【不動産豆知識㉗】賃貸で壁に画鋲を使用するのはOK？NG？

賃貸だけど、壁に絵や時計などを飾りたい！でも、壁に穴をあけてしまうと退去時に修繕費用を高く請求されてしまうかも…と思っている方は少ないかと思います。

今回は、壁に関する基本的ルールとや注意点などについてお話したいと思います(*‘ω‘ *)

画鋲の使用は可能？

2020年4月以前までは、画鋲の穴は入居者が負担する費用なのか、どの程度の穴であれば負担しなくて良いのか曖昧でした。

しかし、2020年4月1日の法改正より国土交通省の定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常消耗や経年劣化については原状回復義務を負わないとされています。

つまり通常の使用の範囲内であれば、原則として原状回復義務を負う必要はありません。

その中に、画鋲やピン程度の穴であれば一般的には通常の使用の範囲内とされております。

壁に何かを飾る際の注意点とは？

事前に契約書の確認をしましょう！

オーナーさんによっては、画鋲やピンでさえも壁に穴をあけることをNGとしている場合があります。

万が一契約書にその旨に記載があった場合、退去時にその修繕費用を請求されてしまう可能性もありますので、その旨の記載がないか必ず契約時に確認をしておきましょう！

「紛争防止条例（東京ルール）」にも記載がありますので、東京都内での賃貸に関してはそちらをご覧ください！

紛争防止条例については、下記ブログをご覧ください！

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【不動産豆知識⑭】賃貸住宅紛争防止条例（東京ルール）とは？

画鋲やピンの使用だけが壁に飾る方法ではない！

貼ってはがせる接着剤・粘着フック

貼ったりはがせたりと簡単にできる市販の接着剤を指します！

画鋲やピンでの壁の穴が気になるという方は、壁や絵を傷つける心配もいらず安心して使用ができます！

イーゼルや棚、テーブルを上手に活用

よく絵を描くときに使用される台座で、お部屋のインテリアにもなります！

壁に絵を飾るだけでなく、絵を置くというのもオシャレなポイントにもなるかもしれません！

まとめ

いかがでしたでしょうか？

オシャレな部屋にするために写真や絵を飾りたいけど、画鋲の使用が不可だと思っていた方も、改めて契約書を確認したらOKの記載があるかもしれません！

不安な方は一度、管理会社へ確認してみてください！

また、当社でもどんなご質問でも丁寧にお答えしますのでお気軽にお問い合わせください(*^^*)

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