退去予告を出したのに、次の部屋が決まらない！？　対処方法！

お部屋探しをする際に、お部屋探しを始める前に退去予告を出すか、退去予告を出した後にお部屋を探しだすかは人それぞれだと思います。
今回は、退去予告を出したにも関わらず、次の部屋が決まらい場合の対処方法についてお伝えしたいと思います。

お部屋が決まらない理由

退去予告を出して、お部屋探しをする場合、次のお部屋が決まらない場合の理由は以下のようなものがあります。

・審査がおりない

　賃貸で住まわれている方はご存じだとは思いますが、賃貸住宅には入居審査があります。審査が通ると思っていたら、審査NGだったり、もしくは審査に時間がかかってしまい入居できるかどうか不透明な場合などが考えられます。審査は通常２日～1週間程度ですが、それ以上かかる場合もあります。審査が長引いた結果、審査NGなんてこともあり得ます。

・申し込んだ部屋が気に入らない。

先行申し込み（申し込みだけを先にしておいて、審査まで終了し、内見後に入居するかどうかを決めるパターン）。間取り図だけを見て、先行での申し込みをしてみたところ、実際に部屋を見てみたら、思っていたより汚かった、狭かった、家具が入らない等の理由で先行で申し込みしたお部屋には住みたくないという事が考えられます。

・良い部屋が見つからない。

条件を変えられない等の理由で、お部屋探しが難航される方がいらっしゃいます。そのため、退去予告を出しても、なかなか妥協できずに次のお部屋を決められないケースがあります。

次のお部屋が決まらない場合の対処方法

退去予告を撤廃を申しでる。

次のお部屋が決まらないので、退去予告を止めると願いでる場合です。ただしこの場合は、受け入れていただける可能性は低いと思われます。何故かと言うと、通常、退去予告が出ると次の入居者を探し始めるのが一般的です。その場合、次

の入居者が決まると退去予告の撤廃は認められません。中には契約書の中に、退去予告の撤廃は認められないとあらかじめ書いてあるケースもあります。

荷物をトランクルームなどに預けて、ホテル暮らしをする。

最悪のケースとして、お荷物をトランクルームに預けて、ご自身はホテル暮らしをするという方法もあります。ですが、この場合はトランクルームの費用、ホテル代金と料金がかさみます。当然新しくお部屋を借りるより高い金額を支払わなければなりません。

ウィークリーマンションを借りる

次のお部屋が決まるまでウィークリーマンションを借りる方法もあります。ですが、一般的には通常にお部屋を借りるより割高になるケースが考えられます。

あきらめずに探し続ける。

なかなか良いお部屋が見つからず、投げやりになってしまう方がいらっしゃいます。ですが、即入居できるお部屋は探せば出てきます。条件にピッタリのお部屋が出てくる可能性は多少低くなりますが、他の方法をとるよりは、効率的だと思われます。

退去の日が遅れてしまった場合

次のお部屋は決まったんだけど、退去予告の日より後の日付でないと引っ越しができない場合があると思います。この場合は損害賠償請求される可能性がでてきます。たまたま次の入居者が決まっていなければ延長できる可能性がありますが、そうでない場合、損害賠償請求される可能性が高いです。契約書等にもその事が書かれているケースが多く、よく見かけるケースとしては、延長分は賃料の倍額の費用が請求されると記載されている事が多いです。

まとめ

いかがでしょうか。最近は退去予告が２か月前のお部屋も増えており、かぶり家賃を減らすために、退去予告を出した後にお部屋探しをされる方が増えております。条件にあったお部屋がすぐに見つかれば良いのですが、なかなか決まらず困ってしまうケースも考えられます。今回はお部屋が決まらない場合の対処方法について説明させていただきました。

かぶり家賃を減らす方法としては「フリーレント付きのお部屋」や「先行契約」、「先行申し込み」という選択肢も入れて探されることをお勧めいたします。

どんな条件でも詳しく説明いただければ、最善の方法を一緒に探させていただきたいと思いますので、遠慮なくお申しでください。

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