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2023/02/02

退去時の精算について!



引越しシーズン到来して、新しいお部屋が決まった!気持ちは新しいお部屋にいってしまうかもしれませんが、今住んでるお部屋の退去時に精算が必要になります!今回は退去時の精算について説明したいと思います。

原状回復について

賃貸住宅を借りる場合、退去時に「原状回復義務」があります。言葉は難しく聞こえますが、簡単に言えば「元通りにする」ことをいいます。元通りにすると言っても新築のような状態に戻すという意味ではないです。経年変化、通常の使用による劣化は原状回復の対象にはなりません。原状回復費用は退去に精算される費用の代表になります。原状回復には細かなルールがあって、契約内容によって異なってきます。基本的には国土交通省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に基づいております。東京都にお住まいの方は「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」に基づいております。


国土交通省・原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

東京都・賃貸住宅トラブル防止ガイドライン

それでは原状回復の対象となるものとならないものの代表的なものを紹介したいと思います。


原状回復の対象となるもの

原状回復の対象となるのは、通常使用や経年変化は原状回復の対象になりません。では通常使用や経年変化に当たらないものは以下のようになります。

・カビ汚れ

エアコンが水漏れしたまま放置してしまったり、結露が発生したまま放置してしまったり、などの理由により室内にカビを生やしてしまった場合のカビの除去費用は借主の負担になります。


・傷

家具を引きずってしまった場合、重量物を置いて床を凹ましてしまった場合は現状回復の対象になります。ですので、床材の修復費用を請求されることになります。また壁に穴あけをしてしまった場合(ネジ穴、くぎ穴など)は現状回復の対象になり、床材と同じように修復費用を請求されることになります。


・タバコのヤニ汚れ

タバコのヤニ汚れは現状回復の対象になります。換気扇のところでしか吸わない、電子タバコしか吸わないといった場合でもタバコのヤニ汚れは、消臭費用を請求される可能性があります。禁煙物件でバレないと思ってタバコを吸っていてもバレないという事は基本的にはありません。


・ペットが付けた傷・臭いなど

ペットが付けた傷・汚れ・臭気などは原状回復の対象になります。「ペットが付けた傷・汚れ・臭気などの原状回復にはどれくらいの費用がかかりますか?」というご質問をいただくことがありますが、


原状回復の対象とならないもの

経年変化や通常の使用による劣化は現状回復の対象になりません。

例えば、

・日焼けによる壁紙の変色

・テレビ、冷蔵庫等の背面の電気焼け

などは現状回復の対象にはなりません。ですが、ここで注意が必要になるのは、契約時の特約事項です。全てが原状回復ガイドライン通りになるわけではないです。契約時に特約事項を結んでいる場合、特約事項が優先される場合も考えられます。


退去時のクリーニング費用

退去後行うクリーニング費用は借主負担となることが一般的です。家賃を支払っているのに、退去時にもクリーニング費用を請求されるの?と思われるかもしれませんが、クリーニング費用は借主の負担となるのが、慣習となっています。「原状回復ガイドライン」には貸主負担であると記載があるかと思いますが、先程お伝えした通り特約事項に「クリーニング費用は借主の負担」と記載されている事が一般的です。

なぜかいうと、例えば家賃にクリーニング費用を含んでしまった場合、長期間住んだ方の方が多く支払うことなってしまいます。ですので、家賃は家賃として別の費用を含まず請求して、クリーニング費用はクリーニング費用として請求した方が居住者間での不公平はなくなります。


退去時の精算は敷金から?

退去時にかかる原状回復費用、クリーニング費用は基本的には敷金から差し引かれます。敷金が償却(敷引き)の場合、敷金から指し引かれず、原状回復費用とクリーニング費用を退去時に請求されるようになります。また敷金を支払っていない場合も同じようになります。ただし敷金を支払っていない場合でも契約時にクリーニング費用支払っている場合はそのクリーニング費用が退去時の費用に充てられます。


敷金では足りない場合もある。

基本的には原状回復費用やクリーニング費用は敷金から差し引かれますが、敷金や契約時に支払ったクリーニング費用だけでは、原状回復費用が足りない場合もあります。その場合は敷金とは別に足りない原状回復費用を請求されるようになります。また敷金は家賃滞納があった場合も敷金から引かれることになっています。ですので、家賃の滞納があればその分も退去時に請求されることになります。


まとめ

いかかでしたでしょうか?新しいお部屋の初期費用と一緒に考えて欲しいのは、退去時の精算費用です。筆者はご契約時に退去時の精算について説明させていただくのですが、知らなかったという方が少なくありません。ですので、退去時の思わぬ出費をさけるために、事前に確認しておくことをお勧めいたします。また、ご入居時の質問だけではなく、退去時のご質問も承っておりますので、ご遠慮なくご質問ください。


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