2022/05/13
賃貸物件を勝手にリフォームしてよいのか?
◆賃貸物件をリフォームやDIYしてよいのか?
賃貸物件に住んでいると、壁紙のクロスをおしゃれなアクセントクロスにしたり、キッチンやお風呂の水栓を使いやすいシングルレバータイプに交換したりとDIYやリフォームしたくなることがあるかもしれません。
一般的に、賃貸物件のリフォームや壁紙の交換などは借主の入居前にオーナーさんや貸主が行います。ですので、入居後に「この部分がもっとこうだったらいいのになぁ」というようなことはよくあるかと思います。
賃貸物件では勝手にリフォームやDIYをしても良いのでしょうか?本日はそんな賃貸物件のリフォーム事情についてお話していこうと思います。
◆賃貸物件を勝手にリフォームするのはNG!
上述のとおり、賃貸物件のDIYやリフォームを自分でしてしまいたいと思うことがあるかもしれません。
しかしながら、賃貸物件を勝手にリフォームしたり改造する行為は原則的には禁止されています。
なぜなら、賃貸物件はオーナーさんの持ち物であり、借主さんはあくまでもお部屋を借りているだけであって、お部屋を所有しているわけではないからです。
なので、お部屋をリフォームしたい、改造したいといった希望があるのであれば、あくまでもオーナーさんや貸主の承諾を得なければならないのです。
◆リフォームの承諾は取れるのか?
自分でリフォームやDIYをするためにオーナーや貸主の承諾を得るとして、すんなりと承諾をもらえるものなのでしょうか。
これは、まずは原状に復せるかどうか一つの判断基準になるかと思います。
原状に復すというのは簡単に言うと「元に戻す」ことを言います。
原則的に賃貸物件というのは退去するときに原状に復して明け渡さなければなりません。
例えばシャワーヘッドを交換するというように、簡単に元に戻すようなリフォーム(リフォームと言えないかもしれませんが・・・)であれば問題はないでしょうが、室内に壁を作って、1Kタイプのお部屋を2Kタイプに改造するといった簡単に元に戻せないようなリフォームはなかなか承諾が取れないと思っておいた方が良いでしょう。
◆ちょっとした模様替えなら大丈夫
お部屋の雰囲気を変えたいとして、例えばフローリングにラグやカーペットを敷くといったことであればもちろん問題はありませんし、床に敷くタイルシートなども販売されているので、そのようなものを使うことも良いでしょう。
また、壁面に貼り付けるようなリメイクシートと言ったものも発売されています。これはシートの裏面に糊が付いていて壁に貼り付けれるようになっている商品で、壁の雰囲気を一変させることができるほか、湿気に強いタイプのものなどもあるのでおすすめです。
最近は賃貸用の商品も数多く販売されていますので、簡単に元に戻すことを念頭に置いて色々と試してみるのも面白そうですね。
◆まとめ
お部屋をかっこよく、かわいく改造したいと思った時に忘れないでいて欲しいのが、「簡単に元に戻すことができるか?」が大きな判断基準になるということです。
簡単に戻せないようなリフォームやDIYをしてそのまま退去しようなんて話になると、現状を回復するための多額な費用を請求されてしまうようなことになってしまいます。
ですので、簡単に元に戻せるかを念頭に置いた上で、ちょっとしたことであっても管理会社に事前に確認を取るようにしましょう。
アブレイズ・コーポレーション東京駅本店では、ご内見時にお部屋のアレンジなどについてのご相談なども承っております。何かわからないことなどがあればお気軽にお声がけいただければとおもいます。
なお、退去時の精算については以前に記事にしていますので、以下のリンクよりご参照ください。
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この記事を書いたライター
アブレイズ編集部
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