2022/12/23
学生さんのお部屋探しの進め方
◆学生さんのお部屋探しはどのように進めるのか?
大学や専門学校への進学に伴い、年明け以降、東京に上京を考えられている方も多くいらっしゃるかと思います。
初めての一人暮らしということもあり、期待と不安でいっぱいかと思います。
学生さんがお部屋探しをする場合はどのような流れになっていくのでしょうか。また、どのようなポイントや注意点があるのでしょうか。
本日は、学生さん向けのお部屋にはどのような種類があるのか、また、それぞれのメリットやデメリット、普通賃貸物件を借りる場合の手続きの流れや注意点についてお話していこうかと思います。
◆大学生向けのお部屋の種類
大学生向けのお部屋にはいくつか種類があります。
まずは、それぞれの特徴とメリットやデメリットについてご説明していきます。
学生寮・学生会館
学生寮はその名のとおりそれぞれの大学や専門学校が設置した学生用の寮となります。最近では民間企業が運営する学生寮も増えてきています。学生寮は学生のみが入居可能で、昔のような相部屋ということは最近では少なく、それぞれ個別にお部屋が分かれていることがほとんどですが、お風呂やトイレなどは共同の場合はあります。また、女子寮と男子寮に分かれていることが多いですね。
メリットとしては入居しているのは学生ばかりなので安心感があり、家賃も抑え目であること。寮父さんや寮母さんがいてセキュリティ性が高いこと、また、食堂が設置されている学生寮もあり、そのような学生寮だと食事の心配をしなくても良いことがあげられます。家具家電が設置されていることが多く、予め準備しなくてよいこともメリットです。
逆に、学生寮は募集人員に限りがあるほか、体育会系の部活に所属していなければ入寮できなことがあるなど、希望すれば必ず住めるわけではないということ、また、共同生活となりますので、帰宅時間に門限があったり、お友だちを呼べないなどのデメリットもあります。
また、当たり前ですが卒業時には退寮しなくてはなりません。
学生マンション
学生マンションとは学生向けに募集されているマンションです。基本的には入居者は学生のみに絞られます。
また、学生専用ということもあり、オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンが設置されていたり、管理員が常駐していたりと、セキュリティ性の高い物件が多いのが特徴です。ほとんどは民間企業が運営していますが、大学と提携したりしている場合もあります。
メリットとしては上記のとおり、セキュリティ性が高く、グレードの高い物件が多いこと、住んでいるのが学生ばかりなので安心感があることがあげられます。また、学生寮のように門限などの制限がないことも多いです。
デメリットとしてはクオリティが高い物件が多く、賃料が相場と比較して高めになっていること、物件数が少ないので色々と物件を選ぶことが出来ないこと、また、入居者に学生が多く、門限等もないとなると、深夜の騒音なども可能性も・・・という点があげられます。
一般の賃貸物件
もちろん、学生さんも一般の賃貸物件に住むことは可能です。
メリットとしては、様々な物件が自由に選べます。また、ご希望のお家賃に合わせて学校の近くだけではなく、広いエリアを探すことができたり、オートロック付き、バストイレ別、独立洗面台付きなど、エリアや設備を自由に選べること、逆に安い物件を探すなど、自由度が高いのがいちばんのメリットです。また、一般の賃貸物件ですので、もちろん門限はありませんし、お友だちを呼んだり、親御さんが泊まりに来るなども可能です(ただし、ルールやマナーは守りましょう)。
逆にデメリットとしては入居者は学生とは限りませんので、そのような安心感はないということ、また、当たり前ですが、家事全般は自分でやらないといけません(自立する能力は高まります)。
◆一般の賃貸物件を借りる時の流れ
学生さんが一般の賃貸物件を探す場合、どのような流れになるのでしょうか。
正直言えば、通常のお部屋探しの流れと変わりません。
ただし、稀に学生の入居が相談できない物件もありますので、学生さんが相談可能かどうかは必ず事前に確認をしながら探したほうが良いでしょう。
また、上京前にお部屋探しをする場合は、まず不動産会社のスタッフにお探しの条件等を伝えて、学生相談可能な物件をまとめて提案してもらった方がよいでしょう。
また、これは後述しますが、親御さんも一緒にお部屋探しを進めるようにすると流れはスムーズです。
◆学生さんがお部屋を借りる際の注意点
学生さんがお部屋を借りる際に一番注意しなければならないことは、親御さんなど保護者の方が契約書になったり、連帯保証人になってもらったりしなければならない可能性が高いということです。
学生さんの本分は学業であり、一定の収入はありません(アルバイトなどする方はいらっしゃるかと思いますが)。
そのため、親御さんなど一定の収入のある方が、契約者となり学生さんが入居者となるか、または、学生さんが契約者で、親御さんが連帯保証人になってもらう場合がほとんどです。
上述で、親御さんも一緒の部屋探しをした方がよいとお話したのはこのような理由があります。
勝手に自分でお部屋探しを進めたとしても、最終的には親御さんのご協力を得なければならないということになります。
なお、学生さんがお部屋を借りる際の入居審査では、入居する学生さんの情報や身分証、合格証明書(入学証明書)が必要となるほか、ご契約者又は連帯保証人となる保護者の方の情報や身分証、保険証、収入証明などが必要となるパターンが多いので、お部屋探しをする際は予め準備しておくと良いでしょう。
また、4月の入学までにお引越しを完了すると言った場合、お部屋探しをする時期はまさに賃貸業界の繁忙期になります。繁忙期のお部屋探しには気をつけなければいけない点もございますので、以下のリンクより、今年の繁忙期の流れについて理解しておくとベストです。
◆まとめ
本日は学生さんがお部屋探しをする際の、物件の種類と、お部屋探しの流れ、そして注意点についてお話ししました。
大学や専門学校などへの進学で上京する場合、期待と不安でいっぱいかと思います。
インターネットで色々とじょうほうを入手できる世の中ですが、実際の物件や街の雰囲気などは実際に訪れてみなとわからないような部分も多いかともいます。
アブレイズコーポレーション東京駅本店のスタッフは賃貸物件はもちろん、街についてもかなり詳しくご説明できますのでお気軽にご相談下さい。
なお、これから受験を控えているという方、今が正に正念場となりますので、風邪などひかぬよう注意しながら勉強頑張ってください!
アブレイズコーポレーション東京駅本店では、暮らしやお部屋探しに関する記事をアップしていますので、以下のリンクよりご参照ください!
東京で賃貸物件をお探しの方は、仲介手数料半額・仲介手数料無料で初期費用が安いアブレイズコーポレーションまでお問い合わせください!
お問合せ・ご相談はLINEでも受け付けております!
この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
アブレイズ・コーポレーション編集メンバーが不定期で更新します。不動産界隈の最新ニュース・物件更新情報・アブレイズ・コーポレーションからのお知らせやお部屋探しに役立つ情報をわかりやすく紹介します!