2022/09/16
寒くなってきたら給湯機の凍結に注意!
◆給湯器って凍結するんです
9月に入りだいぶ涼しい日が増えてきましたね。
10月に入ってくると一気に気温も下がり、寒い時期がやってきます。
寒くなってきたときに注意してほしいのが給湯器の凍結です。
急な大寒波などで冷え込んだ時に、給湯器内の配管や給湯器に繋がっている水道管に残っている水が凍結することで起こります。当たり前ですが、凍結してしまうとお湯が使えません。
この凍結ですが、寒冷地でない比較的に温暖な関東地方などでも起こりうるトラブルのひとつです。特に寒波が到来したときなど、私たちにとっても他人事ではないのでしっかりと対応策を覚えておきたいものです。
◆給湯器には凍結防止機能がついている
給湯機の凍結トラブルを防ぐために、最近の各メーカーの給湯器には凍結防止機能が搭載されています。
通常の寒さであれば給湯器が凍結しないように設計されているのです。
例えば、給湯器内にヒーターを内蔵しており、配管内の水が凍らないようにするタイプのものや、追い焚き機能付きのものであれば、自動的に水を循環させ凍結しないタイプのものが存在します。
おおよそ、5℃以下になるとこのような凍結防止機能が作動し、凍結を防止してくれるのです。
ただ、この凍結防止機能はあくまでも給湯器内の凍結を防ぐものであり、給湯器に接続されている水道管の凍結までは防げないという部分に注意が必要です。
◆大寒波の際は他にも対策が必要
上述のとおり、凍結防止機能のみでは給湯器に接続する水道管の凍結防止まではできませんので、大寒波が予測される際などは更なる対策が必要となります。
配管内の水は動き続けていると凍結しないと言われています。そのため、お風呂の蛇口より少量の水を流しっぱなしにすると有効です。
その際には、ガス給湯器のリモコンの運転スイッチをオフにし、リモコンがない場合は、ガス給湯器のガス栓をしっかりと閉めるようにしましょう。
また、水を流し続けるともったいないので、浴槽などに溜めておき、洗濯などに使用するようにするとよいでしょう。
◆実際に凍結してしまったら・・・
実際に給湯器が凍結してしまった場合はどのようにすればよいのでしょう。
まずは給水の元栓を開き、給湯器をOFFにした状態で自然解凍するのを待ちましょう。
無理に給湯器や配管などに熱湯をかけるなどの行為は給湯器の故障する可能性もありますので注意が必要です。
なお、現在、給湯器の供給に時間がかかる可能性があります。
以前に比べれば供給数は回復しているようですが、注意しておくことに越したことはありません。
なお、給湯器の供給不足については以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。
◆まとめ
これからだんだん寒くなってきますが、給湯器の凍結は比較的温暖な関東地方であっても稀に起こることがあります。
以前、分譲マンションの管理会社に勤めていた際も数は多くなかったですが、何件かは給湯器の凍結トラブルがあり、対応をしたことがありました。
最悪、給湯器が故障してしまった・・・なんていうことが起きてしまった際は、上述のとおり、給湯器の供給は時間がかかる可能性があり、できる限りの対応をしておいた方がよいでしょう。
なお、アブレイズコーポレーション東京駅本店では賃貸物件の設備に関する記事なども以前にアップしておりますので、以下のリンクよりぜひご覧ください!
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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