2022/10/02
お部屋探しをするなら月初がおすすめな理由
◆月初のお部屋探しはオススメです!
毎月どこらへんでお部屋探しするのが一番ベストなのだろう・・・
そのように悩んでしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
一概にいつ頃がいいのか・・・というのはタイミングなどにもよるところなのですが、賃貸不動産のプロとしては「月の初めは結構オススメ」と回答させていただきます。
実は毎月下旬でのお部屋探しもオススメではあるのですが、それはまた別の機会に。
閑話休題。
なぜ、月の初めにお部屋探しをするのがおすすめなのか?
適当に言っているのではなく、実は根拠もあるのです。
本日はお部屋探しをするなら月初がおすすめな理由についてお話していきたいと思いますので、ちょっと(ちゃんと)読んでみてください。
◆賃貸物件の解約は月末が多い
お部屋探しをするなら月初がおすすめな理由をお話する前に前提として、賃貸物件の解約が月末に多いということがあります。
転勤・異動や転職が多い
賃貸物件の解約は実は月末での解約というのが非常に多いです。
もちろん、月の区切りだから月末付で解約する・・・という理由は大きいのですが、最も多い理由としては勤務先での転勤や部署異動というのが毎月1日付けで行われることが多いということがあげられます。
また、転職などで新たな職場で働く場合も、必ずではありませんが、毎月1日付で入社する機会が多いですよね。
そのような転勤や異動、転職など、新生活の開始を理由とする場合は、月末や毎月下旬に解約となる機会が多い傾向にあるのです。
賃貸借契約期間の関係
上記のような勤務先を原因とする解約が多いのはわかっていただけたかと思いますが、月末での解約が多い理由はそれだけではありません。
実は大手デベロッパー系の管理会社さんの物件に多いのですが、月の途中で契約が開始となった物件でも、契約満了日が月末となっている物件があるのです。
このように言われてもわかりづらいと思うので、実際に例を上げてみますね。
賃貸物件の契約期間というのはだいたいが2年間としている物件が多いので、契約開始日が2022年10月15日であれば、2年後の2024年10月14日が契約満了日となります。
それが大手デベロッパーさんの物件ですと、契約開始日が2022年10月15日でも、契約満了日が2年後の2024年10月14日ではなく、2024年10月31日までとなっていることが多いのです。
となると、その後に契約を更新したとしても、2年間の契約となるため、更新後の契約期間は2024年11月1日~2026年10月31日が契約期間となります。
契約期間満了とともに解約して引っ越す人は多いので、契約期間の関係でも月末での解約が多いのです。
◆月初のお部屋探しがオススメである理由
それでは、月末は解約が多いという前提を踏まえ、なぜ、月初のお部屋探しがオススメなのかという核心について語っていきましょう!
月初に内見が可能となる物件が多い
上述のように、月末での解約が多いとなるとどうなるのでしょうか。
ズバリ言うと、月末の前居住者が退去するので月初に内見が可能となる物件が多いということです。
退去したてホヤホヤの物件を内見できるのです!
確かに、退去したばっかりの物件だとクリーニングが終わっておらず、正直、汚い部屋などもありますが、部屋が汚かったとしても設備の状況や日当たり、共用部の状況などは確認ができます。
もちろん、どの程度のクリーニングや修繕をするのかは確認したほうが良いですが、人気のある物件などは退去後すぐ申し込みが入ってしまう物件もありますので、しっかりと内見をして引っ越しをしたいというのであれば、内見可能物件が多くなる傾向にある月初にお部屋探しをするのがオススメである大きな理由のひとつです。
募集物件が多い
賃貸物件は解約の申し出があったら募集を開始することがほとんどです。
賃貸物件の解約は1ヶ月前~2ヶ月前に解約予告をする必要がある物件が多いことから、月末に解約をするのであれば、その1~2ヶ月前に解約の申し出をしますよね。その解約の申し出を受けて管理会社は新たに募集を開始していくわけですから、賃貸物件というのは月末から月初あたりに新着物件が出る機会が多いのです。
上述のように内見ができる物件の募集が多いのも理由としてはありますが、そもそもの募集物件数が多くなるのも毎月下旬~月初ということが多く、月初でのお部屋探しがオススメな理由のひとつとなります。
賃料発生日の交渉がしやすい傾向にある
今住んでいる物件の契約期間の関係から、賃料発生日(契約開始日)は少しでも遅くしたいと思っている方も多いかと思います。そのような場合も月初のお部屋探しはオススメです。
なぜか?
それは、上述でもお話した「汚い部屋」がひとつのヒントとなります。
通常、賃貸物件は、申込みをしたら原則としては2週間後には契約開始(賃料発生)となることが多いです。もちろん、交渉をするなどして契約開始日を伸ばすことが可能な物件もありますが、すでにクリーニングや修繕も終わっており「即入居」となっている物件はオーナーさんの都合により、交渉が難しい場合もあります。
しかしながら、汚い部屋や設備が壊れている部屋、壁に穴があったり、壁紙が剥がれている部屋などお部屋の状況が悪ければ悪いほど、修繕やクリーニングには時間がかかります。
・・・ということは、どうしても賃料発生日は伸ばさざるをえないこととなります。
「ちょっと無茶な理由じゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、クリーニングや修繕は1日で終わることは稀ですので、賃料発生日を少しでも遅くしたい方は、お部屋の状況にもよりますが、月初の方が交渉に乗ってくれやすいのではと思います。
もちろん、この場合もどの程度のクリーニングや修繕をするのかはしっかりと確認するのが前提とはなります。
◆まとめ
本日はお部屋探しをするなら月初がおすすめな理由についてお話ししてまいりました。
私たち、賃貸不動産のプロが月初にお部屋探しをすることをオススメするのには理由があるのです。
もちろん、月途中に解約となる物件もありますが、やはり月末で解約となる物件が多いので、お部屋探しをされている方にとっても大きなメリットがあるかと思います。
アブレイズコーポレーション東京駅本店では、皆様のご要望をお聞きしながら、少しでも皆様のご要望にあう物件をご提案させていただいております。
ぜひ、皆様のご要望をドシドシお聞かせください!
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店ではお部屋探しのコツについても以前に記事にしています。以下のリンクよりご参照いただき、理想のお部屋探しにお役立てください!
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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