2022/05/20
カードキーのメリットとデメリット
◆カードキーを採用している賃貸物件もあります
カードキーを採用している賃貸物件も最近はよく見かけるようになりました。
ホテルのようにカードを差し込んで開錠するタイプや、カードをかざすだけで開錠ができるタイプなど様々なタイプがありますが、通常の鍵に比べて、その携帯性の良さや防犯性の高さなど多くのメリットがあります。
また、まさにホテルのように、ドアを閉めると自動的に施錠される自動施錠が導入されているタイプもあります。
本日は、そんなカードキーのメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。
◆カードキーのメリット
上記で少し触れましたが、カードキーには携帯性、防犯性など多くのメリットがあります。
まずは、カードキーのメリットについて詳しく見ていきましょう。
・携帯性が良い
カードキーは当たり前ですが、形状がカードですので、軽く、携帯性が良好です。
財布に入れて持ち歩いたり、カードケースやパスケースに入れて持ち歩いたりすることができます。
・複製されにくい
カードキーは通常のカギに比べて複製されにくいのもメリットです。
カードキーは通常の鍵屋さんに複製を依頼してもできず、管理会社やメーカーを通じないと複製ができないことが多いのでそう簡単には複製ができません。
・鍵を閉め忘れることがない
上述の自動施錠タイプであれば、ホテルのように扉が閉まるのと同時に施錠されますので、うっかり鍵をかけ忘れたというミスが防げます。
これも防犯対策としては重要なメリットとなりますよね。
・防犯性が高い
最近のディンプル錠であればピッキングはされにくいのですが、カードキーも同様にピッキングされにくく防犯性が高いと言えます。
最近はピッキング被害が減少しているとはいえ、ピッキングされにくいというのは大きなメリットですね。
・施解錠しやすい
カードキーは上述のメリットのように、自動施錠タイプであれば扉が閉まると同時に自動的に施錠されます。また、接触型のカードキーであれば、触れるだけで開錠ができ、施解錠がラクという点もメリットです。
◆カードキーのデメリット
多くのメリットがあるカードキーですが、デメリットもあります。
続いては、カードキーのデメリットについて掘り下げてみましょう。
・合鍵が作製しにくい
上述のメリットでもお話しした通り、カードキーの複製というのは管理会社やメーカー通さないと作成ができないことが多いです。また、作成に時間がかかることもあります。
複製されにくいという意味ではメリットですが、合鍵が作製しにくいという意味ではデメリットになります。
・部屋から閉め出されてしまう可能性がある
自動施錠タイプのカードキーの場合、鍵を室内に置いたままにして出かけてしまった場合などに閉め出されてしまう可能性があります。
私はホテルで何度か閉め出されたことがあります・・・同様のことが起きてしまう可能性があるので十分に注意が必要です。
・紛失しやすい
通常のカギと比べて軽く、薄いので紛失しやすいという点もデメリットです。
財布などに入れていた場合、財布を紛失するともれなく鍵も紛失してしまうという最悪なパターンに・・・
・定期的に電池を交換する必要がある場合も・・・
カードキーのシステムが電池で作動している場合があり、そのような時は定期的に電池を交換する必要があります。
電池が切れてしまうと鍵が作動しないなどの大事になってしまう可能性があるので注意しなければなりません。
・停電に注意が必要
カードキーが電力で作動している場合は停電の際にカードキーがどのような動作をするのか説明書などで事前に確認しておく必要があります。
確認しないでいると、いざというときにお部屋に入れない・・・なんていうことになりかねません。
◆まとめ
上述のようにメリットやデメリットがあるカードキーですが、一定数の物件で採用されています。
やはり防犯性が高いというのは借りる方にとってもメリットとなりますし、物件の資産向上にもつながります。
とはいえ、通常の鍵とは異なる点もあるので、取扱説明書をよく読んで理解して使用するようにするのが良いでしょう。
なお、アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では以前にも鍵や防犯対策に関する記事を書いていますので、以下のリンクよりご参照ください!
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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