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2023/02/16

防災対策のススメ〜転倒対策編



◆地震はいつ起こるかわからない

トルコでの大地震による大被害について日々報道されています。

日本からも災害支援が行われるなど救助に向けて大きく動いておりますが、大地震は日本にとっても対岸の火事ではありません。

日本は地震大国です。今後、30年間のうちに首都直下型地震が起こる可能性は70%以上と言われており、大地震がいつ起こってもおかしくない状況と言えます。

前回、防災対策のススメ〜水・食料編についてお話ししましたが、続いて、転倒対策編についてお話ししていきたいと思います。


◆地震での死亡原因が多いのは?

地震における死亡原因は建物の倒壊や家具の転倒を理由とするものが多いと言われています。

1996年に発生した阪神・淡路大震災で兵庫県の監察医がまとめた、地震から2週間以内に神戸市内で亡くなられた人々の原因をまとめた調査結果によると、圧倒的に多いのは呼吸ができなくなって亡くなった「窒息死」で全体の53.9パーセント、次が、多臓器不全などにつながる「圧死」で12.4パーセント、その他を含め、建物もしくは家具が原因による犠牲者が全体の83.3パーセントを占めるという結果が出ています。

この死因で特徴的なのが地震発生から比較的早い時間で亡くなるという結果が出ており、以下に建物の倒壊や家具の転倒などを防ぐかが地震の際に助かることができるかという意味で非常に重要になってきます。


◆家具の転倒対策

賃貸物件において、借主が建物に対して倒壊対策をするというのはなかなか難しいかと思いますが、家具の転倒対策は借主であってもできます。

具体的にできる対策についてお話していきます。


家具の転倒対策は壁へのネジ止めが望ましい

家具の転倒対策としては、家具を壁にL型金具でネジ止めすることが一番望ましいです。

確かに、ネジ止めすれば壁に固定できるので、転倒してくる危険性はかなり減るでしょう。ただし、賃貸物件では壁へのネジ止めなどは禁止されていることが禁止されていることが多いです。


突っ張り棒タイプ

賃貸物件での家具の転倒対策に有効なのは突っ張り棒で、家具と天井の間に設置するタイプが一般的です。

これであれば、ネジ止めをする必要もないので、賃貸物件であっても対策が可能で、以下でご紹介する粘着マットなどと併用することでさらに効果をアップさせることが可能です。

ネジ止めに比べると効果は弱まりますが、突っ張り棒接地面が大きければ大きいほど効果が増すので、家具の大きさや重さに応じて商品を選ぶようにするとよいでしょう。


マットタイプ

家具と底面に粘着シートを貼ることで家具と床面を接着するマットタイプの粘着シートなども家具の固定に良いでしょう。

上述した突っ張り棒タイプとの併用も効果があるほか、チェストやテレビ台などのように、背の高くない家具といった突っ張り棒タイプの利用ができないものに対しても効果的です。

マットタイプは家具の底面に貼り付けるため、目立たないという点もメリットですが、どうしても粘着力が落ちるため、一定の期間での交換が必要となります。


ストッパータイプ

家具の前下部にくさび状に挟み、家具を壁側に傾斜させることで、家具の転倒を防ぐストッパータイプも家具の転倒に効果があると言われています。

家具の底面に挟み込むだけなので、簡単に設置することが可能です。

しかしながら、このタイプもマットタイプと同様に突っ張り棒タイプとの併用をした方がより効果があるでしょう。


◆背の高い家具を置かない

寝る場所や普段滞在している場所の近くに背の高い家具を置かないようにすることも重要です。

寝ている最中に急に地震が起きた際には机の下に隠れる暇もないかと思います。また、食事中などに急な地震が起きた際も同様です。

背の高い家具がなければ、家具の転倒に巻き込まれるリスクも減りますので、寝室やリビングなどにはあまり背の高い家具を置かないようにすると有効です。

また、ガラスを用いた家具なども地震の際にガラスが割れて飛散する恐れがあるので、できる限り避けるようにした方が良いでしょう。


◆避難経路の確保

外へ避難する際には玄関あるいはバルコニーから避難することが一般的です。バルコニーがない場合は、避難器具が室内のどこかに設置されていいるか、置いてありその器具を用いて窓から非難をすることとなります。

そのため、避難経路となる通路にはあまり物を置かないようにして、スムーズに避難できるようにしておきましょう。


◆窓ガラスにも注意

家具の転倒に次いで怖いのが、窓ガラスなどが割れてガラスが飛散することです。

販売されている窓の飛散防止フィルムなどを貼り付けるなどの方法も効果的ですが、在宅時はカーテンを設置して閉めておくというのも、割れたガラスがカーテンに当たって下に落ちるため、意外と効果があるそうです。

なお、そもそも窓ガラスの近くで寝ないようにする、滞在しないようにするというのも大切ですね。


◆まとめ

本日は防災対策のススメ~転倒対策編についてお話ししてきました。

首都直下型地震を含み、関東近辺での地震発生はいつ起こるかわかりません。

いざ、地震が発生した際の被害を少しでも減らすために、日頃から対策しておくことが重要です。

なお、上述のとおりですが、賃貸物件ではネジ止めなどで家具を壁に固定することは難しいです。

ですので、突っ張り棒とマットタイプやストッパータイプを併用するようにして、少しでも対策するようにしておきましょう。

なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では、今までも防災や防犯などに関する記事をアップしておりますので、以下のリンクよりご参照くださいませ。


防災対策のススメ〜水・食料編


知っておきたい耐震基準!~新耐震基準で作られている物件を狙え!


水害ハザードマップについて


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この記事を書いたライター

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