2022/06/03
【不動産豆知識⑪】保証会社の仕組みとは?~メリット・デメリットについて~
近年では、連帯保証人よりも保証会社の利用を必須とした物件が年々増加しております。
どういった仕組みでなぜ保証会社の審査・加入が必要なのか、知らないかたも少なくないかと思います。
今回は、その保証会社の仕組みやメリット・デメリットについてお話したいと思います!
保証会社とは?
保証会社とは、家賃保証の会社です。
つまり、入居者が何らかの事情によって家賃を滞納してしまったときに、入居者の代わりに大家さんへ立て替えをするのが保証会社の役割と言えます。
保証会社は従来の連帯保証人と同じ役割をしており、貸主側からすると時間や労力を使わない保証会社へ加入してもらった方が良いという点から、保証会社利用必須の物件が増加している理由でもあります。
保証会社を利用する際、一般的には、初回:賃料合計の50~100パーセントの金額を請求され、保証会社の種類によっては月額や年間の費用も必要となります。
連帯保証人の役割をしてくれる保証会社ですが、連帯保証人と保証会社どちらも必要になるケースもありますので、お部屋を借りる際に確認しておくと良いでしょう!
保証会社の審査内容とは?
保証会社の審査には、一般的に3日~1週間以内で早い時は1日で審査結果が出ることもあります。
審査時必要書類
・保証会社申込書
・身分証明書(運転免許証・健康保険証など)
・在籍証明書
・収入証明書(源泉徴収票・確定申告書など)
審査内容
・職種や雇用形態
・年収
・勤続年数
・過去家賃滞納履歴
・家賃と月収が見合っているか(月収の3分の1=家賃)
・本人確認、在籍確認(保証会社から電話にて確認)
審査時必要書類の未提出や本人確認が取れない場合は、その分審査が長引いたり最悪キャンセル扱いになってしまう場合もありますので、審査時必要書類の提出や審査中の電話や着信があった際の折り返しは、後回しにせず迅速に行いましょう!
保証会社のメリット・デメリットとは?
メリット
・連帯保証人不要の場合が多い
連帯保証人になってくれる人がいない、もしくは頼みづらいという方にとっては保証会社必須の物件が多いのはメリットと言えます!
・保証会社加入の場合、敷金が下がる?
家賃の保証をしてくれる保証会社によって、わざわざ敷金を預からなくても家賃保証してくれるという点から、敷金を預からないという物件もあります!
・審査が通りやすい
連帯保証人を立てれない人や、月々の収入が安定していない人でも物件を借りられる可能性がある。
デメリット
・初回保証料の他に月額、年間、更新料などの費用が掛かる
連帯保証人を立てられる物件であれば0円で済むところ、保証会社加入によって初回保証料などが掛かり、初期費用や月額費用が増えてしまいます。
・家賃滞納した後の引っ越しでは審査が通りづらくなってしまう
家賃滞納をしてしまうと、信用情報に傷がついてしまいクレジットカードと同様に審査が通りづらくなってしまいます。
やむを得ず家賃の支払いが遅れてしまうという場合は、事前に支払先へ連絡をし相談しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
連帯保証人がいる方にとっては、費用を払わなければならない保証会社の加入は嫌だと思う方もいるかと思います。
ですが、保証会社の加入が必須の物件に関しては、避けられないというのが事実です。
連帯保証人がいる・いないどちらであっても、物件によって入居することができない可能性があるので、お部屋探しをスムーズに行うために事前に不動産会社へ連帯保証人の有無を伝えておきましょう(*^^*)
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この記事を書いたライター

アブレイズ編集部
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