対応ができるようにとの配慮ですが、お部屋の中の警報音は止めることができても、管理室内も誰かが警報を止めないといつまでも鳴りっぱなしとなりますので気をつけなければいけません。