2022/07/08
入居審査についておさらい
◆賃貸物件の入居審査とは?
賃貸物件に入居する際は誰でもそのまま希望する賃貸物件に住めるわけではなく、まずは入居審査が行われます。
賃貸物件を貸す立場にあるオーナーさんや貸主は、「毎月の家賃を支払い続ける経済力はあるのか」、「ルールやマナーを守って住んでくれるのか」などの不安を抱えています。
そのため、誰にでもそのお部屋を貸すわけではなく、入居審査を行って、そのような不安を少しでも取り除いてからお部屋を貸します。
入居審査ではどのような審査をおこなっているのか?
入居審査については以前にも記事にしましたが、改めて詳しく見ていこうと思います。
◆審査ではどのような部分をチェックする?
それでは、入居審査では借主のどのような部分をチェックしていくのでしょう。
・家賃の支払い能力
毎月の家賃をしっかりと納めてもらえるか?
これはオーナーさんや貸主にとって一番大きな問題でもあります。
まずは、家賃に対して、十分な年収があるのかどうかはチェックされると思っておいた方が良いでしょう。物件によっては審査時に収入証明書(源泉徴収票・確定申告書・課税証明書の写しなど)が必要となる場合があります。」
・職業について
純粋に年収があればよいというわけではなく、勤務先や職種、雇用形態のほか、勤続年数はどのぐらいなのかなども審査上、重要となります。
必ずしも審査されるとは言い切れませんが、非正規社員よりも正社員の方が審査は通過しやすいですし、勤続年数も長く働いている方が審査が通りやすい傾向にあります。
・入居理由
入居理由についても審査でチェックされる項目と言っていいでしょう。
転勤や転職、就職、進学などの理由の場合もあるでしょうし、更新などを機に引越しを検討される方もいらっしゃるかと思いますが、例えばルームシェアを理由とする場合、審査が通りにくくなったりということもあります。
・人柄など
オーナーや貸主は入居される方がルールやマナー、モラルを守れる方に住んでもらいたいと思っています。
ですので、人柄や性格なども審査基準となることがあります。
例えば、横柄な態度をとってしまうといった場合や、強引な交渉をするなどと言った場合は審査上、マイナスになってしまうこともあります。
◆どのような書類が必要となる?
次に入居審査の際にはどのような書類が必要となるのか見ていきましょう。
・申込書
まず申込書に必要な情報を記載して提出します。
申込書に記入する主な内容は以下のとおりです。
・申込者の現住所・連絡先・性別・生年月日・国籍
・勤務先名・勤務先住所・連絡先・業種・部署名
・申込者の年収・勤続年数
・同居者情報(同居者の生年月日・連絡先・性別・勤務先など)
・連帯保証人の現住所・続柄・性別・生年月日・国籍(連帯保証人が必要な場合)
・連帯保証人の勤務先名・勤務先住所・連絡先・業種・部署名(連帯保証人が必要な場合)
・連帯保証人の年収・勤続年数(連帯保証人が必要な場合)
・申込書のほかに提出する書類
申込書以外に以下の書類を別途提出する場合が多いです。
入居を急いでいる方は予め準備しておくとスムーズに進めることができます。
・申込者の身分証・保険証の写し(両面)
・同居者の身分証・保険証の写し(両面)
・申込者の収入証明書(源泉徴収票や確定申告書・課税証明書など)
◆入居審査にかかる日数はどのぐらい?
入居審査ですが、だいたいどの程度の日数がかかるのでしょうか?
これも物件や管理会社、保証会社によってまちまちですが、短いところであれば1日、長いところで1週間程度、だいたい平均すると2~5日程度と言ったところでしょうか。
本当に早いところだと、申込みをして1時間もしないうちに審査OKとの連絡があったところもありますが、1週間程度を見ておけば良いでしょう。
なお、審査上、追加で審査書類を提出する必要がある物件もありますが、そのような場合はスピーディーに提出する必要があります。
◆保証会社との関係
入居審査で切っても切れないのが保証会社です。
保証会社とは連帯保証人の代わりに家賃を保証をする会社なのですが、東京都内の物件ではほとんどの物件でこの保証会社に加入する必要があります。
しかしながら、この保証会社ですが家賃保証ができるかどうか審査をするのですが、この保証会社の審査が入居審査に大きく影響します。
保証会社の審査が通らなければ入居審査はNGですし、保証会社の審査が通れば入居審査も承認にグッと近づきます。
◆審査に通るか不安
審査に通るか不安という方もいらっしゃるかもしれません。
国籍・職業などなど様々な理由があるかと思いますが、少しでも入居審査に不安があるようでしたら不動産会社のスタッフに相談してしまった方が良いでしょう。
上述のとおり、保証会社の審査がOKとなれば入居審査の承認はぐっと近づきます。
保証会社も1社や2社ではなく、多くの会社があります。それぞれの会社で審査の傾向も異なってきますし、審査がやさしい会社もあれば、審査が厳しい会社もあります。
不動産会社のスタッフはそのような情報も詳しいので、逆に事前に相談してしまった方が早いですよ。
水商売の方はお部屋を借りにくいのか?!~水商売の方のお部屋探しのポイント
◆まとめ
本日は入居審査について改めてお話ししました。
賃貸物件を借りる上で、重要なポイントとなる入居審査ですが、審査がやさしい、厳しいというのはその物件によって異なってきます。
ですので、まずは不動産会社のスタッフに予め相談してからお部屋を申込むようにするとスムーズに進みます。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では、審査が不安と言った内容についてもご相談を受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
東京で賃貸不動産をお探しなら、仲介手数料半額・仲介手数料無料のアブレイズ・コーポレーションまでお問い合わせください!
ご相談・お問合せはLINEでも受け付けております!
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
アブレイズ・コーポレーション編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・アブレイズ・コーポレーションからのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!