気を付けよう！冬の浴室の寒さ対策について

こんにちは！アブレイズコーポレーション渋谷駅前支店です。

寒い季節がやってきましたが、皆さん、お風呂の時間をどのように過ごしていますか？寒い日のお風呂は体を温めるための大切な時間ですが、気をつけなければ危険が潜んでいることも…。今回は「冬の浴室の寒さ対策」について詳しくご紹介します！

冬場のお風呂、注意すべきポイントとは？

冬になると寒さで体が冷えるため、お風呂で温まりたいと思う方も多いですよね。ただし、寒い日のお風呂には注意が必要です。なぜなら、入浴時の温度差が原因で「ヒートショック」を起こすリスクが高まるからです。

ヒートショックとは？

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担をかける現象のことです。これが引き金となり、脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な健康被害が起こることがあります。

▼特に以下のような状況では注意が必要です▼

・服を脱いだ脱衣所が寒い場合

・冷え切った浴室で急に熱いお湯に浸かる場合

年間で約1万7千人がヒートショックで命を落としているという統計もあり、特に11月から2月にかけてそのリスクが高まります。築年数が古い物件や1R・1Kなどのコンパクトな賃貸物件では、浴室に暖房設備が備わっていないことが多いため、入浴前の寒さ対策が欠かせません。

ユニットバスの寒さの理由

賃貸物件に多いユニットバスは、構造的にどうしても寒さを感じやすいものです。その理由は、浴室周囲の断熱処理が十分に行われていないことが多いためです。さらに、隙間風が浴室内の温度を奪うこともあります。このような構造上の問題は賃貸物件では改善が難しい場合が多いですが、以下の方法で浴室内の寒さを軽減することが可能です！

冬の寒さ対策 3つのポイント

1. 換気扇を消す

換気扇は湿気対策として欠かせない設備ですが、入浴前や入浴中には一時的に止めることをおすすめします。

なぜなら、換気扇をつけたままにしていると冷たい外気が浴室内に流れ込み、せっかく温まった浴室がすぐに冷えてしまうからです。

具体的な方法

・お風呂に入る10～15分前には換気扇を止めておく。

・入浴後に換気扇を再びつけて、湿気を外に逃がす。

これだけでも、入浴中の体感温度がぐっと変わります。

2. シャワーで浴室全体を温める

服を脱ぐ前に、シャワーを使って浴室内を温めておきましょう。冷たい壁や床からは熱が奪われやすく、その冷たさが浴室全体の寒さにつながります。

具体的な手順

・シャワーで壁や床、浴槽にまんべんなくお湯をかける。

・お湯をかけた後は浴室全体に暖かさが広がるのを感じながら、服を脱ぐ。

これにより浴室内の温度が上がり、寒さを感じにくくなります。

3. 浴槽にお湯を溜める

熱めのお湯を浴槽に溜めることで、蒸気が発生し浴室全体が暖まります。さらに、浴槽にお湯を溜めることで入浴時にすぐに体を温めることができます。

ポイント

・お湯を高い位置から注ぐことで、蒸気を効果的に発生させる。

・浴槽に足が浸かるくらいのお湯を溜めておけば、服を脱ぐ際も冷えを感じにくい。

また、浴室内の蒸気で湿度が上がり、乾燥しやすい冬場の肌にも優しい環境を作ることができます。

＋αの寒さ対策アイデア

さらに効果的な寒さ対策として、以下の方法も取り入れてみてください：

〇浴室用の小型ヒーターを設置

浴室専用のヒーターを使用することで、短時間で浴室全体を温めることができます。コンパクトで持ち運び可能な商品も多いので、賃貸物件でも手軽に利用できます。

〇バスマットや足元ヒーターの活用

脱衣所に暖かいバスマットや足元ヒーターを設置することで、服を脱ぐ際の冷えを軽減します。

〇浴室用の防寒カーテンを導入

防寒カーテンを取り付けることで、冷気の侵入を防ぎ、浴室内の温かさをキープすることができます。

今日のまとめ

寒い冬でも、ちょっとした工夫で浴室の環境を整え、安全で快適な入浴時間を楽しむことができます。毎日のリラックスタイムをより心地よく、そして健康的に過ごすために、ぜひ今回ご紹介した寒さ対策を試してみてください！

アブレイズコーポレーション渋谷駅前支店では、快適な暮らしをサポートするアイデアや住まい選びのアドバイスを発信しています。引き続きお役立ち情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに！