2022/09/05
スマートロックがますます普及するかもしれません!
◆スマートロックとは?
スマートロックとはスマートフォンをはじめとしたデバイスで鍵を施解錠するシステムのことを指します。
キーシリンダーとスマートフォンをBluetooth等の通信技術を用いて通信することで、専用アプリなどから施錠や開錠を行うことができるというものです。中には家庭のWifiとも連動し、外出中であっても施錠ができるような機能をもった高性能なものもあるようです。
また、スマートフォン以外にはICカードやキーチップで施解錠するタイプのものもあります。
このスマートロックですが、IoT技術のひとつとして注目されており、今後ますます普及していきそうです。
◆大手管理会社も導入を進めている
スマートロックがなぜ普及するかもしれないと述べているのかと申しますと、野村不動産やミサワホームズ、レオパレスといった大手賃貸管理会社が自社管理の賃貸物件にスマートロックを導入していくと発表がされたからです。
・野村不動産
野村不動産は自社「プラウドフラット」シリーズの賃貸マンション9棟650戸の共用部や各戸玄関に導入。既に2棟で導入済みで、今後建築する7棟にも順次導入していく予定です。
なお、アブレイズコーポレーションでもプラウドフラットシリーズはお取り扱いしておりますので、以下のリンクよりご参照ください!
アブレイズ・コーポレーション取り扱いのプラウドフラットシリーズ一覧
・ミサワホームズ不動産
ミサワホームズ不動産は、首都圏の既存物件を中心に順次、スマートロックを導入予定とのことです。
・レオパレス21
レオパレス21は、既存の管理物件44万戸に順次スマートロックを施行していく予定とのことです。
上述のような大手賃貸管理会社で導入されるとなると、一気にスマートロックの普及率が上がっていきそうですね。
◆なぜ賃貸でスマートロック?
なぜ賃貸物件でスマートロックの導入が普及してきているのでしょうか?
また、上述のとおりミサワホームズやレオパレスは既存物件に導入していくとの話でしたが、賃貸管理会社にとって既存物件に導入してまでメリットはあるのでしょうか?
確かに最新技術を導入することで、入居者の関心を得ることができ、それが空室率の解消に繋がっていくかもしれませんが、実はそれよりも大きな理由があるのです。
スマートロックを導入することで、内見をするための鍵を物件現地や近隣の不動産業者に預けることによって内見に対応していましたが、スマートロックを導入することで、内見の際の開錠や鍵の管理に人件費などがかからなくなるなど、賃貸業界の業務改善やコスト削減に繋がるので、賃貸管理会社にとってはできる限り導入していきたいと考えているのです。
事実、管理会社からのスマートロックの問い合わせは昨年の10倍にも増えているそうです。
◆便利なスマートロックですが注意点もあります!
スマートフォンひとつで施解錠など鍵の管理ができるスマートロック。
実に便利そうで私もとても気になっているのですが、問題点もあります。
例えば、スマートフォンがない場合やスマートフォンのバッテリーが切れてしまった場合など、スペアを持参していればよいですが、もしかすると玄関鍵を開錠できないなんていう不幸に見舞われる可能性もありますよね。
また、少なくなってきたとはいえ、スマートフォンをまだ持っていない方も世の中にはいらっしゃいます。
スペアキーはあるのでしょうが、そのような方には逆に不便になってしまう可能性もあります。
◆まとめ
本日はスマートロックの普及についてお話ししました。
個人的には、今後、スマートロックだけに限らず、IoT技術を導入した賃貸物件が増えてきて来るのではないかと予測しています。
鍵に照明、空調などなど、スマートフォンで外出先からでも操作できてしまうような、そんな時代が来るのかもしれませんね。
なお、賃貸におけるIoTについては以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。
アブレイズコーポレーション東京駅本店では鍵に関する記事についても今までアップしてきていますので、ぜひ以下のリンクよりご参照ください!
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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