2022/09/11
【不動産豆知識㊷】土砂災害警戒区域とは?
土砂災害警戒区域とは
土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)
土砂災害警戒区域とは、土砂災害が発生した場合に、住民の生命または身体に危害が生ずるおそれがあると認められる区域で、土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に警備すべき土地の区域をいいます。
土石流
土石流の発生のおそれのある渓流において、扇頂部から下流で勾配が2度以上の区域
地すべり
イ. 地すべり区域
ロ. 地すべり区域下端から、地すべり地塊の長さに相当する距離(250mを超える場合は250m)の範囲内の区域
急傾斜地の方かい(がけ崩れ)
イ. 傾斜度が30度以上で高さが5m以上の区域
ロ. 急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域
ハ. 急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍(50mを超える場合は50m)以内の区域
土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)
土砂災害が発生した場合に、建築物の損壊が生じう住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずる恐れがあると認められた区域
(土石等の移動等により建築物に作用する力の大きさが、通常の建築物が土石等の移動に対して住民の生命または身体に著しい危害を生ずるおそれのある損壊を生ずることなく耐えることのできる力の大きさを上回る区域)
(東京都建設局HPより参照)
土砂災害警戒区域を知っておく必要のある理由とは
もちろん、危険を避けるためではありますが、自身の住んでいる地域が指定されていないからといって安心とは限りません!
例えば、近くの地域が土砂災害警戒区域に指定されている場合、その地域からの被害も想定されます。
駅から家までの間で指定されていなかったとしても、駅と逆方向に丘がありその場所が土砂災害警戒区域に指定されている可能性も考えられますので、自身の地域だけでなく周辺の地域も確認しておくことをおすすめします!
土砂災害警戒区域の指定区域は広がっている!?
契約時の重要事項説明を受けた際は、指定区域ではなかったから大丈夫!と安心している方もいるかと思います。
ですが、土砂災害警戒区域の指定区域が広がっているという事実は避けられません。
以前は、近くに指定されていなかったからといって、現在も指定されていないというわけではありませんので、定期的に確認しておくことをおすすめします。
東京都の最新「土砂災害警戒区域」の情報は下記HPにて確認することができます!
↓ ↓ ↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
契約時に土砂災害警戒区域に指定されていないからと安心してしまう方もいると思いますが、そのことで危険な状況になってしまうかもしれないと考えると、定期的に最新情報を確認しておくことで防げる危険もあります。
最新情報も簡単に確認することができますので、ふと思い出した時に確認してみてください!(^^)!
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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