2022/07/30
各駅停車しか止まらない駅って実際のところどうなの?
◆各駅停車しか止まらない駅の賃貸物件
鉄道路線には速達性の高い特急や急行、準急などの優等列車、全ての駅に停車していく各駅停車といった種別があります。
当たり前ですが、急行が止まる駅であれば、急行で時間をかけずに目的地に向かうことができ便利です。
逆に各駅停車しか止まらない駅となると、各駅停車で延々と時間をかけて目的地に向かうか、途中で急行などに乗り換えて目的地に向かうなど優等列車の止まる駅に比べると不便なことが見受けられます。
とはいえ、各駅停車しか止まらない駅にもメリットはあるのです。
本日は各駅停車しか止まらない駅のメリットとデメリットについてお話していきたいと思います。
◆各駅停車しか止まらない駅のメリット
実際、この記事を書いている私は現在、各駅停車しか止まらない駅に住んでおり、住んでいたからこそ感じるメリットというものもありましたので、まずはメリットについて詳しくお話していきます。
・家賃相場が安い
基本的に速達性や利便性の高い急行などの優等列車が停車する駅に多くの方が住みたがります。
おのずと優等列車の止まる駅は需要が高まり家賃相場も高くなり、逆に各駅停車しか止まらない駅というのは家賃相場も安くなる傾向にあります。
私が住んでいる駅も各駅停車しか止まらない駅ですが、賃料相場は比較的安く収まっている印象です。
家賃相場が安いということはその分、築浅の物件や駅からの徒歩分数の近い物件などお部屋探しのご条件を良い方向に見直すこともできます。
・電車が比較的空いている
これは全ての路線に当てはまるわけではありませんが、各駅停車は急行などの優等列車に比べて比較的空いている傾向にあります。
優等列車であれば遠くの駅からの乗客がターミナル駅に向けて向かっていく乗客が多く乗るのに対し、各駅停車というのは駅ごとに乗り降りがあり、また、急行などの優等列車との接続駅では乗り換えでごっそりと乗客が減ることもあります。
また、急いでいるときは途中で急行などの優等列車に乗り換え、できるだけ混雑を避けたい場合はずっと各駅停車でと自分の気分やコンディションで選択することも可能です。
◆各駅停車しか止まらない駅のデメリット
各駅停車しか止まらない駅のデメリットとしては、上述のとおり速達性の問題が大きいですが、その他のデメリットもあります。
・速達性が悪い
上述のとおり、各駅停車は全ての駅に停車をするため時間がかかります。また、途中で優等列車に追い抜かれるために待ち合わせをするケースもあり、そのような場合はますます時間がかかってしまうほか、途中駅で急行などの優等列車と接続する場合も、いったん乗り換える必要があるなどの手間もかかります。
そのため、急行停車駅に比べると速達性が悪いのが大きなデメリットです。
・駅前が不便な駅もある
基本的には急行などの優等列車が止まる駅は人口も多く、駅や駅周辺に商業施設や飲食店などの日常的に使う施設が揃っている傾向にあります。
それに比べると各駅停車しか止まらない駅はこじんまりとした駅が多く、中にはかなり不便に感じる駅もあるかもしれません。
とはいえ、全ての各駅停車しか止まらない駅が不便というわけではないので、駅周辺はしっかりと調査しておいた方が良いでしょう。
◆まとめ
本日は各駅停車しか止まらない駅のメリットとデメリットについてお話ししました。
急行が止まるような駅には繁華街などもあったりと、何かと便利ですが、各駅停車しか止まらない駅にも人情的な商店街があるような街もあり、一概にどちらが良いとは言えません。
人それぞれ賃貸物件に求める価値観は異なるでしょうから、一概には言えませんが、各駅停車しか止まらない駅もメリットはあり、物件の築年数や広さ、駅からの近さを重視するのならば、各駅停車しか止まらない駅も大きな選択肢となると思います。
なお、乗りかえを考慮するとお部屋探しの対象エリアが広がり、お部屋探しがしやすくなりことがありますので、以下のリンクよりぜひご参照ください!
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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